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【第61話】NHK朝ドラ『風、薫る』生意気なエリート生徒を流暢な英語と毅然とした態度で黙らせた直美(上坂樹里)の反撃にSNS喝采

  • 2026.6.22
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女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(20)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第61話が22日放送され、りんや直美ら4人が帝都医大病院の各科へ看護婦取締として配属され、さらに生徒の育成という難題も課される展開を迎えました。また、直美が英語で生徒に反撃する痛快なシーンも描かれ、SNSでは熱い反響が寄せられています。

「看護婦取締」として働くよう指示された4人

ドラマはこの日から第13週「白日の夢」(第61~65話)に入り、りん、直美、玉田多江(生田絵梨花さん)、工藤トメ(原嶋凛さん)の梅岡女学校付属看護婦養成所1期生は同病院の看護婦になりました。

4人は初日、院長の多田重太郎(筒井道隆さん)から「看護婦取締」として働くよう指示されます。直美は内科、りんは外科、多江は婦人科、トメは伝染病科に配属されました。

副院長の渡辺行成(森田甘路さん)は、看護婦取締について、看病婦や看護科で学ぶ生徒たちの上に立ち、取締りや管理を行う役割だと説明。講義や後進の育成も担当することになりました。

戸惑うりんたち

りんたちは看護婦になったばかりで講義などしたことがないと戸惑いましたが、早速、教場に連れていかれ、生徒たちの前に立ちました。生徒の土居ヒデ(池田朱那さん)は、看護専門の先生はいないのか、自分たちは西洋の最先端の看護を学べると聞いて英語も猛勉強してきたが、どのような授業が行われるのかと疑問をぶつけます。

それに対し、りんは「精いっぱい努めます」と返すことしかできません。ヒデが嫌味っぽく英語で「一ノ瀬先生、講義は英語ですか?日本語ですか?」と質問すると、すかさず、直美が「私たちはナイチンゲール式の看護を学んだ看護婦です。講義は日本語ですが、教本が英語の場合は英語が必要になります」と流暢な英語で返し、ヒデを黙らせました。

規則の必要性を強調するりん

詰所に戻った4人は、ただでさえ忙しいのに看護をしながら教師もやるのかと不満を漏らします。多江が看病婦たちもまとめなければいけないのかとぐったりする中、直美は全てを自分たちの好きなようにできる立場だと捉え、うまく利用しようと前向きにとらえます。直美とりんは、それぞれ看護婦取締として看病婦たちに就任を報告します。看病婦たちは戸惑いや反発を見せますが、りんたちは規則の必要性を強調しました。

夜、一ノ瀬家で夕食をとりながら、りんが手術室でのことを話しました。見学した生徒が次々と倒れ、自分もヘトヘトになったと振り返りました。

直美は理屈っぽそうな生徒たちにはいい薬だと返しました。りんの娘・環(英茉さん)は「看護婦さんじゃなくて先生になったの?」と不思議がりました。りんは「両方。お母さん心配。先生ができるかな」と答えながら、看護婦になりたいと来てくれた人たちに、この仕事がすてきな仕事だと伝えたいと語りました。

「任命」という難しい言葉を知っていた環

環が「看護婦さん、増えるといいね」と口にし、りんと直美は笑ってうなずきます。直美から今日どうしていたのか聞かれた環が「お店でね、かんばん娘ににんめいされた」と答えると、りんは「任命」という難しい言葉を知っていることに感心します。

母の美津(水野美紀さん)が「今日、シマケンさまがお店にいらして、教えてくれて」と明かしました。直美が「シマケンさんね…」と言いかけますが、りんが聞き返すとごまかしました。その頃、「シマケン」こと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉さん)は、黙々と原稿用紙に筆を走らせていました。

授業をのぞくツヤ

ある日、病院の教場で、りんたちが授業を行う様子を三浦ツヤ(東野絢香さん)がのぞいていました。その存在に気づいたりんに、ツヤは「私に看護婦の勉強をさせてください」と願い出ます。

ツヤは、子供ができずに離縁され、最初は赤ん坊を見るのもつらかったのですが、やがて世話をすることに喜びを見いだした、りんたちの同期・泉喜代(菊池亜希子さん)の姿を思い返しながら、その気持ちが自分にも分かってきたと打ち明けました。

もともとは嫌々お金のために始めた仕事でしたが、看護をしたいと思ってやってきた看護婦たちと一緒に働くうちに、自分も看護婦になりたいと思うようになったと明かしました。りんは快諾し、少し時間がほしいと返しました。

SNSの反応

『風、薫る』の第61話の放送に対し、SNSでは視聴者から様々な反応が寄せられています。

■ 直美の痛快な反撃に称賛の嵐:生徒たちからの厳しい追及を堪能な英語と毅然とした態度で切り返した直美に対し、「聡明さと気の強さが活かされていて最高に気持ちいい」「頼もしい」と、彼女の凛とした姿に惚れ直す視聴者が続出しました。理不尽な状況を逆手に取る強さに、多くの応援の声が集まっています。

■「無茶ぶりすぎる…」オーバーワークと感染リスクへの懸念:1年で生徒を一人前にするという過酷な要求に「時代とはいえ無茶すぎる」「オーバーワークが心配」と同情の声が殺到しています。特に、まだ十分な感染対策(マスクなど)もない時代における「伝染病科」への配属には、感染リスクや不当な差別を心配する切実な声が多く寄せられています。

■エリート生徒への理解と、史実に基づく深い考察:反発する生徒たちに対しても、「当時の最高学府のレベルならプライドが高くて当然」「最先端の西洋の専門家を期待していたはず」と背景を汲み取る冷静な意見が見られます。さらに、各科への配属理由の推測や、実際の史実と照らし合わせた考察など、ドラマを深く読み解く熱心なコメントも目立ちました。

ライターコメント

第13週の幕開けは、突然の「取締」への抜擢と教壇に立つという、まさに「無茶ぶり」の連続でしたね。そんな逆境の中、マウントを取ろうとするエリート生徒に対し、直美が流暢な英語で真っ向から論破するシーンは、痛快な名場面でした。「全部自分たちの好きなようにできる」と院長の策略すら利用しようとする直美のたくましさは、当時の女性たちが社会を切り拓いていくための強力な武器だったのだと感じさせられます。そして、ツヤさんの心境の変化も非常に胸を打つ展開でした。彼女たちが理不尽な環境をどう変えていくのか、明日以降の放送からも目が離せません。

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