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「日本代表は模範だが、アジア勢は惨憺たるW杯…韓国が最も失望、AFCも責任あり」英紙指摘

  • 2026.7.1

出場国数が過去最多となる48チームに増えた今大会のワールドカップ。

日本代表を含めてアジア勢は9チームが出場したが、結果は芳しくないものになっている。

決勝トーナメントに進んだのは、日本とオーストラリアだけ。日本はラウンド32でブラジルに敗れたため、残りはオーストラリアのみとなった(エジプトと対戦)。

そうしたなか、英紙『Guardian』は、「日本は模範となる存在ではあるが、アジアにとっては惨憺たるワールドカップ。イランは不当な扱いを受けたが、サウジアラビアと韓国はもっといい結果を出すべきだった」と伝えていた。

「一時は日本がブラジルを破るというアジアにとってワールドカップ史上最大の快挙が実現するかのように思えた。

エネルギー、テクニック、そして気迫に満ちた日本は、南米の強豪を相手に優位に立ち、新たな時代の幕開けを予感させた。

しかし、後半は状況が一変。運動量を維持できず、守備ラインを下げすぎたサムライブルーは逆転負けを喫した。

アジア勢にとって、今大会は惨憺たるものになっている。出場9チーム中7チームが、最も勝ち上がりやすいとされるこの大会形式においてグループステージで敗退。

とはいえ、実際には2チームではなく3チームと数えるべきだろう。イランには『免罪符』が与えられるべきだからだ。

彼らはあらゆる障害に直面しながらも、決勝トーナメント進出まであと一歩というところまで迫ったのだから。もし2月にアメリカとイスラエルによる攻撃を受けていなければ、準備はもっと普段通りに行えたはずだ」

「韓国は、本来なら勝ち抜けているべきだっただけに、最も期待を裏切る結果となった。

チェコとの初戦での勝利は明るい兆しだったが、続くメキシコ戦と南アフリカ戦では、ひどく消極的なプレーに終始。ホン・ミョンボ監督は、前例がないほどの批判を浴びて辞任したが、そこには他の要因も絡んでいる。

アジアサッカー連盟も責任の一端を負う必要がある。

AFCチャンピオンズリーグは度重なる変更に翻弄され、大国、特に準々決勝以降の試合をホストするサウジアラビアに有利な仕組みになっている。

ワールドカップ予選(プレーオフ)においても、サウジアラビアとカタールは、ホームの利と有利な日程の恩恵を受けた。

こうした助けがなければ本大会に出場できていなかった可能性があり、結果として、その方がすべての関係者にとってよかったのかもしれない。

議論すべきことが山積しているが、残された時間は多くない。来年1月にはサウジアラビアでのアジアカップが控えており、新たなサイクルが始まるからだ。

他国にとっては一息ついて、日本に倣って長期的な視点で物事を考える機会になりえる。もしそうすれば、彼らも日本に続き、将来的に決勝トーナメントへ進出できるかもしれない」

韓国はグループステージ敗退となった後、国内で激しい批判が起きている。

ただ、近年サウジアラビアとカタールが力を強めているアジアサッカー連盟にも問題があると同紙は見ているようだ。

昨年10月に行われたワールドカップアジア最終予選プレーオフは、サウジとカタールで行われ、その両国が出場権を掴んだ。

また、アジア最強クラブを決めるACLエリートも近年は準々決勝以降がサウジで一斉開催されてきた。さらに、アジアカップも2023年大会がカタール、2027年大会はサウジで行われる。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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