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【三世代旅行】おじいちゃん、おばあちゃんとの旅がぐっとラクに。家族それぞれが楽しめる旅のつくり方|体験ルポ

  • 2026.7.12

親子三世代旅行って、計画を立てている時間がいちばん楽しいのかもしれません。

「おじいちゃん、おばあちゃんも喜んでくれそう」「子どもにも思い出をつくってあげたい」。そんなことを考えながら計画をたてる時間は、それだけでワクワクするもの。
ところが、帰ってくる頃には決まってぐったり。「また行きたいね」と笑っていたはずなのに、家に着くと「しばらく旅行はいいかな……」なんて思ってしまう。

その理由は、とても単純。
子どもと、おじいちゃん、おばあちゃんでは、旅のリズムが違うから

子どもは朝から晩まで遊びたい。おじいちゃん、おばあちゃんはゆっくり過ごし、夜は早く休みたい。食べたいものも、歩く速さもみんな違う。そのたびに、誰かがちょっとずつ我慢をする。間に挟まって娘であり母親である私が疲れる……という構図。

でも今回、その回避方法を見つけたかもしれません。家族旅行は、みんなが同じことをしなくてもいい。それぞれが好きな時間を過ごして、要所要所でまた集まる。そのほうが、みんなストレスフリー。

そんな旅の心地よい距離感を教えてくれたのが、広大な敷地を誇り、様々なおもてなしとアクティビティに富んだ「宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾート」です。その宿泊体験をレポートします。


クラブフロアが三世代旅行にフィットする理由

クラブフロア専用ラウンジでは、ティータイム(8:00~17:00、20:00~22:00)は、フルーツやスナック、ソフトドリンクに加え、アルコールも自由に楽しめます。夕暮れからのバータイム(17:00~20:00)には、アペタイザーも並び、お酒を片手にゆったりとした時間を過ごせます。

今回滞在したのは、「フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー」にあるワンランク上の客室カテゴリー「クラブフロア」。少し贅沢な選択ですが、三世代旅行にはぴったりだと思いました。

チェックインは36階のクラブフロア専用ラウンジで。おじいちゃん、おばあちゃんはソファで景色を眺めながらゆっくりできますし、子どもも目の届くラウンジ内なら安心。移動で疲れた身体をまずは少しゆるめられ、リフレッシュできます。

早速「日向夏」のクラフトビールを一杯。さわやかな酸味が広がります。

荷物を部屋に置いたら、またラウンジへ。ジュースやコーヒー、アルコールもあり、まずはひと息ついてこれからの予定をゆっくりと相談できます。

親世代は温泉に、我々家族は子どもとプール、というようにホテル内でバラバラに過ごした時の待ち合わせも「ラウンジに〇時ごろ集合ね」で十分。少しくらい時間が前後しても、目の前に広がる海を眺めながらお茶をしていれば、ストレスもありません。

子どもが夢中になれる場所がある、それだけで旅はラクになる

2026年4月にオープンしたばかりのキッズオアシス。6つのエリアでは大型遊具やターザンロープ、ブロックアート、ライブラリーコーナーなどが充実。お一人様 2時間550円

三世代旅行で意外と難しいのが、子どもも大人も楽しめる時間をつくること。特に子どもが飽きると「もう違うところに行く!」「ママー、ママー」と気が休まる暇がない……そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

でも、シーガイアではその心配がありません。

2026年4月にオープンした全天候型インドアパーク「KIDS OASIS」は、一歩入ると子どもたちが夢中になること間違いなし。広い空間とたっぷりとした遊具やおもちゃで、時間を忘れて遊べます。

インドアのため、暑さや雨を気にせず遊べるのもありがたい。子どもが夢中になって遊んでくれるから、おじいちゃんおばあちゃんに「お願いね」と子守りを頼めます。母親業を一旦脇に置いて、久しぶりの自分時間を満喫することも可能。これも三世代旅行の醍醐味です。

2026年7月18日にオープンする「スプラッシュエリア」。滝の中から滑り出すスリル満点の「パラレルスライダー」「ループスライダー」に加え、シーガイアカラーを基調にした新感覚の水遊び遊具「バブルヒル」も登場。思い切り体を動かして遊べる、多彩なアクティビティがそろっています。

