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コロナ禍で手を繋ぎたいけど繋げない… 子どもたちの素敵なアイデアとは? ユーモアたっぷりなエムモト家の3兄妹【著者インタビュー】

  • 2026.7.9

【漫画】本編を読む

「子どもがいる生活って最高に楽しいな」そう思わせてくれるのが、『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』や『夫婦レベル1、親レベル0』(KADOKAWA)をはじめとするコミックエッセイシリーズを描いているえむふじんだ。ツッコミかつ天然ボケの母、常識人だけど時々幼くなる父、ゲーム好きで斜に構えた長男、真面目だけど思い込みが激しい長女。そして、独特の視点が可愛らしくもちょっぴり生意気な末娘・えむみの破壊力ったらない。

――本シリーズでは、5人家族のエムモト家のにぎやかな日常に思わず笑わされてしまいます。本当にユーモアにあふれた子どもたちですよね。たとえば、妹2人のお兄ちゃんであるえむおさん。妹たちに勉強を教えたり、末娘えむみさんと一緒にお料理し(てその手柄を譲ってあげ)たり、ひとりで帰る長女えむこさんを心配するお兄ちゃんエピソードがあったり、また、自分が拾った必勝キーホルダー(?)を妹に「継承した」として渡したりするなど、面白い言動もみられます。えむおさんの印象深いエピソードはありますか。

えむふじん:3巻目のえむみの勉強を手伝っているシーンで、「僕はお兄ちゃんが欲しかった」と話すところです。もちろん、えむおは長男なのでお兄ちゃんはできません。だからこそ、「自分が欲しかったお兄ちゃんになりたい」と話すところは成長を感じてとても印象に残っています。

――真ん中の長女えむこさんの姿も印象的です。末娘えむみさんとのエピソードも多く、面倒見の良さが感じられたり、またお兄さんが甘口カレーに赤唐辛子やブラックペッパー、ナツメグが入っているスパイスをかけるのを「スパイス中毒になっている」と心配して止めたりするしっかりさんな様子にも微笑まされます。それでいて、図書館の本の返し遅れで「ブラックリストに載ってしまう!」と心配するところなども可愛らしくて、ついクスッと笑わされてしまいました。えむこさんについての印象深いエピソードも教えてください。

えむふじん:やはり2巻の、コロナ禍にお友だちと遠近法を使って、手をつないでいるように見える写真を撮ったエピソードでしょうか。確か当時のTwitterで2000万回くらいだったと思うのですが、とても多くの人に読まれたエピソードでした。友だちと手をつなぎたいけどつなげない、その中で小学生の彼女たちが考えたアイデアが私も素敵だなと思いました。

――エムモト家の子どもたちはみんな面白いですよね。末娘のえむみさんは、爽やかな風を「ハグキかわくくらいええ風やね」と表現したり、「カミさまってひとつのじんじゃに1ぴきだけ?」と聞いてきたり、発想や言い回しがとても独特で洒落っ気があります。えむみさんは1巻時は小学生でしたが、幼い頃からその片鱗はあったのでしょうか。他のごきょうだいも含めて、どうしたらそんなユーモアたっぷりなお子さんになるのでしょうか。

えむふじん:えむみは生まれた時から人を楽しませることが好きな子だったので、小さい頃からあんな調子でした。おそらく生まれ持った性格なんじゃないかなって思います。子どもたちは3人とも人の「楽しい」が自分も楽しい、につながってるんだと思います。家族が楽しいと、みんなが楽しいです。

取材・文=アサトーミナミ

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