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ハリー王子とエルトン・ジョンが敗訴 デイリー・メール裁判、7人全員が敗れ巨額費用も負担へ

  • 2026.7.8

ハリー王子、エルトン・ジョンら計7人が「デイリー・メール」と「メール・オン・サンデー」の発行元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズを訴えていた訴訟で、英国の高等裁判所は2026年7月7日、原告側の全97件の請求を棄却する判決を下した。英メディアをめぐる大型裁判は、原告側の完全敗訴という形で幕を閉じた。(フロントロウ編集部)

11週間の裁判、最大5,000万ポンド規模の費用負担も

今回の訴訟は、アソシエイテッド・ニュースペーパーズによる不法な情報収集があったと主張した複数の著名人が、2022年に共同で起こしたもの。原告はハリー王子のほか、エルトン・ジョン、夫のデヴィッド・ファーニッシュ、俳優のエリザベス・ハーレーとセイディー・フロスト、人権活動家のドリーン・ローレンス、元政治家のサイモン・ヒューズ卿の計7人。

11週間に及んだ裁判の結果、原告側は最大5,000万ポンド(約98億円)規模の訴訟費用を負担する可能性があると報じられている。判決を下したマシュー・ニックリン判事は「疑念だけでは不正行為の立証には足りない」として、全97件の請求を棄却。英国では敗訴した側が相手の弁護士費用も負担する原則があり、ハリー王子らは自らの訴訟費用に加え、アソシエイテッド・ニュースペーパーズ側の訴訟費用の一部も支払う可能性がある。

アソシエイテッド・ニュースペーパーズ側は「勝利」と声明

アソシエイテッド・ニュースペーパーズは判決を受け「デイリー・メールのジャーナリズムにとって大きな勝利であり、正当性が認められた」とする声明を発表。

ハリー王子は過去にニュース・グループ・ニュースペーパーズ(『ザ・サン』の発行元)との別訴訟で和解しており、メディア企業との法廷闘争を象徴的に進めてきた。だが今回の全面敗訴は、彼のメディア戦略に大きな影を落とすこととなった。

以前フロントロウでもお伝えしたとおり、ハリー王子はメーガン妃と子どもたちを同伴せずに訪英しており、今回の判決が今後の王室との関係にどう影響するかにも注目が集まる。

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