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東大生を育てたおかん(4)小5で「選挙公報」熱弁 小学生時代から見せていた知的好奇心

  • 2026.7.3
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東大へと子供を送り出した保護者へのインタビューから、これからの時代の子育てのヒントを探る全10回の特別連載。フルタイム勤務で3人の子供を育ててきた「しらたまさん」の長男は、東京大学へ推薦入試で見事合格を果たしました。連載第4回となる今回は、長男が小学生のころからすでに片鱗を見せていたという「世の中への高い関心」や、独自のコミュニケーション能力について紐解いていきます。

「選挙公報」を熟読 候補者について語る少年

小さいときから、旅行に行けば「何時何分、どこ到着」とスケジュールをメモし、文字やデータに強い関心を持っていたというしらたまさんの長男。小学校高学年ごろには、その知的好奇心はさらに広がり、ほかの小学生とは違った一面を見せるようになったそうです。

しらたまさん:「長男が小学校高学年のころ、近所の同級生の家によく遊びに行っていたのですが、そこのお母さんから後日、『長男くんと選挙公報を見ながら、候補者についてしばらく語っちゃったよ!』と言われたことがあったんです。普段からよくニュースを見ていて、当時から政治や選挙など、世の中で起こっていることにすごく関心が高い子ではありましたが、さすがに驚きました」

小学生にして、「選挙公報」を大人と対等に語り合う少年。このころから培われていた社会への鋭い視線や情報収集能力が、のちに高校生で「日経STOCKリーグ(金融・経済学習コンテスト)」の日本一に輝き、東大の推薦合格を勝ち取る大きな土壌になっていたのかもしれません。

「ママ友作りが苦手な私」を救ってくれた高いコミュ力

さらに、長男のこの「大人びた関心」は、フルタイム勤務で3人を育てていた多忙なしらたまさんを、意外な形で助けることになります。

しらたまさん:「実は、私自身はママ友を作るのがあまり得意なタイプではないんです。でも、長男がそんな私の代わりに(?)近所のお母さんたちと積極的にコミュニケーションを取って、良好な関係を築いてくれていました。手がかからないどころか、私よりもしっかりしていたかもしれませんね」

こうあるべき、という枠にはめない子育て

ママ友付き合いが苦手で尻込みしていたしらたまさんを横目に、自分の好きなことを武器にして、無理なく大人たちとの関係を築いてしまった長男。しらたまさんが「こうあるべき」という枠にはめずに子育てしてきたからこそ、物おじせず、大人たちの懐に飛び込んでいくことができたのではないでしょうか。

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ライターコメント

「私はママ友作りが苦手だったけれど、息子が代わりに付き合ってくれた」というしらたまさんのお話に、肩の力が抜けるというお母さんは多いのではないでしょうか。子供を自分の理想の枠に押し込めず、その子が持つユニークな個性をそのまま面白がる。そんなしらたまさんの大らかな姿勢があったからこそ、物おじせず、自分の力で周囲と繋がりながら、のびのびと東大への道を切り拓いていけたのだと感じます。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

東大生を育てたおかん

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