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最大24時間コルセットを着用。“世界最小のウエスト”でギネス世界記録を目指す女性の生活とは

  • 2026.7.3
madisonwi / Getty Images

毎日長時間コルセットを着用し、「世界最小のウエスト」の記録更新を目指すアメリカの女性が話題に。姿勢改善を目的に始めたコルセット生活であるものの、“くびれたシルエット”に魅了された彼女は、最大24時間コルセットを着用し、本格的なウエストトレーニングを続けているという。

コルセットをつけたまま寝ることも!?

アメリカ・オレゴン州ポートランドに住むサラ・ベルさん(50歳)がコルセットと出会ったのは、2012年のこと。『SWSN』によれば、アート制作などで長時間前かがみの姿勢を続けるうちに身体への負担を感じ、改善策を探していたのがきっかけだったという。

当初は姿勢のサポートを目的に取り入れたものの、身につけることで際立つウエストラインに次第に惹かれていったサラさん。それから10年以上が経った今では、細いウエストを保つため、ほぼ毎日コルセットを長時間使用。締めたまま眠ることも少なくなく、ときにはその状態でランニングをすることもあるそう。

さらにコルセット職人でもあるサラさんは、このウエストトレーニングをすべて自費で続けており、自らコルセットを製作するだけでなく、販売も行っているとのこと。

「私は猫背がひどくて、姿勢を改善できるものを探していたときに、スチールボーン入りのコルセットに出会いました。当時はまだ、今のようにコルセットが身近な存在ではなく、広告でもほとんど見かけず、私にとっては未知のアイテムだったんです」

「試しに購入してみたら、すっかり魅了されてしまって。前かがみの姿勢を改善してくれただけでなく、ウエストが劇的に引き締まって見えることにも驚きましたね」

タイトレーシングの世界に魅了されている理由

もともとは姿勢改善を目的に始めたコルセットだったが、それをきっかけにサラさんはコルセット文化や、ウエストを細く締め上げる「タイトレーシング」の世界へ深くのめり込んでいくことに。

新しく興味を持ったものにはとことんのめり込む性格だというサラさんは、コルセットについても毎日のように調べ、知識を深めるうちに、ウエストを締め上げるタイトレーサーと呼ばれる人々の存在を知り、自身も挑戦するようになったとのこと。

極端なウエストの細さは、「非現実的な美の基準を広めている」と批判されることもあるというが、サラさんは自身がコルセットに惹かれる理由は、見た目へのコンプレックスではなく、その造形美や芸術性に魅力を感じているからだと話している。

「もともと自分の体に不満はありませんでした。私が興味を持った理由は、普通とは違っていたからです。私は体そのものをアートの一つだと考えています。コルセットは、服であり、彫刻であり、芸術作品でもある、その中間のような存在なんです」

「ここまで体を変えているので、批判ばかりされていると思われがちですが、実際は興味を持たれることのほうが多いですね。InstagramやYouTubeに寄せられるコメントも、意地悪なものはほとんどありません。みんな純粋に興味を持っているだけなんです」

また、ウエストトレーニングを続けている間も体重はほとんど変わっていないものの、ウエストサイズは大きく変化したという。開始当時、約27インチ(約69センチ)だったウエストは、現在ではリラックスした状態でも約23インチ(約58センチ)になったと明かしている。

サラさんの現在の目標は、2025年8月に亡くなるまで「生存している人物で最も細い締め上げられたウエスト」としてギネス世界記録に認定されていたキャシー・ユングさんが保持していた、「15インチ(約38センチ)」の記録に並ぶことだという。

食事や健康状態への影響は?

ここまで日常的にウエストを締め上げていると、食事や健康状態への影響が気になる人も多いはず。サラさんは2020年に『Jam Press』の取材で、毎日コルセットを着用しているものの、食事や水分補給は普段どおり行えていると語っている。

「コルセットを締めた状態を維持するために変えたのは食べる量だけで、摂取カロリー自体は以前と変わりません。ただ、一日の中で少しずつ分けて食べるようになりました。夜はコルセットを着けたまま快適に眠れるよう夕食を軽めにし、その代わりに朝食をしっかり食べたり、以前より間食を増やしたりしているんです」

「必要なのは忍耐力と自己管理。自分自身に挑戦し続けること、そのものに価値を感じています」

@sarahbellestudio #corset #corsetmaker #handmade ♬ des fleurs x stromae - Tove Lo & Stromae

また当時、担当医からはコルセット生活によって内臓への影響は確認されなかったと説明を受けたという。

「コルセットを着け始める前から毎年受けている血液検査の結果を、先生にすべて確認してもらいました。すると、コルセットを着ける前と後で数値に変化はなく、すべて正常だったんです」

サラさんはそう語っているものの、『Corsets Island』によると、コルセットの長時間着用はさまざまな健康リスクを伴うと可能性があるとのこと。

  • 内臓への圧迫
    長期間にわたって強く締め上げることで、胃や内臓が圧迫され、消化不良や腹部の不快感を引き起こす可能性があるという。また、内臓本来の機能に影響を及ぼす恐れも。
  • 筋力の低下(筋萎縮)
    筋肉が自力で体を支える代わりに、コルセットに頼る状態になってしまうため、コルセットを過度に着用し続けると、体幹(コア)の筋肉が十分に使われなくなり、筋力が低下する可能性があるとのこと。
  • 呼吸機能への影響
    コルセットをきつく締めすぎると呼吸が制限され、運動時だけでなく就寝中にも肺が十分に膨らみにくくなることも。その結果、肺活量に影響を及ぼす可能性も指摘されているという
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