滞在時はまだオープンしてませんでしたが、7月18日にはガーデンプール内に待望の「スプラッシュエリア」もオープン。エンドレスにスライダーを滑ったり、夢中で砂遊びができるサンドプールと行ったり来たりで、あっという間に時間が過ぎてしまいそうです。

「何を食べる?」問題も意外と大事

中国料理「藍海」で楽しめる。しまうら真鯛入り 海鮮塩麻婆豆腐。鯛のうまみが口に広がります。

三世代旅行で毎回悩むのが、食事です。

子どもは洋食、おじいちゃんは和食、おばあちゃんは「そんなにたくさんは食べられないわ」と、それぞれ好みも食べる量も違うもの。実の親なら娘に遠慮もなく、イラっとすることも。
その点、シーガイアは和食やイタリアン、中国料理、鉄板焼きなどレストランの選択肢が豊富なので、その時の気分でいろいろなチョイスができるのが強み。

ソースにマンゴーが入った、爽やかな海老のマヨネーズソース藍海スタイルや、なめらかでとろけるような食感が魅力、佐土原ナスの香味揚げもぜひ味わって。

42階の高層階に洗練された空間が広がるイタリアンレストラン「Ristrante ARCO」。彩り豊かな「前菜の盛り合わせ」、きめ細かな肉質とジューシーなうまみが魅力。宮崎牛のおいしさを贅沢に味わる「ビステッカ」もぜひ味わいたい一皿。

宮崎牛や佐土原ナスなど、その土地ならではの味を大人は楽しみ、子どもは食べ慣れたメニューを選べる。誰かが我慢しなくていいのは、三世代旅行では思っている以上に大切なポイントだと思います。

なかでも毎朝楽しみだったのが「パインテラス」の朝食ビュッフェです。

好きな具材を選ぶと、その場でふんわりと握ってくれるできたてのおにぎり。ほかほかのご飯は一粒一粒が立ち、お米本来の甘みとうまみを存分に味わえます。

昨夜食べ過ぎた胃を労わって、朝はサラダをメインに。ご当地ラーメンの「辛麺」は人気店からスープを取り寄せているほどのこだわりっぷり。

宮崎の郷土料理はもちろん、目の前でにぎってくれるおにぎりや卵料理、子どもが喜ぶキッズコーナーにはソフトクリームマシーンもあり、その種類の多さに思わず目移りしてしまいます
一度ではとても食べきれず、「明日はあれを食べよう」と、毎日リピートしたくなるラインナップ。一日の始まりが少し楽しみになる朝食でした。

旅の満足度を左右する、部屋選びの大切さ

三世代旅行は、一緒に泊まる部屋選びも悩みどころです。
せっかくだから同じ部屋で過ごしたい気持ちはあるものの、小さな子どもがいると夜泣きが気になりますし、おじいちゃん、おばあちゃんには早めに休んでもらいたい。そんなときはツインルームを別々に
「やっぱりみんなで過ごしたい」という家族にはファミリールームという選択肢もあります。ツインルームしかないホテルも多い中。大人数で泊まれる部屋があるのは嬉しいところ。

さらに、いとこ同士や愛犬も一緒の旅行ならコンドミニアムやコテージも選べます。家族の人数や旅のスタイルに合わせて様々な選択肢があるのも、シーガイアの懐の深さです。

何度訪れても新しい発見がある、充実のアクティビティ

ホテル内には、一泊では遊び尽くせないほど多彩なアクティビティがそろっています。子どもたちに人気のゴーカートは、いざ乗ってみるとパパのほうが夢中になってしまうこともあるのだとか。黒松林や海辺をのんびり巡る乗馬体験をはじめ、世界のトッププロも認める名門ゴルフコースでのプレーや、ゴルフアカデミーで本格的なレッスンを受けることもできます。

私が心を引かれたのが、埴輪づくり体験。今回は時間がなく断念しましたが、「次に来たら絶対にやろう」と、旅の途中で次の楽しみができました。

遊びも、温泉も、スパも、アクティビティも、一度の滞在ではとても体験しきれません。「次はあれをやってみよう」。そんな楽しみが残ることも、シーガイアに何度でも足を運びたくなる理由なのでしょう。リピーターが多いというのも納得。

