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次期英国首相の大本命、アンディ・バーナムの妻マリー=フランスの意外な過去と25年の絆

  • 2026.7.2
OLI SCARFF

アンディ・バーナムが英国の次期首相になる可能性が濃厚となった今、世間の関心は彼のランニングパンツから、ダウニング街で彼とともに働く可能性のある女性に向けられています。それは、25年以上連れ添ったアンディの妻で優れた能力を持つ、マリー=フランス・ファン・ヒール。オランダ生まれでマーケティングの専門家である彼女は、個人的なことをあまり公表しない人で、インスタグラムのアカウントも持っていませんが、これまでに知られていることをご紹介します。

マリー=フランス・ファン・ヒールとは?

マーケティングで培ったキャリア

1970年1月生まれのマリー=フランス・ファン・ヒールは、オランダとベルギーで育ち、その後イギリスに移住してケンブリッジ大学に進学しました。マーケティングやブランド戦略の分野で長年活躍し、スカイ社などで働いた他、BBC、イングランドラグビー、そして夫の選挙キャンペーンのロゴ制作にも携わるなど、ロゴデザインのスキルも持っています。ブランドコンサルティング会社Heavenlyで最高戦略責任者を務めた後、「持続可能性とグリーン経済への情熱を追求する」ために退職。現在は、電気自動車充電会社Be.EVの最高顧客責任者を務めています。

慈善活動に熱心で3ヶ国語を操る

フランキーの愛称で知られるマリー=フランスは、環境保護活動に加え、慈善活動にも深く関わってきました。以前はマリー・キュリー財団、小児専門病院であるグレート・オーモンド・ストリート病院、アルツハイマー病協会などで活動し、現在はNGO、プラン・インターナショナルUKの理事を務めています。「理事を務めることは本当に光栄です」とマリー=フランスは言います。「子どもたちや女の子たちの声が届き、彼らが議論をリードする力を与えられる必要性は、かつてないほど高まっています。私は彼らが主役になれるよう、力になりたいと思っています」

JUSTIN TALLIS

プラン・インターナショナルUKのウェブサイトにある彼女のプロフィールを見ると、マリー=フランスは3カ国語を話せると書いてあります。ほら、やっぱりすごい人でしょう?

健康を守るためのある決断

2010年、マリー=フランスは遺伝子検査を受け、乳がんのリスクが高いことが判明したことから、両側乳房切除手術を受けました。姉のクレアが39歳で乳がんによって亡くなった後のことでした。その後、マリー=フランスは英国がん研究基金が主催する大規模な参加型イベント、「レース・フォー・ライフ」に複数回参加しています。

また、以前はX(旧Twitter)やLinkedInでかなり活発に活動していましたが、近年はすべてのソーシャルメディアアカウントを削除しています。

アンディ・バーナムとマリー=フランス・ファン・ヒールの出会いは?

「大学で一番クールな女の子」

アンディ・バーナムは、後に妻となるこの女性とケンブリッジ大学在学中に出会いました。家族の中で初めて大学に進学したアンディは、当時、英文学の学位取得を目指す2年生。ふたりは同じ誕生月とマンチェスターの音楽シーンへの愛という共通点によって親しくなり、すぐに交際をスタート。アンディを教えていた教授は、マリー=フランスを「大学で一番クールな女の子」と評しており、ふたりが付き合い始めた時は「驚きと同時に、アンディに宝くじが当たったような気分だった」と語っています。

恋愛バラエティに出演していた意外な過去

交際初期にマリー=フランスは、ITVの有名なバラエティ番組『ブラインド・デート』(そう、シラ・ブラックが司会をしていたあの番組です)に出演してもいいか、とアンディに尋ねたそう。後にマリー=フランスは、これは恋人を探すためではなく、知名度を上げてキャリアアップを図るためだったのだ、と告白しています。ちなみに、番組で出会った相手とはあまりうまくいきませんでした。マリー=フランスは「サリー出身のウィル」とマッチングされ、ウィルは「フランキー」と「気難しい(cranky)」で韻を踏ませた詩を作り、デート後には彼女を「冷たい女」と呼びました。マリー=フランスは結局、ウィルに枕を投げつけ(当然です)、「くたばれ」と罵ったとのこと。

Anthony Devlin

アンディとマリー=フランスはどんな夫婦?

息子ジミーの誕生を機に結婚

サリー出身のウィルがライバルにならなかったため、マリー=フランスとアンディは交際を続け、2000年3月に息子ジミーが誕生、その6か月後に結婚しました。アンディは、第一子の誕生が結婚を決意する大きなきっかけになったと語り、「抽象的な意味では、両親が結婚している家庭で子どもを育てる方が良いと思う」とコメントしています。彼は結婚観に関してはかなり「古風」だが、「ある程度まで」だと述べ、「長男のジミーが結婚式に出席してくれたことは認めざるを得ない」とつけ加えました。

結婚後まもなく、アンディとマリー=フランスがマンチェスターに引っ越したのは、当時アンディが同地の国会議員だったから。数年後、2人の娘、ロージーとアニーが生まれ、保護犬のビション・フリーゼ、アクセルも加わりました。家族はアンディ曰く「とても仲が良い」のだとか。

2017年5月、アンディ・バーナム氏(中央)が、息子のジミー(左)、妻のマリー=フランス(左から2番目)、娘のロージー(左から3番目)、娘のアニー(右から4番目)と共に、グレーター・マンチェスター市長選挙での勝利を祝う。 Anthony Devlin / Getty Images

根拠のない疑惑には毅然と反論

アンディは妻との夫婦関係について多くを語ってきませんでしたが、マリー=フランスが両側乳房切除手術を受けた際、『デイリー・ミラー』紙にこう語っています。「この決断は、不安の雲が晴れたという意味で、憂鬱というより解放感をもたらしました。彼女が手術を受けたのは、乳がんが姉や母親にもたらした悲惨な状況を目の当たりにしていたからです。私たちは、起こり得たことを誰よりもよく知っており、そこから脱する方法を見つけなければなりませんでした」

また、アンディは以前、自身と妻に向けられた批判、特にマリー=フランスの財政状況が(当時アンディが市長を務めていた)マンチェスター市のクリーンエアゾーン計画と関係しているという疑惑について発言しています。「妻についてなされた主張の中には、率直に言って恥ずべきものがあります」「私は事実を明らかにしたので、もうこれ以上はやめていただきたい」

互いに尊重し合い、公私ともに確かな絆で結ばれたふたり。公人としての夫を支えながら、自身のキャリアや情熱も追求し続けるマリー=フランスの姿は、まさに現代を生きるリーダーのパートナー像といえるでしょう。これからのふたりの歩みと、その影響力に注目です。

From : Good Housekeeping
Translation : Mayuko Akimoto

※この翻訳は、抄訳です。
※この記事は、2026年7月2日時点のものです。

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