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「ビール冷えてますよ!」真夏の居酒屋で店員がすすめる“意外なワケ”…元居酒屋店員が明かす汗だくの舞台裏

  • 2026.7.14
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。元飲食店社員のあーやです。

週末になるとたくさんのお客様で賑わう居酒屋では、厨房とホールスタッフが一丸となって営業をおこなっています。

品切れにならないように在庫の管理をしたり、準備をしたりするのも私たちの大切な仕事の1つです。

しかし、準備をしていても予想外に注文が入り、在庫がなくなってしまうこともあります。

今日は、過酷な暑さと繁忙期が重なり多忙を極める居酒屋でスタッフたちが密かに共有している『現場の舞台裏』をご紹介します。

夏は氷不足になってしまう

夏の居酒屋ではドリンクの注文が増えるため、営業中に氷がなくなってしまうことがあります。

過酷な暑さと繁忙期が重なると製氷機をフル稼働しても氷が足らず、お客様に「氷なしでも良いですか?」「氷ができるまでお待ちいただけないでしょうか?」とお願いしなければなりません。

店内は冷房を入れていますが、氷がないとせっかくのドリンクがぬるくなってしまいます。

お喋りが弾んで喉が乾いているであろうお客様に「ドリンクが提供できない」とお伝えするのは心苦しいことでした。

氷不足を防ぐためにクーラーボックスを駆使して市販のロックアイスを大量にストックしておくなど準備もしていましたが、それでも氷が足らずに営業中にスタッフが氷を買いにコンビニに走ることもありました。

氷不足にならないようにホールスタッフがやっていること

もちろん、氷を切らさないように事前に準備をしておくことも大切ですが、氷不足を防ぐには営業中のスタッフの動きも重要です。

それは、お客様との会話の中でさりげなく氷の要らないドリンクをおすすめすること。

製氷機の氷が少なくなってくると私はお客様に

「今日は暑いですね、ビール冷えてますよ!」

「このお料理、ビールとの相性が良いんですよ!」

などのお声掛けをするようにしていました。

厨房とホールのスタッフが情報を共有して、お客様へのおすすめという形でさりげなく誘導することで、途中で氷がなくならずに1日の営業を終えることができたのです。

お客様とのコミュニケーションにも繋がっていた

もちろん、スタッフである私たちができることはあくまでおすすめすることであり、居酒屋で何を飲むかはお客様の自由です。

しかし、おすすめをすることで「じゃあビールで!」と注文していただけることも多く、ピーク時でも氷の残量を気にすることなく営業に集中することができました。

さらに、お客様より「さっきの料理とビール、めちゃくちゃ合っていたよ。ありがとう!」「また来るね」などの言葉をかけていただくこともあり、氷不足を防ごうと考えてした工夫が、お客様とスタッフのコミュニケーションにも繋がっていたことに気が付きました。

ビールをおすすめしたことがきっかけでお客様との距離が縮まり、「どの料理がおすすめ?」と聞いていただいたり、おすすめした料理を「美味しかった」と言っていただいたりしたのがとても嬉しかったです。

氷不足がなくなるとスタッフの雰囲気も良くなった

猛暑になるとドリンクの注文が増えるので氷がなくなるのは仕方がないことです。

事前に準備をしても氷がなくなることもあり、ピーク中のバタバタしたタイミングでスタッフが氷を買いに行かなくてはいけないのはとても大変なことでした。

しかし、ホールスタッフがさりげなくビールをおすすめしてお客様を誘導したことで氷不足が解消され、スタッフの雰囲気も明るくなったのです。

お客様との距離が縮まるきっかけになり、「ありがとう」の言葉をかけていただけることもありましたし、接客業の楽しさを実感した出来事でした。


ライター:あーや

接客業が大好きで、飲食店やテーマパークなど数々の接客業を経験してきました。食品関係の会社と保険関係の会社、2つの業界でのコールセンター勤務経験があり、顔の見える接客と顔の見えない接客の違いを痛感しています。 接客業における理不尽な要求・クレーム対応などの衝撃エピソードをお伝えします。


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