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【実話怪談】「押し入れに女の人がいた」5日連続同じ夢を見た中学2年生。妹が語った話に背筋が凍った

  • 2026.6.24

最初の夜に見た押し入れの奥

中学2年の春先、私は妹と同じ子供部屋で寝起きしていました。古い木造の家で、北側の壁にはくすんだ襖の押し入れがあったんです。

その夜、いつも通り消灯して目を閉じた直後の出来事でした。気づくと夢の中の私は、暗い部屋でひとり押し入れの前に立っていたのです。

襖がゆっくりと半分だけ開き、奥の暗闇に細長い人影が見えました。長い髪を肩より下まで垂らした女の人が、奥の壁に背を向けて正座しているのです。顔は見えませんでした。

怖いというより、夢なのにやけに空気が冷たく、湿った布団の匂いまで鮮明だったのを覚えています。声を出そうとしても出ず、足先だけが氷のようでした。

5日連続で同じ夢を見続けた

朝、目覚めたときには夢の記憶もあいまいに薄れていました。気にせず登校したのですが、その夜もまったく同じ夢を見たんです。

「押し入れに女の人がいた」

三日目の夜、寝ぼけ眼でつぶやいた自分の声で目が覚めました。襖の隙間の角度、女の人の髪の流れ、湿った匂い。すべてが一日目と寸分違わないのです。

四日目、五日目と続いて、さすがに私も妙な不安を覚え始めました。けれど現実の押し入れを開けても、季節外れの毛布や雛人形の箱が積んであるだけです。

昼間に妹と一緒に襖を開けてみたこともあります。中の段ボールを一つずつ引っ張り出して、奥の壁まで手で触れて確認しました。けれどそこには冷たい木の壁があるだけで、女の人がいた痕跡など見つかるはずもありません。

(夢なんだから気のせい)と何度も自分に言い聞かせました。誰にも話す気にはなれず、夜が来るのが少しずつ怖くなっていたのです。寝る前に襖の前に座布団を置いて、なんとなく見張るような姿勢で布団に入った夜もありました。

翌朝、妹がぽつりと話し始めた

五日目の夢を見た翌朝でした。朝食の卵焼きをつついていた妹が、不意に箸を止めて私の顔を見たのです。

「ねえ、最近変な夢見ない?」

胸の奥がすっと冷たくなりました。私が言葉に詰まっていると、妹はゆっくりと続けたのです。

「押し入れの奥にね、髪の長い女の人がいるの。何回も同じ夢」

声が震えそうになりました。襖の開き方、女の人の座り方、長い黒髪。妹が話す細かい描写が、私の夢と完全に一致していたのです。母も父も箸を止めて私たちを交互に見ていました。

その日の夜から、夢はぴたりと止まりました。あの女の人が何者だったのか、なぜ姉妹同時に5日連続だったのか、20代になった今でも誰にも説明できません。実家に帰って押し入れの前を通るたび、ほんの少しだけ呼吸が浅くなるのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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