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「うるさい、ゲームの邪魔だ」子育てを放り出しSNSで妻を中傷した夫。だが、妻が見せた分厚いファイルの中身に頭を下げたワケ

  • 2026.7.4

ゲームに奪われた夫

結婚して数年が過ぎた頃、夫はオンラインゲームにのめり込んでいった。

休みの日も、仕事から帰った夜も、画面の前から動かない。

子育ても家のことも、いつの間にか私一人の役目になっていた。

まだ幼かった子どもと、私はリビングで積み木を並べて遊んでいた。ただそれだけのことだった。

「うるさい、ゲームの邪魔だ」

夫は振り返りもせず、そう吐き捨てた。

我が子の笑い声さえ、夫には雑音でしかなかったのだ。

仕方なく、私は子どもを連れて公園へ出かけた。実家や義実家に顔を出す日も増えた。家にいても、居場所がなかったからだ。

それなのに、帰ってくると夫は決まって不機嫌だった。

「家のことも俺のことも放ったらかしだろ」

ゲームに逃げ込んでいるのは夫のほうなのに、責められるのはいつも私だった。

知人が教えてくれた投稿

そんな毎日に慣れかけていた頃、古い知人から一本の連絡が入った。

「これ、あなたのことだよね?」

送られてきたのは、夫がSNSに書き込んだ文章だった。

そこには私の実名が並び、家庭を顧みない冷たい妻だと、被害者を装って綴られていた。

「家庭を捨てた嫁のせいで、俺は限界だ」

指先が冷たくなった。

家の中で私を追い出しておきながら、外では自分が犠牲者のふりをしていたのだ。

私はもう、感情で言い返すのをやめた。その代わり、投稿を一つずつ保存し、日付とともに紙に印刷して綴じていった。

夫の暴言も、家計の記録も、すべて書面に残した。

義実家にも相談した。義父母は息子を呼び、厳しく叱ってくれた。それでも夫は「大げさだ」と鼻で笑うだけで、何一つ変わらなかった。

綴じた証拠を前に

ある日、私は分厚いファイルをテーブルに置いた。

ゲーム漬けの生活も、暴言も、SNSの中傷も、すべてがそこに収まっていた。

「これを全部持って、離婚します」

夫の顔から、いつもの余裕が消えた。ページをめくる手を止め、言葉を探すように口を開きかけて、そのまま黙り込む。

最後には、目を逸らしてうつむいた。

その場には義父母もいた。証拠に目を通した義母が、深く頭を下げた。

「うちの息子が、本当に申し訳なかった」

義父も「こいつはこっちで引き取る」と静かに言った。実の親が、我が子のモラハラを認めた瞬間だった。

離婚は、驚くほどすんなり進んだ。物証がそろっていたから、夫は何も言い返せなかった。義実家が夫を引き取ってくれたおかげで、後を引くこともなかった。

家を出た日、空が広く見えた。もう誰にも、私の居場所は奪わせない。あれだけ大きな顔をしていた夫が、今は親元で小さくなっていると聞く。私は、やっと自分の人生を取り戻した。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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