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韓国でパスポートを紛失。どうすればいい?何が必要?『緊急旅券』を取得したリアル体験レポート

  • 2026.6.23

海外でパスポートを紛失したら、どうなってしまうのでしょう。想像もしたくない経験を2026年5月、してしまいました。今回は私、編集Yが体験した『緊急旅券』取得までの道のりなどをレポートします。

もしも韓国でパスポートを紛失したら!

が、今、あなたがこの記事にたどり着いた理由が韓国でパスポートを紛失したばかりだから、と仮定すると、他人の経験談なんかのんきに読んでいる場合ではありません。海外、とくに韓国でパスポートを紛失した場合、まず踏むべき手順から確認しましょう。『緊急旅券』について急ぎ知りたい方は8.『帰国のための渡航書』と『緊急旅券』の違いは?からご一読ください。
 
そしてなにより。深呼吸して落ち着いてください。ショックですよね、でも大丈夫ですよ、意外と日本に帰ることはできます。まずは落ち着いて、踏むべき手順を確認しましょうね。

①最後にパスポートを使った記憶を思い出して!近い場所ならすぐに観に行く or 電話を!

パスポートを紛失した場合、基本的には『帰国のための渡航書』というパスポートの代わりとなる書類を発行してもらうことになります。白というかベージュ色の、簡易的なもののようです。が、当然、今までのパスポートは失効してしまいます。ですので、カバンや服の中をもう一度よく探し、最後に使用した場所が明らかならば、すぐに向かうなり電話で確認するなり、今までのパスポートを発見できるのがベスト。ここはあまり時間をかけてはいられません。ただ個人的な経験ですが、韓国の方ってとーっても親切な印象なので、「あら、あの日本人客、パスポート忘れて行っちゃったわよ! 気づいて取りにくるかしらね!」と、取っておいてくれたり届け出てくれたりしている可能性も十分にあります。
 
お店などでパスポートを探していることを伝えたい場合、必要があれば下記をお店の方に見せてみてください。韓国語の発音を正しくカタカナで表記することってどうにもこうにもできないもののようですが、フンワリ伝わるかもしれない読み方も記載しておきます。ちなみにパスポートの韓国語での呼び名は여권(ヨッコン、ヨグォンのような発音)です。
 
저는 일본 사람입니다.(チョヌン イルボン サラミニダ=私は日本人です)
여권을 분실했습니다.(ヨッコヌル  ボンシル ヘッスニダ=パスポートを紛失しました)
여기 여권 떨어진 거 없나요?(ヨギ ヨッコン トロジン ゴ オンナヨ?=ここにパスポートが落ちていませんでしたか?)

②最寄りの警察署に届け出をし、紛失届証明書をもらいましょう

「紛失した」ことに確信が持ててしまったなら、残念ですがすぐに最寄りの警察署に向かいましょう。基本的には24時間対応です。万が一の悪用を防ぐためにも、早いに越したことはありません。交番や派出所でも対応していただけるようですが、スマホが手元にあるなら地図で(경찰서 キョンチャルソ=警察署)を検索して向かうといいでしょう。到着したら「I lost my Passport」と英語でも通じるでしょうが、難しい場合は下記を警察官の方に見せていただくのがいいかと思います。ちなみに、この紛失届証明書を発行された時点で今までのパスポートは失効、ということになるようです。
 
여권을 분실했습니다.(ヨッコヌル  ボンシル ヘッスニダ=パスポートを紛失しました)
일본 사람입니다.(イルボン サラミニダ=日本人です)
분실신고접수증이 필요합니다.(ブンシルシンゴチョッスジュニ ピリョハムニダ=紛失届証明書が必要です)

個人情報もあるので一部伏字とボカしを入れておきますが、私がいただいた紛失届証明書はこちら。日本に持ち帰りましょう。

분실신고접수증(LOST PROPERTY REPORT)の発行に必要な情報

大使館でも日本でのパスポート再発行時も、この紛失届証明書(LOST PROPERTY REPORT)が必要です。警察署で発行していただくために必要な情報は下記です。確か紛失したパスポートの番号も記入した記憶はあるのですが、この書類上には記載されていませんでした。アルファベット表記、西暦表記で記載できます。無料で発行していただけます。こちらは日本に帰国の際も大切に持ち帰るようにしましょう。
 
・名前
・生年月日
・紛失した日時
・紛失したと思われる場所
・見つかった場合連絡をもらうための韓国でもつながる電話番号

③パスポート用の写真を用意しましょう

帰国のための書類には種類を問わず縦4.5cm、横3.5cmの、パスポート用の証明写真が2枚必要です。大使館の周辺はもちろん、韓国の各地に写真撮影用スタジオはあります。お急ぎの場合は、要件を満たしていれば地下鉄駅構内にあるスピード写真機で撮ったものでもOKとのこと。前髪が眉にかかっていないこと、適正な余白があること……ご心配な方は下記の写真規格を確認してから撮影しましょう。

④手数料を現金で用意し、平日に在韓日本大使館へ!

