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同僚の「時短は早く帰れてラク」「羨ましい」発言も我慢。上司の『急な呼び出し』に「えっ、いいの?」

  • 2026.6.20

育休から復帰した先輩社員の働き方に、最初は「大変そう」と感じていた友人。しかしある出来事をきっかけに、その印象は大きく変わったそうです。今回は友人から聞いた「子育て中のママの働き方」について考えさせられるエピソードをご紹介します。

限られた時間だからこそ

私の職場には、育休から復帰した先輩社員の佐藤さん(仮名)がいました。佐藤さんは時短勤務で、子どものお迎えがあるため、毎日15時30分になると退勤します。さらに、お子さんはまだ小さく体も弱いため、急なお迎え要請で早退することもしばしば。

周囲は「大変そうだな」と思いつつも、仕事のしわ寄せを心配する声も決してなくはありませんでした。

耳に入った心ない一言

佐藤さんは、いわゆる“仕事ができるタイプ”。「時間がないからこそ、優先順位を決めてやるしかないんだよね」そう言いながら、驚くほど効率よく仕事をこなしていました。必要なことを見極めて淡々と処理していく。その姿は、“プロフェッショナル”そのものでした。

そんなある日、佐藤さんの同僚である山田さん(仮名)が「いいなー、時短の人は早く帰れて羨ましい。最終的に仕事を周りに振って帰れるからラクだよね。私も早く帰りたい」と愚痴をぽつり。

山田さんは普段から遅くまで残って頑張ってるタイプでしたが、愚痴も多い人でした。佐藤さんはその言葉にモヤッとしたものの、「波風を立てたくない」という思いから、何も言い返しませんでした。

それから約1年後

ある日、佐藤さんが上司に呼ばれました。周囲では「もしかして時短勤務の見直し?」とヒソヒソ声が上がります。しかし、実際の話はまったく違いました。なんと課長への推薦の話だったのです!

「時短のままでも大丈夫なんですか?」と佐藤さん自身も驚きを隠せない様子。

上司からの言葉

すると上司はこう答えました。「限られた時間で結果を出せる人に任せたいんだよ。長く会社にいることと、成果を出すことは別だからね」

その言葉に、あのとき嫌味を言っていた山田さんは、かなり気まずそうな表情に……その様子を見ていた私は「働き方って、時間の長さじゃなくて使い方なんだな」と実感しました。

同じ職場にいても、人によって働き方も状況も違います。だからこそ、表面だけで判断するのではなく、その中身に目を向けることが大切なのかもしれません。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:島田歩実
元銀行員として、女性のキャリアやお金にまつわるあれこれを執筆中。アメリカへの留学経験もあり、そこで日本社会を外から観察できたこともライターとしての糧となる。現在はSNSなどを介してユーザーと繋がり、現代女性の声を収集中。

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