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「そのバッグ、私も同じのを買ったの」持ち物も習い事も真似してくるママ友。新しい買い物を話すのをやめた結果

  • 2026.7.19

何でも同じになるママ友

子ども同士が同い年で、よく一緒に遊ぶママ友がいました。

気さくで話しやすく、私は自然と、自分の話をするようになっていました。公園でも、家に招いたときでも、会話が途切れることはありません。

きっかけは、ちょっとした世間話でした。新しく買った食洗機が、思いのほか便利だったのです。

「あの食洗機、本当に便利で。もう手放せないの」

「へえ、いいなあ。どこで買ったの?」

「駅前のお店だよ。置くだけで、全然ちがうの」

何気ない世間話のつもりでした。ところが数週間後、そのママの家に、まったく同じ食洗機が置かれていたのです。

「おすすめしてくれてありがとう!すごくいいね」

そのときは、役に立てたのかな、と思っただけでした。

そのバッグも、同じ色

けれど、それだけでは終わりませんでした。私が新しいバッグを持っていけば、翌週には同じバッグ。

気に入って選んだ水筒も、子どもに始めさせた習い事も、気づけば同じ。そのママの子も、同じ教室へ通うようになりました。

「そのバッグ、私も同じのを買ったの」

「色までおそろいにしちゃった。いいでしょ?」

うれしそうに見せてくる彼女に、悪気はありません。

それは、わかっています。だからこそ、何と言えばいいのか、分からなかったのです。

(自分で選んだはずのものが、少しずつ、自分だけのものじゃなくなっていく)

選ぶ楽しみを、そっと横から持っていかれる。あれこれ迷って、やっと決めたはずの一つ。それが、いつのまにか二人分になっている。責める言葉は、どこにも見つかりませんでした。

話すのをやめた日

ある日、私は決めました。新しく買ったものの話を、自分からはしないようにしよう、と。

悪口を言うわけでも、突き放すわけでもありません。ただ、真似される材料を差し出すのを、やめただけです。

「最近、何か新しいの買った?」

「うーん、特にないかな」

そう笑って返すだけで、驚くほど気持ちが軽くなりました。何を買ったか探られることも、翌週に同じものを見せられることもありません。

そういえば、と同じ悩みを抱えていた別のママが、静かにうなずきました。

「わかる。私も新しい話は、あまりしないようにしてるの」

自分の選んだものが、また自分だけのものに戻っていく。その手応えが、素直にうれしかったのです。

彼女とは今も、天気や子どもの話で笑い合います。関係を切ったわけではありません。ただ、私の買い物の話だけは、もうそこにはありません。それで、ちょうどいいのだと思います。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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