在韓日本大使館での『帰国のための渡航書』の発行手数料は、2026年5月の時点では23,000ウォンでした。クレジットカードやWOWPASSなどは使用できませんので、必ず現金で用意しましょう。おつりは出していただけます。
 
在韓日本大使館はソウルの安国(アングク)駅の近くにあります。観光地の景福宮の近く。ちなみに同様の対応ができる施設は韓国内には釜山と済州にあるようです。
 
平日の午前9:30~12:00、午後は13:30~17:00まで。申請から発行まで1~2時間はみておきましょう。他の紛失者の方たちの様子から比較的すぐ発行されている印象でしたが、当日帰国予定であまりにもギリギリの場合は、あらかじめ余裕をもって遅めの便に飛行機の時間を変えておくことをオススメします。

こちらが在韓日本大使館がある、ツインツリータワー。手前がB棟、奥が大使館があるA棟です。

〒03142 ソウル特別市鍾路区栗谷路6、TWIN TREE TOWER A棟 8階
韓国語住所(※):서울특별시 종로구 율곡로 6 트윈트리타워 A동 8층
※上記のGoogleマップではなぜかB棟にポイントが出てしまいますが、お隣のA棟の8階が在韓日本大使館の正しい位置です。ご注意ください。1階の受付で在韓日本大使館を訪れたい旨を伝えて、係の方にエレベーターのボタンを押していただかないと上がることはできません。

『帰国のための渡航書』のために必要な身分証明書や情報

紛失届証明書(LOST PROPERTY REPORT)、写真2枚、現金の手数料のほかに、必要なものは下記の情報でした。
 
在韓日本大使館で申請書類に記入する必要があるので、大使館で慌てなくて済むように、不明なものがないか訪問前に確認しておきましょう。なにかしら紙に一度書いておいてもいいかもしれませんね。日本語/英語で記せばOKです。
 
・本人確認書類:1通(例:マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など。ない場合は大使館窓口でその旨を伝えてください)
・帰国する飛行機などの便名(帰国のための渡航書の有効期限は7日程度だそうです)
・紛失したパスポートの番号
・紛失したパスポートの登録の際に使用した本籍地の住所
・日本での緊急連絡先の名前、住所、電話番号(家族など)
・韓国での滞在先(ホテルの住所、電話番号、部屋番号など)
 
無事発行されたら、速やかに帰国しましょう。これらの正式な詳細は在大韓民国日本国大使館のリンクでご確認ください!

『帰国のための渡航書』と『緊急旅券』の違いは?

『帰国のための渡航書』はその名の通り、帰国するため1回だけ使えるクリーム色のパスポートだと思ってください。発行から7日間の使用期限があります。一方、『緊急旅券』の使用期限はムラサキ色で、1年間。ただし通常のパスポートと違い、ICチップが埋め込まれていません。そして緊急旅券だけでは渡航できない国も、実はけっこうあります。
 
2026年5月、友人たちとの旅行時にパスポートを紛失した私は、運が悪いことに本来の予定の帰国4日後に、再度韓国へ出張の予定がありました。帰国後すぐ日本でパスポートを再申請しても、発行まで確実に1~2週間以上は要すると思われ、『帰国のための渡航書』で帰国すると出張には行けない、ということになります。いい大人がおのれのマヌケで大事な仕事に穴を開けるなんて……と青ざめ、アレコレ調べた結果、『緊急旅券』の発行のみが出張に参加できる唯一の方法だと理解しました。
 
そして、『緊急旅券』の発行には、『帰国のための渡航書』で必要だったものに加え、下記が必要です。
 
戸籍謄本(6カ月以内に取得したもの)
緊急旅券を発行する理由の証明(取得済みの旅券や、仕事の内容、家族の事情など、急を要する理由が証明できるもの。領事にメールで送信できるように準備が必要です)
 
というわけで、ここからは私が緊急旅券を取得した経緯を赤裸々にレポートします!

実録!編集Yの2026年5月、『緊急旅券』取得の体験記

2026年5月、取れていなかった有給消化を兼ねて、私編集Yは友人と3名で東京から福岡へ飛行機で飛び、福岡からの~んびり釜山へ客船「ニューかめりあ」で渡って、釜山でグルメを満喫し、KTXでソウルまで移動してまたグルメやお買いものを楽しもう! という食いしん坊バンザイ旅を計画したんです。木曜日の朝に東京を出発し、日曜日の夜に帰国する3泊4日の旅程。6時間の船の旅は気の置けない友人たちと飲んでしゃべって本当にワクワクしましたし、釜山グルメは何を食べてもハズれなしで美味しいし、なにこれ天国、とご機嫌度はMAX。ですが今思えばおそらく、釜山に着いてすぐにパスポートを紛失していたようなんです。下手したら海に放り込んだ勢いで、すぐに。気づかず釜山でキャッキャしていた私がいただいたものは、ざっと下記です。

ナッコプセ、ユッケにウニ入りわかめスープ、カンジャンケジャン……皆さん、釜山は食の宝箱です。全部お値打ちで美味しかったです。このときはまさにこの世の春、天国を謳歌していました。このあと急転直下で地獄の思いをするとも知らずに……!

