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“永瀬廉”主演のドラマでも魅せた手腕「脚本が素晴らしかった」話題の映画で称賛広がる“女性脚本家”

  • 2026.7.16
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中島健人主演の映画『ラブ≠コメディ』が、7月3日から公開された。本作は、中島健人演じる人気俳優・神崎麗司が、ラブコメ作品に真剣に取り組む姿を通して、ドラマを作る人々の情熱を描いた作品だ。中島健人にしか演じられない神崎麗司の魅力はもちろん、麗司と相手役となる人気アイドル・南風美里(長濱ねる)が足並みを揃えていく姿には、お仕事ムービー特有のエネルギーがあった。

※【ご注意ください】本記事はネタバレを含みます。

中島健人が丁寧に演じ抜く麗司の成長

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本作の魅力は、ラブコメドラマの制作過程を通して、麗司の葛藤が昇華していくところだ。

アイドルとしても人気を博す俳優・神崎麗司は、ラブコメ作品ばかりからオファーが来ることに悩んでいた。本当は、重厚な作品で賞が欲しいのに、オファーが来るのは「軽い」と称されがちな作品ばかり。次の作品も相手役が人気アイドルの恋愛ドラマだ。麗司はやる気を失ってしまう。

物語の前半は、「賞が欲しい!」など、駄々をこねるような麗司の態度を中島がコミカルに演じており、どこかかわいさも滲んでいる。麗司は、ラブコメを軽んじる言動を見せるが、そこに嫌味がないのも中島の演技力によるものだろう。

そして、そんな麗司が美里のドラマ作りへの情熱に影響されて、徐々に映像作品を作り上げる楽しさを再確認して変化する姿とドラマの制作陣が徐々に一致団結していく姿こそが、本作をお仕事ムービーたらしめている。誰かに影響されて自分の熱を思い出す、その熱が伝播して、チームに意志が宿っていく。そんな仕事を通した普遍的な人間関係に思わず惹きつけられてしまう。

そして、なにより麗司の変化を中島が真摯に演じているからこそ、切磋琢磨する仕事人たちの姿が際立っている。中島の芝居は、公式サイトに記載されているキャッチコピー「恋よりアツい仕事(ドラマ)がある」を体現しているのだ。

俳優兼アイドルを魅力的に見せる脚本家

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本作の脚本家は、ドラマ『御曹司に恋はムズすぎる』の大北はるかだ。『御曹司に恋はムズすぎる』は、永瀬廉が主演を務めたラブコメ作品。永瀬演じる甘やかされて育った御曹司が、ド庶民女子に恋をし、人として成長していく物語だ。

『御曹司に恋はムズすぎる』でも、永瀬のコミカルな芝居が光っていた。また、永瀬が表現する葛藤を見せるうえでの余白や、ド直球のラブコメ展開なども含めて愛された作品だ。

『御曹司に恋はムズすぎる』も『ラブ≠コメディ』も主人公を魅力的に見せつつ、成長と葛藤から物語に奥深さを与えることに成功している。大北は、俳優兼アイドルを輝かせる脚本家といえるだろう。

SNSでは、大北が書いた脚本に対し、「麗司が周りの支えで葛藤を乗り越える丁寧な脚本」「中島健人のスター性を堪能できる」「脚本が素晴らしかった」などの声が寄せられている。映像制作の現場を描く映画を通して、作品を楽しむ観客たちが制作陣に想いを馳せているのも熱い流れだ。

ラブコメが好きな人だけでなく、仕事に悩む人、熱意を浴びたい人、映像作品全般が好きな人におすすめしたい一作だ。


■監督:紙谷楓
■脚本:大北はるか
■キャスト:中島健人 長濱ねる
板谷由夏 塩野瑛久 本多力 前野朋哉 今野浩喜 野村麻純 宮崎吐夢 磯山さやか 岩井拳士朗 信川清順
工藤美桜 今野大輝(B&ZAI) 北代祐太 アパッチ長男 / 菊田竜大(ハナコ) 三石琴乃 光石研 / 財前直見
■主題歌:中島健人「Fiction Love」(Sony Music Labels Inc.)
■製作:ストームレーベルズ
■配給:ストームレーベルズ/ライブ・ビューイング・ジャパン
■制作プロダクション:共同テレビ

出典:株式会社ストームレーベルズ『ラブ≠コメディ』公式サイト より

ライター:古澤椋子
ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。
X(旧Twitter):@k_ar0202

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