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夫の「冷食ばっかりやな」にブチッ! 手作りおかずは無視ですか。「自分でお弁当作ったら?」任せた結果

  • 2026.6.22

今回は、友人Aに聞いた、お弁当作りをめぐる夫婦の話です。
毎朝当たり前のように続けていたお弁当作りでしたが、あるひと言でAは手を止めました。
その後、夫に任せてみると意外な変化があって……。

画像: ftnews.jp
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止まる手

Aは毎朝、夫のお弁当を作っていました。
卵焼きや前日の残りおかず、野菜などを入れ、足りない部分には冷凍食品を使います。
保冷にもなり、お弁当作りではよくある工夫でした。

「会社の人に、冷食ばっかりやなって言われたわ」
夫が何気なくそう言った瞬間、Aはお弁当箱におかずを詰めていた手を止めました。
仕事の前に早起きをして準備するのは簡単なことではありません。
それでも夫に少しでも喜んでもらえたらと思い、毎日続けていたのです。

積もる思い

夫は悪気なく言ったのでしょう。
けれどAの頭に浮かんだのは、毎朝の慌ただしい時間でした。
寝坊しないよう目覚ましをかけ、冷蔵庫の中身を確認しながら献立を考える。
前日の夕飯も「お弁当に使えるかな」と考えながら作っていました。
彩りが偏らないように気を配り、野菜も入れる。
限られた時間の中で続けてきた工夫はたくさんあります。
それなのに見られていたのは、隙間を埋めるために入れた冷凍食品だけでした。
「そこなんや……」
Aの中で、「そこだけ見られていたのか」という悔しさが大きくなっていったのです。

任せた結果

そしてAは夫に言いました。
「そこまで言うなら、一度自分で作ってみたら?」
夫はおそらく軽い気持ちだったのでしょうが、「わかった」と言いました。

ところが、実際に始めてみると想像以上に大変だった様子です。
早起きしても思うように準備が進まない。
おかずの組み合わせにも悩むようです。
買い物に行けば、食材代が思った以上にかかることにも気づいたようでした。
数日後、Aは買い物先で真剣な表情の夫を見かけます。
夫が立っていたのは、冷凍食品売り場でした。
お弁当用のおかずを一つひとつ見比べながら「これなら彩りが良くなるか」「コストパフォーマンスはどうだ」と、真剣に選んでいたのです。

見えた苦労

その後、夫はぽつりとつぶやきました。
「毎日違うおかずを考えるのって大変なんやな」
その言葉を聞いた時、Aは初めて夫が弁当作りの大変さを理解してくれたと感じました。

家事は毎日のことだからこそ、当たり前になりやすいものです。
続けてくれている人の苦労は、近くにいるほど見えなくなることもあります。
けれど一度でも自分で経験すると、見える景色は変わるのかもしれません。
Aはこの出来事を通して、家事の大変さは言葉だけでなく、実際にやってみて初めてわかることもあるのだと感じたのです。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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