パスポートを紛失したことに気づいたのは、ソウルに着いたホテルのチェックイン時。金曜日の19時ごろでした。あれ。パスポートないかも。ちょっと待って、どこにしまったのかしら、アハハ、あとでスーツケースひっくり返してみるわ~!と余裕ぶっこいていたのですが、探せど探せど、ない。「パスポート、マジでなくしたかも」と青ざめて衝撃発言をする私に、旅慣れた友人Aは「よし、じゃ、ポリスレポート取りに行こ!」、しごでき友人Oは「さっきさー、警察署、ホテルの目の前にあったんだよね。治安いいじゃんって思ったの。ラッキー! 歩いて行けるじゃん」。私は警察署が目の前にあったことすら気づかず、ホテルを予約した責任感から必死で地図みてスーツケースをゴロゴロしていたのに……! 皆さん、持つべきものは視野が広く、ポジティブ&冷静かつ聡明な友人ですよ(涙)。

お世話になりました、ソウル南大門警察署。

お向かいはでっかいソウル駅です。

青ざめたままソウル南大門警察署に3人で駆け込むと、窓口にはニキビパッチを貼りつつも美貌を隠しきれていない、女性警察官の方がいらっしゃいました。「I lost my Passport」と拙い英語で説明をしたら「オモ……」と心を寄せていただきつつ、慣れた感じでスマホの翻訳機能を駆使し、「紛失した経緯を書いてね」と手際よく書類を出してくれます。失くしたパスポートの番号とか、どこで紛失したっぽいとか、これまた拙い英語で記載し、「紛失届は必要ですか?」と問われて威勢よくイエっス!と絶叫。大使館(といっても、すでに閉館していたので代理のお問い合わせ先でしたが)にご自身のスマホで入電して対応を問い合わせてくださったり、その後の手順について教えてくださったり、このお方、尋常じゃなく親切で、本当に泣きそうになりました。
 
ただ、この日は金曜日の夜。大使館の業務時間は平日の日中に限られます。帰国予定は日曜日の夜だったのですでに通常通りの帰国は不可。さらに、ニキビパッチ美女警官は気の毒そうな顔で、スマホで翻訳した衝撃の事実を教えてくれました。
 
「韓国は釈迦の誕生日で、次の月曜日は祝日なんです。大使館の営業時間は火曜日の朝から、ということになります」

釈迦の誕生日ですって? ちなみに、日本だとお釈迦様の誕生日って4月8日なのですが、韓国では旧暦でお祝いするため、2026年は5月24日がそれにあたります。5月24日が日曜日なので翌日の25日の月曜日が振替休日なんだってーと、後日友人Aが教えてくれました。

ちーん♪  帰国後、月曜日も火曜日もしこたま日本で仕事の予定があった私、完全に詰みました。よく韓国ドラマや映画でショックを受けてフラフラ~と倒れる登場人物がいるでしょう。あれ、まさにあれ。数十年ぶりにガチのめまいを感じました。悪あがきで日本の大使館にも電話して相談したのですが、どうにもならないとの回答。「仕事があるんです、帰らないといけないんです!」と懇願しても、決まりは決まり。パスポート失くしたおめえが悪いだろってハナシ!
 
そんなわけで金曜日の夜、どうにもこうにも火曜にしか帰国できなさそうな旨を上司に連絡しました。実はパスポート失くしちゃって、月曜日は韓国が祝日で最速でも火曜の夜にしか帰れそうにないんです……と平静を装って伝えると上司は、

  • 編集長W
    やっちまったねw まあ、ワーケーションしてくればいいじゃん。あ、ラーメン買ってきて! あと海苔!

……持つべきものは心の広さが太平洋な上司ですよ皆さん(涙)! 友人AもOも「いい会社だね~」「ラーメン好きなんだ、Wさんって」と、遅い時間になってしまった夕食のサムギョプサルを頬張りながらどうでもいい話をして励ましてくれます。とりあえず日曜夜と月曜夜のホテルを急いで押さえ、航空券を火曜日の夜発に変更し、ご迷惑をおかけする仕事関係者に陳謝してできる限りの対応策を講じ、緊急旅券取得のためこの後必要な対応策を確認したら……あとは開き直るのみ!!
 
