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「仲間に入りたいの、今度ランチしましょ」会話もないのに個人的に距離を詰めてきたママ友→やんわり線を引いた結果

  • 2026.7.19
「仲間に入りたいの、今度ランチしましょ」会話もないのに個人的に距離を詰めてきたママ友→やんわり線を引いた結果

保護者会の和やかな輪

娘が通う保育園で、同じクラスの保護者会に入りました。子ども同士が仲良しのメンバーが、自然と集まった小さな輪でした。

送り迎えのたびに、子どもの様子を報告し合うのが日課でした。

「今日、お砂場でずっと一緒だったみたいですよ」

「うちの子、最近あの子の話ばっかりで」

「今度みんなで、公園にでも行けたらいいですね」

誰かが仕切るでもなく、ゆるくつながっているだけ。

予定を無理に合わせることもなく、会えたときに少しだけ話す。私は、その気楽な距離感が心地よかったのです。

その輪に、役員のママが連絡係として加わっていました。行事の予定を回してくれる、ありがたい人です。

ただ私は、その人とまともに話したことが一度もありませんでした。名前と顔が、ようやく一致するくらいの間柄。

夜に届いた個人メッセージ

ある晩、その役員のママから、私だけに個人メッセージが届きました。グループ宛てではなく、一対一のメッセージです。

「仲間に入りたいの、今度ランチしましょ」

画面を見て、思わず指が止まりました。

「あなたたち、とっても仲が良くてうらやましくて。私も混ぜてほしいなぁ」

悪気はないのかもしれません。

でも、行事の連絡以外で言葉を交わした記憶が、まるでない相手です。廊下ですれ違えば会釈をする、その程度の間柄でした。

それが急に、二人きりのメッセージで距離を詰めてくる。文面はにこやかなのに、なぜか背筋が、ひやりとしました。

(まともに話したこともないのに、どうしてこんなに急に)

やんわり引いた一本の線

返信の指が、少しだけ迷いました。断りたい。でも、角は立てたくない。

「お気遣いありがとうございます。ただ、私は送り迎えのときにお話しするくらいが、ちょうどいいんです」

そう、はっきり書いて送りました。へりくだって「ぜひ今度」と社交辞令を返すのは、やめたのです。

後日、送り迎えで一緒になった別のママが、そっと声をかけてきました。

「実は私にも、同じような個人メッセージが来てたんです」

「私も、園でご挨拶するくらいで、ってお返ししました」

誰かが号令をかけたわけでもないのに、それぞれが自然と、節度ある距離を守っていました。

無理に取り込まれた人は、一人もいなかったのです。

それからその役員のママが、個人的に誘ってくることはなくなりました。行事の連絡は、今もきちんと回してくれます。それでいいのだと思います。

無理に誰かの輪へ押し入らなくても、送り迎えの立ち話は続いていきます。私は、自分のちょうどいい距離を、手放さずに済みました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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