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まとめ髪の定番、バンスクリップのヘアアレンジを洗練させる方法をプロが伝授

  • 2026.7.10
PG/Bauer-Griffin / Getty Images

すべてのバッグの中、デスクの引き出し、そして洗面台のキャビネット。もしあなたも私と同じなら、いたるところに予備のヘアクリップ=バンスクリップを忍ばせているのではないだろうか。急な雨に降られたとき、ピラティスの前にヘアゴムを忘れたことに気づいたとき、あるいはオフィスで仕事に集中したくて髪をまとめたいとき。これほど簡単で、すばやく髪をまとめられるアイテムはほかにない。

しかし、現在の優秀なヘアクリップたちは、もはや手抜きのまとめ髪や間に合わせのねじりヘアのためだけの物ではない。ヘアスタイリストであり、サロンオーナー、そしてSRI Labsのコンサルタントも務めるジェシカ・スモールは、バンスクリップを「ヘアルーティンの中で最も過小評価されているツール」と呼ぶ。

「多くの人はバンスクリップを『髪にかける時間がないときの選択肢』と考えがちですが、私はむしろ逆だと思います。ほんの数秒でルックを格上げし、手間をまったくかけずに、アップヘアならではの洗練された雰囲気を演出してくれるからです」と彼女は語る。

うれしいことに、近年のクリップはストレートの細髪から毛量の多いくせ毛まで、あらゆる髪質やテクスチャーに合うよう、数え切れないほどのサイズ、形状、仕上げのものが登場している。そして特別なテクニックをほとんど必要としないため、初心者にも驚くほど優しい。「完璧なテクニックがなくても、計算されたスタイルに見せることができる。ヘアアレンジが苦手という人にとって、これほど自信を与えてくれるツールはない」

この万能なヘアアクセサリーを最大限に活用するために、ジェシカが提案するお気に入りの7つのスタイルと、それを自宅で再現するためのコツをご紹介。

タイトなねじりヘア

Marc Piasecki / Getty Images

定番の無造作なねじりヘアではなく、ベラ・ハディッドが見せたような、よりタイトでスマートなバージョンをジェシカは提案する。作り方はシンプルだ。髪をうなじのあたりでひとつにまとめ、頭頂部の高い位置でミディアムサイズのバンスクリップで固定する。

「さらに洗練された印象に仕上げるなら、まずフロント部分の髪にストレートアイロンを通してなめらかにしておくといいでしょう」とジェシカ。仕上げにヘアスプレーやジェルをなじませ、猪毛のブラシで浮き毛を抑えれば完成。

無造作なお団子へア

Raimonda Kulikauskiene / Getty Images

髪を低めの位置でゆるくお団子状にまとめ、ヘアゴムの代わりにクリップで固定するスタイル。「これがわずか10秒でできると知ると、みんなびっくりするんです」とジェシカ。「このスタイルは、うねりや広がりがない状態のほうが美しく仕上がります。なので、あらかじめブローをして髪をなめらかに整えてからお団子を作るのがおすすめ」

変形ポニー

Rachpoot/Bauer-Griffin / Getty Images

ヘイリー・ビーバーにインスパイアされたこのスタイルは、低めのポニーテールを作り、毛束の一部を巻き付けた後、毛先を中に隠して留めるのではなく、小さめのクリップでピン留めするものだ。
「ディナーやデートの際、全体のスタイルを大きく変えることなく、ベーシックなポニーテールを華やかにアップデートできるいい方法ですよ」(ジェシカ)。

低めのループヘア

PG/Bauer-Griffin / Getty Images

うなじの低い位置で髪をまとめ、くるりと一巻きして輪っかを作り、大きめのクリップで固定する。

「少し崩れていて左右非対称なため、一般的なお団子ヘアよりもファッション誌のシューティングのヘアのようなしゃれ感が漂うんです」とジェシカは解説。
「作る前に、ドライヤーのディフューザーを使ってラフに乾かし、あらかじめ髪に独特のテクスチャーを出しておくといいでしょう」

横に流したツイストヘア

Edward Berthelot / Getty Images

すべての髪を片側に寄せ、ゆるくねじって耳の上あたりでクリップで留めるスタイル。

「イベントの際に使える、お気に入りのルックです。正面からの写真映えが素晴らしく、イヤリングやストラップレスのドレスを引き立ててくれます」とジェシカ。「このスタイルの場合、ねじる髪をしっかりとホールドさせる必要があるため、ほぼ毎回、根元にボリュームを出すフルブローから始めるようにしていますね」

王道ハーフアップ

Jeremy Moeller / Getty Images

髪をかき集めて後ろでまとめるのではなく、トップのセクションだけをシンプルに後ろでクリップ留めし、残りの髪は完全に下ろしたままにする。

「アップヘアのスタイル感は欲しいけれど、髪を完全に上げてしまうのには抵抗がある、という人に最適。さりげないアレンジですが、ヘアスタイル全体のシルエットをガラリと変えてくれます」

ねじりハーフアップ

Jeremy Moeller / Getty Images

顔周りの細い毛束を2つ後ろに向かってねじり、中央で小さなクリップで合わせ、残りの髪はそのまま下ろしておくスタイル。

「風の強い日でも髪が顔にかかるのを防ぎつつ、きちんと手入れされている印象を与えられるのが魅力。下ろした髪に柔らかな動きを出したいときは、あらかじめいくつかの毛束にコテを使っておくといいでしょう」

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