シメの冷麺をつつきながら、私、今回のパスポート失くした経験、絶対WEB記事にして誰かの役に立てようと思うよ(本記事ですよ、まさに)……とボケ始めたら、友人Aは待ち構えていたように「ねえねえ、明日、警察署の前でピースしてるYちゃんの写真撮ってもいい? どっちにしてもさ、警察署の写真撮りに行こ! さっきはもう暗かったからさあ」とニッコニコ。友人Oは「実は女性警察官の方と格闘しているYちゃんを隠し撮りしようと思ったんだけどさあ、さすがに良心がとがめてやめたんだよねえ。やっぱり撮っておけばよかった!」と、完全にこの状況を楽しんでいました。焦ったり怒ったり落ち込まれたりするより100倍マシですが、類は友を呼ぶってこのことですね。正直、困ってはいたけど、内心「ちょっとオイシイぞこれ」と、思ってましたからね私も。

ソウル駅からちょっと歩きましたけど、美味しかったです、この分厚い豚肉。

翌日は失意の(フリをした)まま友人たちを市庁駅近くの豆乳麺の名店「晋州会館」にもナビ。夏の風物詩、コングクスを堪能しました。

というわけで、友人たちと予定通りの旅程を遂行しつつ、ひとり残ることになった私がやらなくてはならないことは結論から言うと下記でした。
 
・パスポート用の写真を撮る
・緊急旅券が必要な理由を証明する書面を用意する
・戸籍謄本を用意する
・発行の代金のため現金をそれなりに用意しておく
 
ちなみに「再発行的なことをするとは言っても、どこかに私のパスポートが落ちてると思うと気持ち悪いな、見つからないものかなあ……」と、警察が管理している遺失物サイト『Lost112 警察庁遺失物の総合案内』で滞在中、探し続けました。結局見つかりませんでしたが(マジで海に投げたんじゃないんか、私よ)、一日に何度もリロードしながら見ていると「パスポート失くしている人って結構いるのね」と仲間を見つけてちょっとホッコリしたり、「韓国の人って、パスポート拾ったら結構届けてくれるんだね。親切だなあ」とじーんとしたりしていました。韓国滞在時スマートフォンなどから閲覧できブラウザによっては翻訳機能を用いての検索もできます。必要な方はご活用ください。

また、韓国観光公社の電話案内にも大変に救われました。韓国国内からは1330のみ、海外からは+82-2-1330でつながります。案内に応じてプッシュボタンまたは、電話口で「ジャパニーズ プリーズ」とお願いすれば、日本語対応のオペレーターにつなげてくれます(不在時はあとでかけてね、と言われますが)。基本的には24時間対応なので、本当に困ったときは教えを乞うのも一案です。ただこちら、あくまでも観光客のサポートをする準政府機関ですから、問題の解決を詰め寄るようなことはせず「ご存じのことを教えてください」くらいのスタンスでお問い合わせください。ありがたいことですよ、無料で24時間対応で困った外国人の話を聞いてくれるなんて。
 
そして「帰国後すぐまた韓国に行かねばならない」ことの解決策が見つかっていなかったとき、「在韓日本大使館で緊急旅券の相談をするしかない」とヒントをくれたのは日本のパスポートセンターでした。私は東京の有楽町にあるパスポートセンターを利用しているのですが、必要があるならばお住まいの地域のパスポートセンターに入電して、正しい対策をお伺いするのも一手です。ただ、私わりかしそれなりに調べて調べて調べ倒して、この記事を作成しておりますので、本記事に記載していないこと以外のお問い合わせがあるならば、でいいかと思われます(国際電話の通話料もかかりますからね……)。

お前誰だよ。韓国の写真スタジオは修整がデフォルトだった……

というわけで、予定外に一人で迎えた月曜日の朝。日本はビジネスタイムですから適宜できる仕事をこなしつつ、翌日の朝イチに大使館に駆け込むため、とりあえずパスポート用の証明写真を撮っておくことにしました。運がいいことにその日宿泊した弘大という街にあるホテルから徒歩圏内に写真スタジオを発見(弘大、何度か宿泊しているので、土地勘があるんです。不安なときは知っているところにいるのが一番)。営業時間すぐに駆け込んで「パスポート用の写真が要るんです」とくたびれた顔でお伝えすると、「オモ……」とやはり同情顔で(韓国の方ってほんと情感多めで優しい……涙)、「白いTシャツだけだとアレだからこの黒ジャケットを羽織りましょうか」「前髪が!目にかかってる! 耳にかけて。そうそう!」と、アツいご指導をくださいます。お値段は35,000ウォン(日本円で約3,846円)。どうやら特急で仕上げてくださったらしく、「1時間くらいでできるからあとで取りにおいで」とのことでした。あああ、もう、ありがとうございます(涙)!!

