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「嫌われたくない」「陰口を言われたくない」笑顔を作り続けた女性を救った友人の一言。本当の自分を見失った心に刺さる【作者に聞く】

  • 2026.6.25
表情(かお)のない人 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)

社会人になって、体裁を取り繕うことを覚えた。結果、明るく笑顔で振る舞っていれば、会社でのイメージはよかった。しかし、その反動で本当の自分がわからなくなってしまった、森本淳士さん(@ihsuta3)の「表情(かお)のない人」をお届けしよう。

頑張り続けた女性が仮面を外すまで

表情(かお)のない人 2 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人 2 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人3 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人3 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人4 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)
表情(かお)のない人4 画像提供:森本淳士(@ihsuta3)

「嫌われたくない」「陰口を言われたくない」。そんな思いから周囲に合わせ続け、いつしか本当の自分がわからなくなってしまう主人公・やっちゃんを描いた森本淳士さんの漫画、本作「表情(かお)のない人」が読者の間で話題だ。作品には「まるで自分のことのようだった」「心の中を言葉にしてくれた」など、多くの共感の声が寄せられている。

社会人になったやっちゃんは、鈍くさくて社交的ではない自分を隠すため、「せめて笑顔だけは」と無理を重ねていく。相手の顔色ばかり気にして、友人との何気ない会話でさえ「こんな話つまらないよね」と不安になるうちに、自分がどう泣いていたのかさえ、わからなくなってしまう。

本作について森本さんは、「思い切って自分の頭の中にあるものを全部吐き出そう、という気持ちで描いた 」と語る。当時はスランプやうつ症状の悪化によって仕事を辞め、実家に戻るほど苦しい時期だったという。そんな中で支えになったのが、長年の友人の存在だったそうだ。また、「自分にとっては死を天秤にかけるほど苦しいことだってあると思っています。ただ、意外と些細なきっかけで心の重りを軽くしてあげることもできるものだと考えています 」と話す森本さん。

誰にも言えない苦しさを抱えながら頑張り続ける人にそっと寄り添ってくれる本作は、読む人の心を優しくほどいてくれる作品だ。自分を責め続けてしまう人にこそ、ぜひ読んでほしい。

取材協力:森本淳士 (@ihsuta3)

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