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娘のために“女性用トイレ”へ入った父親が通報され騒動に。SNSでは「正しい判断」「間違ってない」と擁護の声殺到

  • 2026.6.26
d3sign / Getty Images

幼い子どもを連れての外出では、安全面やプライバシーへの配慮から“トイレ問題”に直面することも少なくない。先日、アメリカで娘の手洗いを手伝うため女性用トイレに入った父親の行動がSNSで拡散され、大きな議論を呼んでいる。

娘のために女性用トイレへ入った父親に思わぬ騒動

話題の動画を投稿したのは、アメリカ在住のタイラー・ブロドスキーさん。彼はフロリダからオクラホマへ帰る長距離ドライブの途中、立ち寄った女性用トイレで幼い娘たちの手洗いを手伝っていたところ、見知らぬ男性から抗議され、警察に通報される様子を収めた動画を投稿した。

タイラーさんは、涙を流しながらしがみついてくる娘に「大丈夫だからね」と声をかけて落ち着かせようとするも、通報した男性は、「妻が体調の悪い母親をトイレに連れて行こうとした際、女性用トイレの中にこの男性がいるのを見つけたんです」と警察に説明。タイラーさんへの抗議を続けている。

タイラーさんは同動画のキャプションにこのようにつづり、ユーザーたちに自身の行動に対する意見を求めた。

「この男性のことをみんなに知ってほしい。私たちはフロリダからオクラホマへ向かうロードトリップの途中、娘たちをトイレに行かせるためにクイックトリップ(コンビニ兼ガソリンスタンド)に立ち寄りました。女性用トイレにはだれもいなかったので、私は娘たちを連れて入ったんです。大人の男性がいる男性用トイレや、不衛生な個室に幼い娘2人を連れて行くより、その方が安全だと考えたから」

「ところが、この男性は突然怒鳴りながら入ってきて娘たちを怖がらせたうえに、娘たちが男性用トイレに行くべきだったと考えているようでした。私が間違っていたのでしょうか?」

Cavan Images / Getty Images

同動画は2026年6月25日現在で、約3,000万回も再生されており、480万以上もの「いいね!」を獲得。コメントは約2万7,000件も寄せられ、多くの人がタイラーさんを擁護している。

  • 「あなたの落ち着いた対応が本当に素晴らしかったです。きっと素敵な娘さんたちに育つと思います」
  • 「お父さん、あなたは娘さんたちのために正しい判断をした。ありがとう」
  • 「全国のお母さんたちはあなたの味方ですよ。これからも娘さんたちを守ってあげてください」
  • 「私も娘を育てる母親ですが、あなたは何も間違ったことをしていないと思います。あなたと娘さんたちがこんな思いをしたことを、本当に気の毒に感じています」
  • 「私はお父さんの味方です。娘たちを一人でトイレに行かせるなんて考えられないし、夫に娘たちを男性用トイレへ連れて行ってほしいとも思いません。悪いのは、文句を言った年配の男性の方だと思います」

さらに、動画に映っているクイックトリップの店長であるメリッサさんの対応にも、称賛の声が集まった。

騒動は仕事にも影響!?抗議した男性は契約解除に

その後タイラーさんが新たに投稿した動画によると、警察がすぐに駆けつけ、騒動を収めてくれたという。また警察官の1人からは、「この問題は多くの人が考えるほど単純ではない」と伝えられたとのこと。

タイラーさんによれば、警察官は「幼い娘たちを男性用トイレへ連れて行った場合でも、今回と同じように否定的な反応を招く可能性がある」と指摘したそう。警察は最終的に「あなたは何も悪いことをしていない」と説明し、動揺している娘たちに気遣う様子も見せたという。

また、タイラーさんに強く抗議していた男性は、映像がSNSで拡散されたことから、ミシシッピ州の不動産会社との契約を打ち切られたことが明らかに。『TMZ』によると、男性はミシシッピ州スタークビルにある不動産会社『Overstreet Properties』に所属する独立契約の不動産仲介業者だったよう。

会社側は、騒動当時の男性が業務中ではなく、プライベートで旅行していたことを認めたうえで、「男性の行動は会社の価値観と一致しない」と判断し、契約を終了したとのこと。

支持を受け、クラウドファンディングを開始

騒動後、タイラーさんを支持する人々からは、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」を立ち上げるよう勧める声が上がることに。募金ページでは、この出来事をきっかけに、家族向けトイレの整備や、幼い子どもを連れて一人で移動する保護者が直面する課題について理解を広げていきたいと説明。

さらにタイラーさんは、集まった寄付金の一部を騒動の際にサポートしてくれたクイックトリップの店長メリッサさんへ贈る考えも明かしている。

幼い子どもを連れて外出する保護者が直面する“トイレ問題”をあらためて浮き彫りにした今回の騒動。SNS上では、家族向けトイレの必要性を訴える声も広がっており、議論は今もなお続いている。

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