お世話になったのはTime on me studioというスタジオです。スタッフの方、皆さん本当に親切でした。ひっきりなしに来客があり、韓国の若いメンズが記念写真を撮っていたり、中国語をお話の集団のマダムがめかしこんで写真を撮っていたり、繁盛しておりました。

入口はこちら。

地下1階にあります。

写真館の中はとってもキレイ。著名人の方の撮影もされているようですよ。

1時間後、ホテルのチェックアウトを済ませて写真を取りに伺うと、頼んだ覚えはないのにクマから髪のほつれから首のシワからキレイに補正され、なんなら首もちょっと細くしてくれちゃってる「誰これ?」な写真が6枚入っていました。メールアドレスにはデータでも送ってくれていました。ちなみにこの写真で作成した緊急旅券、後日韓国の入国審査で「写真とちょっと違うっぽいけど、これアンタだよね?」と問われることになりますが、「あたし、修整してくれなんて一言も言ってないですからね!!」と叫びたい気持ちにはなりつつ、記念に何かしら別の証明書のときにも使ってみようと思っています。

がっつりモザイク入れておきますけど、ギリ自分だと分かるレベルの見事な補正っぷりでした。

ここが重要。必要な理由を簡潔に、切実に!メールで送る準備を

緊急旅券は海外での身内の不幸や急な出張など、人道上または業務上などの「緊急に渡航しなければならない特別な事情」があり、通常のパスポート発行を待てない場合にのみ発給される、特例の旅券です。ですので発行をお願いするにあたり、こちらも事情を正直に、領事に説明する必要があります。私の場合は韓国の取材出張だったので「eチケット控え」と「出張の行程」を簡潔に記載したメールをこの月曜日に準備しておきました。と申しましても、細かい行程はこのパスポート紛失時手元にはなかったので、出張を企画された会社の方に事情を説明しご送付を依頼したところ……「編集Yに来てもらわないと非常~に困る」的に深刻なムードのメールをお送りくださり、結論としてはこちらを転送することでスムースに緊急旅券の発行に至りました。おそらくこの証明が一番の重要ポイントになると思われ、このメールをお送りくださった方が爆裂しごできだったというオチなのですが。お忙しいであろう領事の方が即座に判断できるよう、簡潔に、1通のメールで伝わるように準備しておきましょう。
 
身内にトラブルや不幸があって緊急旅券が必要な場合は、死亡診断書や現地の病院からの連絡書、またはご親族に大変な事象が起きている事実が確認できる書類なども、冷静に、「メールで送信できるように」準備しておきましょう。

勝負の火曜日。前のめりで在韓日本大使館へ!

韓国の在韓日本大使館は前述しましたが景福宮の近く、地下鉄の安国(アングク)駅の近くにあります。朝いちばんに駆け込みたかったので、月曜日に宿泊するホテルは大使館へ徒歩で向かえる「ドーミーインEXPRESS ソウル仁寺洞」にしました。そうですそうです、日系の、サウナがある、「夜泣きそば」やアイスクリームのサービスが人気の、あのドーミーインです。韓国には2026年現在、2軒あるんです。

次の渡韓時もお礼参りの気持ちで訪れたい、ドーミーインエクスプレスソウル仁寺洞。もうひとつのドーミーインは江南にあります。どうでもいいけど韓国旅行者におなじみのNaverマップでは「トミインExpress」と検索しないと出てきません。紛らわしいってばよ。

心労のためか、韓国で5泊目となったためかずいぶん体調もよろしくなかったズタボロの身に、日系ホテルのおもてなしは正直、沁みました。もし同様に韓国でパスポートを紛失して延泊を余儀なくされた方がいたら、空きがあるならドーミーイン、激推しします。

夜泣きそばはハーフサイズのしょうゆラーメンでした。

どうでもいいですが、がっつり食事する気力もなく、ドーミーイン付近のお店でキンパを買ってお部屋でちまちま食べたところ、あまりのうまさに唸りました。

さあ、勝負の火曜日です。ドーミーインにスーツケースを預かってもらい、書類や現金や写真とボールペンを握りしめて徒歩で向かいました。9:30から受付とは聞いていましたが、9:00前に到着してやりましたらば、ツインツリータワーという立派なビルには警備の方がたくさんいて、1階には日本大使館訪問者用の受付がありました。このビル、どう考えてもおカタい企業がたくさん入ってる風味で、1階で写真なんかパシャパシャ撮ってたら白い目で見られるムードしか漂っていなかったので、写真はありませんすいません。あ、もちろん大使館内も写真はNGでした。そりゃそうよね。
 
「日本大使館は9:30からなので、ここで少しお待ちください」と日本語でていねいに説明され、時間少し前に「そろそろ大丈夫なのでどうぞ」と、エレベーターのボタンを押してくれました。ちなみにセキュリティカードがないとエレベーターのボタンすら押せない高セキュリティのビルですから、くれぐれもお行儀よくしておきましょう。実際待っている間、韓国語でなにかしら叫びながら詰め寄っていたご年配の男性は、警備員の方に促されサラッとつまみ出されていました。
 
ツインツリータワーA棟の8階にある在韓日本大使館は、入館時に手荷物検査やセキュリティチェックがあり、受付で飲料は預けます。スーツケースがある場合も入口に預けることになりますから、館内には必要なものだけ持って入る準備をあらかじめ、しておきましょう。

