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「どうせあんたは低層階(笑)」タワマン前で元カノに再会⇒すると娘が…「おかしいね?」元カノが絶句したワケ

  • 2026.7.1

娘と近所の公園で遊んだ帰りのことです。自宅マンションへ向かって歩いていると、エントランス前に見覚えのある女性が立っていました。よく見るとその女性は、大学時代に付き合っていた元カノ・A子だったのです。数年ぶりの再会に驚いていると、A子はマンションを見上げながら、どこか得意げな表情を浮かべたのです。

「将来性ないよね」と言われて別れた元カノ

大学時代の僕は、決して裕福ではありませんでした。母子家庭で育ち、仕送りもなかったため、授業が終わるとアルバイトへ向かう毎日。生活費や学費を稼ぐためにバイトを掛け持ちし、忙しい日々を過ごしていました。

一方、当時からA子はお金や肩書きを重視するタイプでした。

「同級生の彼氏は高級車に乗ってるんだって」
「あの子、医者と付き合ってるらしいよ。うらやましいなぁ」

そんな話をよくしていたのを覚えています。

そして最終的には、「あなたって真面目だけど将来性が見えない」と言われて別れることになりました。当時はかなり落ち込みましたが、それ以来A子と会うことはありませんでした。

再会早々始まったマウント

久しぶりだねと挨拶を交わしたあと、A子はマンションを見上げながら「実は今日、このマンションを見に来たの~♡」と得意げに言いました。話を聞くと、婚約者と暮らすための新居を探しており、このマンションの内見に来ていたそうです。

さらに僕を見て、「まあ、あんたには縁がないマンションだと思うけど」とバカにするように笑いました。どうやらA子は、僕が娘を連れてマンション前を歩いていただけで、住人だとは思わなかったようです。

そこで僕が、「いや……ここに住んでるんだけど」と答えると、今度はA子のほうが驚いた顔をしました。

「えっ、本当に?」

一瞬気まずそうな表情を見せたものの、A子はすぐに笑顔を取り戻し、「でも、このマンションって高層階と低層階で全然違うよね」と言い始めたのです。

そして最後にこう付け加えました。

「私たちは、あなたより上の階に住むと思うけど♡」

まだ購入が決まったわけでもないはずなのに、その言い方に思わず苦笑してしまいました。

娘のひと言で空気が一変

すると、それまで黙っていた娘が首をかしげました。そして不思議そうに僕へ尋ねたのです。

「パパ~、うちの上って屋上しかないよねぇ?」

その瞬間、A子の表情が固まりました。実は僕たちは、このマンションの最上階に住んでいます。

数年前、義両親との同居を考えるようになり、家族全員が暮らせる広い住まいを探していました。義父が経営する会社も順調だったことから、家族で話し合った末に購入したのが、このマンションの最上階の住戸だったのです。

もちろん娘はマウントを取ったわけではありません。ただ純粋に、「上の階なんてないのにどういうことだろう」と疑問に思っただけだったのでしょう。

しかしA子には十分伝わったようでした。

「……あ、そうなんだ」

先ほどまでの余裕たっぷりな笑顔は消え、急に視線をそらしました。そして気まずそうに数秒立ち尽くしたあと、「じゃあまたね」とだけ言い残して足早に去っていったのです。

後日知ったA子の“その後”

数カ月後、大学時代の友人と会った際、偶然A子の話題になりました。そこで聞いたのは意外な話でした。

A子は、新居を探していた婚約者との結婚話がなくなってしまったそうです。

友人によると、理由はひとつではなかったそうです。以前からお金の使い方や結婚後の生活について意見が合わず、衝突することも少なくなかったのだとか。

そして決定的なきっかけになったのが、マンション選びだったそうです。A子は高層階や眺望の良さに強くこだわり、候補の物件に対しても「もっと条件の良いところがあるはず」と要求を繰り返していたといいます。

婚約者はできる限り希望に応えようとしていたそうですが、次第に価値観の違いを感じるようになり、最終的には婚約を解消することになったそうでした。

「結局、A子は条件ばかり見ていて、一緒に人生を歩む相手のことを見ていなかったんじゃないかな」

友人はそう話していました。

その話を聞いたとき、マンション前で再会した日のことを思い出しました。人と比べて優位に立つことばかり考えていると、本当に大切なものを見失ってしまうのかもしれません。

誰かと比べるよりも、自分たちなりの幸せを大切にしたいと改めて感じた出来事です。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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