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「運転できないなら歩いて行け」高熱の妻子を後回しに車を要求する義父。だが、夫の正論で撃退した話

  • 2026.6.22

当日の朝に呼びつける義父

義父は、自分の都合がいつも最優先の人でした。家族で出かける予定を立てていても、当日の朝になって突然夫を呼び出すのです。

「今日、手伝いに来い」

その一本の電話で、私たちの予定は何度も台無しになりました。夫が事前に連絡してほしいと頼んでも、義父は聞く耳を持ちません。

「俺の言うことが聞けないのか!」

そう一喝されて、話はいつもそこで終わってしまうのでした。夫も困り顔で、私に何度も謝っていました。

39度の朝に割り込んだ要求

ある朝、私と息子が同時に高熱を出しました。私は39度を超え、起き上がるのもやっとです。息子を連れて二人で病院へ行くのは、とても無理でした。

「悪いけど、送り迎えだけお願い」

夫がそう言って車のカギを手にした、まさにその時でした。玄関に義父が現れたのです。

「これから買い物に行く。車を出せ」

夫が、妻と子が高熱で今から病院だと事情を説明しました。それでも義父は引きません。

「嫁が子どもを連れて行けばいいだろう」

「運転できないなら歩いて行け」

その言葉に、頭が真っ白になりました。39度の体で、子どもの手を引いて歩けというのでしょうか。

夫の一言と、変わっていった周囲

ずっと我慢してきた夫が、静かに口を開きました。

「父さんは元気だけど、妻と子どもは39度を超える熱がある。どちらが自力で動けるかは、明らかでしょう」

義父の顔色が、さっと変わりました。

「父さんよりも、自分の家族を守りたい。だから今日は行けません」

義父は言い返そうと口を開きかけ、けれど言葉が続かず、ぐっと飲み込みました。最後は何も言えず、肩を落として帰っていきました。

義父は激怒していました。でも、その横柄な態度には、以前から周囲も気づいていたのです。親戚や近所の人からも「さすがに言いすぎだ」と注意を受けるようになりました。

あれから、義父が突然予定を押しつけることはなくなりました。今では数日前に「都合はどうだ」と聞いてくるようになり、私たちと顔を合わせると、どこか決まり悪そうに目をそらします。あの朝、夫が守ってくれたことを、私は一生忘れません。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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