ドーミーインから仁寺洞を徒歩で向かう道。仁寺洞は雑貨や食器の店がたくさん並んでいて、休日は観光客でワッショイしていました。

当然、一番乗りだった私(でも、同様にパスポートを紛失したと思われる日本人の方は数名後ろに並んでいました)。受付では日本語が堪能な韓国人スタッフの方に警察の紛失届はあるか、写真はあるか、現金は用意してあるかなど簡単な質問を受けます。準備万端な私はドヤ顔で番号札をもらって窓口で呼ばれるのを待ちます(まあ、1番だからすぐ呼ばれたんですけど)。窓口職員の方もとっても日本語が堪能でいらして、じゃあ『帰国のための渡航書』を出そうね~とおっしゃるので「これこれこういう事情で『緊急旅券』の発行をお願いしたいんです」と訴えかけました。すると「?」という表情のあと、「なるほど、ちょっと領事に確認してきますね」と待つことになります。ちなみに私以外の『帰国のための渡航書』の発行を待っている方たちは、比較的さっぱりとそれを手にして退出していきます。
 
「1番の方」と呼ばれると、窓口職員の方と私の間には分厚いガラスがあり、めちゃめちゃ姿は見えるんですけど、会話はおたがい受話器を取って行うという「韓国ドラマの刑務所のシーンとかで観たことある光景」の方式。なんでだろうこれ、暴れる人とかいるんですかね、もしかして。後日調べたところ、職員の安全のため、ここ防弾ガラスなんだそうです。書類はガラス窓の下を行き来する、引き出しみたいなものを介してやりとりします。「領事に確認したところ、緊急の理由を証明するものと戸籍謄本が必要なんですが、ありますか?」と問われます。私、戸籍謄本だけは用意できていなかったのですが、これが……どうにもこうにも絶対に必要だったんです。「マイナポータルなどでも今出せないのなら、戸籍謄本をご家族に取得してもらって写真を送ってもらって、後日、原本を必ずここ在韓日本大使館に送る、という流れでも対応します」とおっしゃっていただき、最後の手段・実家の母にTEL。もしもし、あら、どうしたのアンタ、平日の朝から珍しいわね。パスポート失くした。あらまあ。え、韓国にいるのに? そうよね、お友だちと旅行行くって言ってたわよね。戸籍謄本がいるの? わかった。お母さん市役所行ってくるから、ちょっと待ってて。大丈夫、うちから近いのよ、市役所。
 
……と、異常にものわかりのいい実母からものの30分後には戸籍謄本の写真が送られてきました。まあピントがボケボケなものですから何度か撮り直しを頼むことにはなったのですが、発行された番号などまできっちり写った写真を格闘の末にゲット、用意していたeチケットの写真や社用の出張の行程などと共に「これが領事のメールアドレスです」と渡されたアドレスに送信し、「発行できる場合は3時間後くらいになるので、15:00くらいにまた来てください」と正午前には送り出されました。持つべきものは! なにごとにも動じない母! お母さんありがとう! 相変わらず、肝っ玉が巨大で救われたわ!

大使館近くの光化門広場では、釈迦の誕生日を祝う奉祝塔が設置されておりました。おめでとう釈迦。センイルチュッカヘ。おかげで1日帰国が遅れたけど、そもそもそれも釈迦のせいじゃないもんね。

ちなみに、この大使館で申請時に私が提示&提出した■/記載した□内容を再度おさらいすると、下記です。
 
■身分証としての運転免許証
■ソウルの警察署でもらった紛失届証明書(LOST PROPERTY REPORT)
■証明写真2枚
■戸籍謄本の全面が写るよう複写した写真(実家の母が震える手で撮影したものをLINEで受け取りました)
■戸籍謄本の原本をいつまでに在韓日本大使館に送付します、という誓約書(日付とサインを記入するだけです)
■緊急旅券の発行の必要を証明する、eチケットや業務内容を添付したメール
 
□今回、帰国する飛行機などの便名
□紛失したパスポートの番号
□紛失したパスポートの登録の際に使用した本籍地の住所
□日本での緊急連絡先の名前、住所、電話番号(実家の母親にしておきました)
□韓国での滞在先(ホテルの住所、電話番号、部屋番号)
 
さらに『緊急旅券』はICチップが搭載されていない、1年間が使用期限の限定的なものであることを説明されました。そして次の渡航先が緊急旅券で渡航できるかどうか、ご自身で確認してください、と日本の外務省のPDFが読み取れるQRコードを提示されました。リンク先は下記と同じだと思われますので、申請の前に確認しておいてくださいね。

もちろん、領事が緊急旅券の発行を許可してくれるかどうかは数時間後にしかわからないのですが、やれるだけのことはやった、と、晴れ晴れとした気持ちで大使館近くを散策。徒歩で南大門市場までおみやげの海苔を買いに行ったり、そういえば何も食べていなかったなあとコーヒーを飲んでホットクを食べていたらあっという間に過ぎました。再度大使館を訪れたら、先ほどから対応してくださっている窓口職員の方が、私を見つけてパッと明るい表情になり、「呼ぶからちょっと待っていてくださいね」とガラス越しにおっしゃいます。これは……いけたのかもしれない。

