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「この前ね彼の家にネックレス忘れたの、会う口実にするから」恋バナで惚気た後輩。だが、後輩が付き合っていた相手に絶句

  • 2026.7.4

カラオケの恋バナで出た一言

学生時代、バイト先の先輩と付き合っていました。

職場で噂になるのが嫌で、交際はお互いの秘密にしていたのです。

ある夜、仲のいい後輩二人とご飯を食べてカラオケに流れました。

マイクそっちのけで盛り上がったのは、よくある恋バナです。

「最近、好きな人とどこまでいった?」と一人がふざけて聞きました。

すると、もう一人の後輩が頬を赤くしてもじもじし始めたのです。

「この前ね彼の家にネックレス忘れたの、会う口実にするから」

キスをした相手の部屋に、わざとアクセサリーを置いてきたと笑っています。

取りに行くふりで、また二人きりになるつもりだというのです。

かわいい作戦だね、と相づちを打ちながら、私は詳しく話を聞きました。

惚気る相手が、私の彼だった

住んでいる町、髪型、口ぐせ、バイトのシフト。

後輩が嬉しそうに並べる特徴は、どれも私の彼と重なっていきます。

「バイト先の先輩でね、背が高くて優しいんだ」と後輩は続けました。

その一言で、もう偶然の他人ではないと確信してしまったのです。

(待って、それ、うちの人のことだよね)

胸の奥がすっと冷えましたが、私は顔には一切出しませんでした。

「その人、優しそうだね。大事にしなよ」

笑顔でそう言って、その夜はいつも通り後輩たちと別れたのです。

翌日、私は彼を呼び出して、後輩の名前と話の中身を静かに伝えました。

彼は最初こそ言い訳を並べましたが、私が黙って見つめると目を泳がせました。

やがて観念したように、二股だったことをぼそぼそと認めたのです。

「これ、君が返しといて」と、彼は小さなネックレスを私に押しつけてきました。

後輩が口実に使うつもりだった、あのアクセサリーでした。

シフトが重なった日に手渡したもの

数日後、後輩とバイトのシフトが重なりました。

休憩室で二人きりになった瞬間、私はあのネックレスを差し出したのです。

「これ私の彼から」

後輩の手が止まり、顔から血の気が引いていくのが分かりました。

「えっ、先輩の…?」と言いかけて、続きが声になりません。

口実に使うはずだった品が、本命の彼女から返ってきたのですから当然です。

「もう取りに行く必要、ないよね」

私がそう添えると、後輩はうつむいたまま小さくうなずくだけでした。

その日を境に、後輩は私と目を合わせなくなりました。

彼とも、もちろんきっぱり別れました。

未練より先に、すっきりした気持ちが胸に残っているのが自分でも意外だったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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