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驚異の「231社不採用」を突破してホワイト企業へ! 限界アラサー男が4年のブラック生活を捨てて挑んだ狂気の就活全記録【作者に聞く】

  • 2026.6.27

過酷な労働環境から抜け出すため、意を決して退職したものの、その先にさらなる大苦戦の連続が待ち受けていたーー。携帯電話が鳴っているような幻聴に悩まされ、精神的に限界を迎えたことから4年間勤めたブラック企業を退職したじょん(@John25uru)さん。ホワイトな職場を求めて始めた転職活動で、なんと「231社以上」もの企業に応募することになった壮絶な実体験を描いたエッセイ漫画『転職編』が、ネット上で多くの求職者たちを震撼させている。

前職でのハードワークを教訓に、休日数が多く残業の少ない「ワークライフバランス」を第一の軸として事務職を中心に探していたというじょんさん。2026年6月現在も、働き方改革やキャリアチェンジへの関心が高まり続けるなか、今回は異次元の不採用数を記録した迷走劇の全貌を紹介。面接現場の冷や汗溢れるエピソードや奇妙な逆質問の裏側について、見事にホワイト企業への就職を果たしたじょんさんへのインタビューを交えてお届けする。

ナッツアレルギーなのにナッツメーカーへ応募!? 面接官の空気が一瞬で凍りついた衝撃のカミングアウト

画像提供:じょん(@John25uru)
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じょんさんの転職活動は、長引くにつれて様々な職種へと視野が広がっていった。求人票を読み込むなかで「色の開発」や「テクニカルライター」といった変わった職種に出会うなど新たな発見もあったが、なかでも特に強く記憶に残っているという狂気の面接エピソードがある。

「ナッツのメーカーの面接ですね。実は自分、ナッツアレルギーでして……。ただ、職種的にはデスクワークだったので問題ないと思い、応募しました。面接の際に、念のため伝えておいた方がいいかなと思い、ナッツがアレルギーであることをカミングアウトしました。すると、面接官2人とも『あぁ……』という反応で、空気が冷めきりました(笑)」

また、ある企業の最終面接では、今でも忘れられない理不尽なやり取りを経験した。じょんさんが「御社で働くうえで大切なことは何でしょうか?」と熱意を込めて質問したところ、面接官から「逆になんだと思いますか?」とまさかの逆質問が飛んできたのだ。「主体性でしょうか?」と必死に答えたじょんさんに対し、面接官が言い放った回答は「それも大事ですね。あとはおちゃめさ、かな?」という想定外のものだった。真面目さを自負していたじょんさんにおちゃめさは持ち合わせておらず、後日、無情にも不採用通知が届くこととなった。

志望度が高い企業ほど全滅する怪現象。100社超の不採用の果てに行き着いた、自己理解の生存戦略

ゲームのシナリオライターに応募したつもりが実際はアダルトゲームの現場だったり、明らかに新卒とわかる若い求職者とリモート面接で並んだりと、波乱万丈なエピソードは尽きない。そんなじょんさんに、231社もの選考を戦い抜いた経験から「採用されるために必要なこと」を尋ねると、あまりにも意外な答えが返ってきた。

「受かろうとしないことだと思います(笑)。『絶対にこの企業で働きたい!』と念入りに準備し、意気込んで行った志望度の高い企業の面接では、ことごとく不採用でした……。逆に『ちょっと興味あるから、とりあえず話だけでも聞いてみるかな』と、応募した企業には内定をいただけました。このような経験をしたので、次に志望企業に転職する際は、『受かっても落ちてもどっちでもいいや〜』くらいの気持ちで臨みたいと思います(笑)」

これから転職活動に挑む人々へ向けて、じょんさんは「強みや特性、価値観など人それぞれ違うので、これがおすすめ!といった職業はないですが、自己理解をして『自分がやりたいことや得意なこと、価値観は何かを知ること』がまず重要だと思います」と、実体験に裏打ちされた貴重なアドバイスをくれた。完璧な準備よりも、肩の力を抜いてありのままの自分でぶつかること。じょんさんの泥臭くもユーモア溢れる軌跡は、暗闇のなかで戦うすべての求職者に、一歩を踏み出す勇気と心の余裕を与えてくれている。

取材協力:じょん(@John25uru)

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