ご迷惑をおかけした皆様には、南大門市場のこちらで買った焼き立て海苔を配り歩きました。好評でなによりです。

「こちらが緊急旅券です。紛失届も日本での再発行時に必要ですからお返しします。戸籍謄本の原本は必ずすぐこちらに送付してください。住所はこちら。緊急旅券の有効期限は1年間ありますが、ICチップも入っていませんし、その出張が終わって日本に戻ったら、お早めに日本でパスポートの再発行をすることをオススメします」と、ムラサキ色の緊急旅券を渡され、説明されました。料金は現金で57,000ウォン。ちょうどあるかと思ったら細かい紙幣がなく、「あ、ちょうどあると思います! ……スイマセン、ウソをつきました」と60,000ウォンを差し出したら、職員の方は顔をそむけて笑いをこらえながら「大丈夫ですよ、おつりはあります」と、このあたりからは謎の連帯感が生まれていたため、穏やかなやりとりでした。本当に本当に、ありがとうございました。数日後にはまた韓国にまいりますが、いい取材をして日本の方にも韓国の方にもお役に立てるよう頑張ります。的なことをまっすぐ目を見て伝えたら、職員の方はちょっと照れながら「お疲れ様でした」と送り出してくれました。情が厚くて、親切で、ちょっとシャイな韓国の方たち。疲れきってボロボロでしたが、私やっぱり韓国が、韓国の方たちが好きだわ。と思いながら在韓日本大使館を後にしました。

空港に向かうための安国駅のバス停で、上司や友人や両親に報告するため発行ホヤホヤの緊急旅券を撮影。赤でも青でもなく、ムラサキなんだねー。

というわけで、ほうほうのていで帰国。仁川空港でも羽田空港でも何度もムラサキのパスポートを二度見されながら、「ああー、コイツ、パスポート失くしたんやな」とニヤニヤされながらも、これほど切実に家に帰りたいと思ったことはありませんでした。出張前、日本にいられたのは2日間のみ。会社では「あのYがパスポートを紛失するなんて珍しい」的に引かれつつも「まあ、あいつならどうとでもして帰ってくるだろ」と誰も心配していなかったことにも気づいており、とりあえずみやげのお菓子やニキビパッチをバラ撒き(上司には焼き立て海苔とラーメンをもちろん渡しておきましたYO!)、2日後には成田空港に向かいました。

『緊急旅券』でできること、できないこと

さあ、出張いったろやないかい。めっちゃ働いたろうやないかい。

ICチップが入っていない『緊急旅券』は不自由がいっぱい。まず、顔認証の出国/入国時の自動化ゲートは無条件で使用NGでした。昔ながらの、対人の出国/入国審査の列に並びましょう。また、空港でチェックイン後に使用できる自動スーツケース預け入れ機は、出国時の成田空港では使えたのですが、帰国時の仁川空港ではNGでした。航空会社によっても異なると思われるので、基本的には有人のチェックインカウンターで、ムラサキのパスポートに怪訝な顔をされながらスーツケースを預けましょう。

最近増えている出国/入国の自動化ゲートは『緊急旅券』は使用できません。
写真:イメージマート

出国審査も入国審査も、有人の審査の列に並びましょう。

自動荷物預け入れ機は使えるものと使えないものがありました。時間に余裕をもって行動しましょう。
写真:つのだよしお/アフロ

空港職員の方にもよりますが、このムラサキ色のパスポートを初めて見た、とおっしゃる方もそこそこいらっしゃいました。出国も入国も時間に余裕を持って行動し、不審な顔をされたら「実は前回の渡航時にパスポートを失くしたんですよ」と英語またはその国の言語で説明する準備くらいはしておきましょう。職員の方が納得するまで調べていたなら、つべこべ言わず、穏やかに待ちましょう。「このパスポートでアンタを日本に向かわせていいのか自信がないんだけど、ダイジョブなんだよね」などと問われたら、「ダイジョブです!」と明るい笑顔で答えましょう。ええ、全部、経験談です。
 
一方、Olive Youngなどで買いものした際の免税の手続きは、ICチップがないこのムラサキ色のパスポートでも難なくしていただけました。まあ、もしできない店舗があっても緊急旅券の分際で文句言ったらバチ当たりますから、謙虚にいきましょう。全ては! パスポート失くしたおのれが悪いんじゃ!