家族みんなにちょうどいい、3つの温泉という贅沢

名湯「松泉宮」の露天風呂は、黒松林に抱かれた癒やしの空間。自律神経を整えるといわれるフィトンチッドに包まれながら、心も体もゆったりと過ごせます。熱すぎず、ぬるすぎず、絶妙なお湯加減。

たっぷり遊んだ一日の締めくくりは、やっぱり温泉です。

2026年8月、シーガイアが誇る温泉施設「松泉宮」に、新浴棟「満月」がオープン。「月読」「新月」と合わせて、その日の気分で湯めぐりを楽しめるのもこのリゾートならでは。地下1000m、約1000万年前の地層から湧き出す天然温泉は、やわらかな湯ざわりで、湯上がり後も体の芯までぽかぽか。たっぷり遊んだ一日の疲れを、ゆっくりと癒やしてくれます。

2026年8月にオープンする新浴棟「満月」。開放的な露天風呂が特徴的。

小さな子ども連れなら、貸切温泉「離れ湯」がおすすめ。クラブフロア宿泊者は無料です。周りを気にせず家族だけでゆっくり湯船に浸かれるので、三世代旅行でも気兼ねなく温泉時間を楽しめます。

たまには母親業をオフ。家庭平和は、そこから始まる

まずはフレッシュハーブとスクラブで足をトリートメント。ホテル内のショップではバンヤンツリーオリジナルのアイテムを購入できます。

私は久しぶりのひとり時間を満喫

昼は「バンヤンツリー・スパ」へ。「ディープ・ティシュー」は、腕を使う深い圧で全身をじっくりほぐしてくれる極上のトリートメント。ガチガチの肩と腰がゆるみ、だいぶ楽になりました。施術後、お茶をいただきながらくつろぐ時間までが至福です。

夜は雰囲気のいい「KUROBAR」へ。久しぶりにゆっくりグラスを傾け、旬の宮崎マンゴーを贅沢に使ったカクテルをひと口。「こんな幸せな時間があれば、いつも家を散らかしっぱなしの夫へのイライラも溶けていきそう」と思わず。

旅は、母が少しだけ母親業をお休みできる時間でもあります。たまにはそんな時間があるほうが、きっと家庭は平和です。

旅が終わったあとも続く、小さなサプライズ

そして今回の滞在で、いちばん心をつかまれたのが、風待ちテラスの奥にある宿泊者専用の「レタールーム」。ここで、備え付けの絵はがきにメッセージを書いてルーム内のポストへ投函すると、ホテルが切手代を負担して届けてくれます。

旅先から手紙を送るなんて、いつの間にかしなくなっていました。スマートフォンなら写真もメッセージも一瞬で届く時代ですが、はがきを前にすると、不思議と言葉を選びたくなります。「いつもありがとう」という面と向かっては照れくさい一言も、手紙なら素直に書けるから不思議です。

旅から帰り、いつもの毎日が始まった頃に届く一枚の絵はがき。一緒に旅したおじいちゃん、おばあちゃんへ送れば旅の思い出がよみがえります。

レタールームには、「ママ、旅行に連れてきてくれてありがとう」と子どもが書いた絵はがきも飾られていました。こんな一枚が届いたら、きっと泣いてしまう。そう思いました。

選択肢が多いホテルこそ、三世代旅行の最適解

三世代旅行は「みんなでずっと一緒」が正解ではないということ。移動はできるだけ少なく、ホテルの中でそれぞれが心地よく過ごせることが、旅を成功させる秘訣だと思いました。子どもは遊び、おじいちゃん、おばあちゃんはのんびり過ごし、大人は少しだけ自分の時間を持つ。そして夕方、「今日は楽しかったね」と同じテーブルを囲めば、それだけで十分。

次に家族旅行を計画するときは、「みんなで何をする?」ではなく、「みんなが心地よく過ごせる場所はどこだろう?」から選びたい。そんな旅なら、大人も子どもも、おじいちゃん、おばあちゃんも、もっと笑顔になれる気がしています。

フェニックス・シーガイア・リゾート

〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山
電話番号:0985‐21-1111(代表)
チェックイン:14時 チェックアウト:11時(クラブフロアは12時)
アクセス:宮崎空港より直行バスで25分(土日のみ運行)、宮崎港より車で約15分、宮崎駅より無料送迎バスで約30分(1日2便)


※本記事は宿泊提供を受けて取材したものです。

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