最後に:海外に行く際、注意&把握しておきたいこと

在韓日本大使館にて、私同様パスポートを紛失した方は数名いらっしゃったようですが、その中で「パスポート番号なんて知らねえよ」「どこで失くしたかなんてわかんねえよ」などとわめいていらっしゃるお若い方を目撃しました。あの子、無事に帰れたのかしら……と老婆心から心配しつつ、大使館の方への口のききかたはもうちょっと慎んだほうがいいわよ、と内心でたしなめつつ、改めて「海を渡るなら、把握しておいたほうがいいことってあるなあ」としみじみしました。
 

当然だけど、自分のパスポートなどの情報は記憶しておこう

私のように紛失することはそうそう起きてほしくありませんが、おのれのパスポート番号と発行した日時、有効期限、本籍の住所など「自分の情報」は、スマホで写真を撮っておくのはもちろん、アタマの中に入れておくのが一番安全だ、と痛感しました。私は今回パスポート「のみ」の紛失でしたが、正直「パスポートを紛失した」と報告した仕事関係者からまあ、聞くわ聞くわ「カバンまるごとスリに遭ったことがある」だの「パスポート以外は現金からスマホから全部失くしたことがある」だの、恐ろしい経験談……! みんなよく無事に生きてるね! 偉いよ! どうすんの全部失くしたら!  パスポートはもちろんクレジットカードの番号など、万一紛失した際にスラスラ言えるよう、きちんと記憶しておくべきだなと痛感しました。

できれば戸籍謄本を入手できる経路を確保しておこう

昨今は「マイナポータル」のアプリで海外からも自分の戸籍を提示することができますが、私これ、未対応だったんです。今回は運よく元気な実母が対応してくれましたが、何か起きた際、最強のIDだと思っていた運転免許証より「発行から6カ月以内の」戸籍謄本が、最終的なアイデンティティになるんだということを今回、痛感。渡航のたびに戸籍謄本を持ち歩く、のが最善の策かどうかは判断しかねますが、マイナポータルアプリで対応できるようにしておくか、連絡がつく肉親が対応できることを確認しておくか、なんにしても「私が私である証明」ができる準備は、いかなる渡航前にもしておかねばならないんだ、と反省しました。万が一スマホすらも紛失した際、そういった肉親に連絡がつく準備もね!

スーツケースの盗難にもご注意を!

今回「パスポートを紛失した」トホホな経験を吐露すると、こちらを元気づけるためか「僕もハワイでパスポート失くしたことありますよ!」だの「この間、シンガポールでスーツケースを盗まれたの!」だの、だいぶイカツイ経験談を語ってくれる周囲の方が多く、なあんだ、私の経験なんて可愛いもんじゃない♪ と思えているのですが(←だいぶお気楽)、なかでもちょっとお知らせしておきたいのが、「スーツケースの盗難」です。
 
近年、国を問わず増えているようです、高級ブランドのスーツケースの盗難。「タクシーのトランクにスーツケースを入れたら、料金支払い後荷物を降ろす前に走り去られた」とか、「空港までの高速電車の入口にスーツケースを置いておいたら、乗客ではない人が出発直前にスーツケースを奪って逃げたのを見た」とか、私のところに寄せられたトホホ体験の中で一番シャレにならんな、と思ったのがコレでした。代表的なのは価格の高騰が続くリモワですが、それ以外でもひと目でわかる高級ブランドのスーツケースはターゲットになりやすい模様。「タクシー移動はUberなどドライバーの追跡可能なサービスを活用する」「とにかく肌身離さない」など、基本的な事項を守り過ぎるほど守る必要が今、ありそうです。この記事をお読みのオトナミューズウェブを訪れてくださっている方なんて、皆さま、スーツケースもおそらくいいものをお使いでしょう。現金やキーの類など、大切なものをスーツケースには入れておかないことはもちろんですが、まずは肌身離さず! おみやげも旅の思い出もパンパンに詰まって重量オーバースレスレのスーツケース、守り抜きましょう。

左が私の緊急旅券、右が友人Aの10年一般旅券。「ムラサキ可愛いじゃーん、写真撮ってイイ?」と、後日会ったAはなぜかご機嫌でした。

というわけで、時間もお金も健康も、そこそこ損ねた今回のパスポート紛失事件。自他ともに認める用心深い性格ではあるのですが、やらかしてしまった以上、なんの言い訳もできません。改めて、海外に行く際は十分な準備をするべきだと大反省しました。ひとりでも多くの方がこんな目に遭わないように願いつつ、もし遭ってしまっても冷静に対処して「またどこか旅しよう」と思える結末となりますように。私? 落ち着き次第、ソッコーでパスポートの再発行に出向きます。そして、お世話になった韓国の方にお礼を言いに行けるよう、日本のおみやげも見繕っておかないと。あ、戸籍謄本の原本も、2日後の出張先の仁川から即座に在韓日本大使館に郵送しました。もう届いているかしら。
 
大変だったけど、つらかったけど、今回のパスポート紛失事件はとても勉強になりました。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。そして、これをお読みの、もしかしたらパスポートを紛失した最中の皆様も、無事に帰国できますよう全身全霊でお祈りいたします。

otona MUSE Y

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