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夏旅で狙いたい! 旅のプロが選ぶ、涼しくてホットな日本の避暑地リゾート4【2026年最新】

  • 2026.6.17
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もはや酷暑が当たり前の今、夏旅は避暑ステイを楽しむ“クールケーション(クール・バケーション)”が新たなトレンドに。エアコンに頼らず心地よく過ごせる避暑地に、個性豊かな新ホテルが続々と誕生! 駅直結の軽井沢から最北の離島・礼文島、130年の森が息づく小岩井、標高1,591mの尾瀬まで、この夏訪れたい4つの避暑地リゾートをお届け。

1.軽井沢【長野】

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HACIENDA KARUIZAWA(ハシェンダ カルイザワ)

新しくなった軽井沢で、涼しさと感性をチャージ

東京から新幹線で約1時間。軽井沢駅の改札を抜ければ、5分もかからずロビーにたどりつく。2026年4月、軽井沢駅直結の複合施設「軽井沢T-SITE」に誕生した「HACIENDA KARUIZAWA(ハシェンダ カルイザワ)」は、「こんな簡単に避暑地に行けて大丈夫?」と、一瞬、たじろぐほどの好アクセスで迎えてくれる。

同ホテルは英国のライフスタイルショップの名門「ザ・コンランショップ」がデザイン監修したことでも注目されている。全9室の客室は、すべてテーマカラーと家具が異なる。

イサム・ノグチのコーヒーテーブルを備えた105号室(75㎡)。 Hearst Owned

たとえば、「カール・ハンセン&サン」のデイベッドが主役を張る部屋もあれば、イサム・ノグチのコーヒーテーブルやボーエ・モーエンセンのチェアが鎮座する部屋も。カップやワインオープナーに至るまで同ショップのセレクトだ。日本の職人技が光る欅箪笥と北欧の名作が並ぶ空間には、「デザインが暮らしを豊かにする」と説いたテレンス・コンラン卿の哲学が息づく。次はあの部屋に泊まりたいと、インテリア好きならきっと全室制覇したくなるはず。

長野の食材を使った和食を楽しめる「笠庵 賛否両論 軽井沢」の夕食。 Hearst Owned

夕食は、恵比寿「賛否両論」の姉妹店「笠庵 賛否両論 軽井沢」で。笠原将弘シェフが監修する月替わりのおまかせコース(¥12,000~)は、信州の野菜や地の魚に、和の技と遊び心が絶妙に加味されている。朝食は、サラダや採れたて卵の料理、濃厚なヨーグルトドリンクが籐のバスケットに詰まって部屋に届く。パジャマのまま窓辺で広げて、旅の醍醐味を存分に享受したい。

自然素材とモダンな感性が融合した「アクアイグニス ガーデン スパ」。 Hearst Owned

ホテル同様、ザ・コンランショップがデザイン監修した温浴施設「アクアイグニス ガーデン スパ」には、じわりと汗を誘うオートロウリュと、揺れる炎を眺める薪ストーブの2種のサウナを用意。アカプルコチェアでゆるゆると外気浴を楽しむ時間も至福のひとときだ。

「HACIENDA KARUIZAWA」が掲げるコンセプトは“旅に出る前に呼吸を整える場所”。名作家具の上で深呼吸を整え、高原の風に包まれる──。肩ひじを張らない、アカデミックな避暑を満喫して。

HACIENDA KARUIZAWA(ハシェンダ カルイザワ)
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢中谷地1178-1293(軽井沢T-SITE内 B06)
Tel. 0267-31-6460
宿泊料金/1名1泊¥38,000〜(税・サ込み、2名1室利用時の素泊まり料金)
公式サイト

2.小岩井農場【岩手】

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AZUMA FARM Koiwai(アズマ ファーム コイワイ)

アマン創業者が選んだのは、130年かけて育まれた小岩井の森

世界中のラグジュアリートラベラーを虜にしてきた「アマン」の創業者、エイドリアン・ゼッカ氏。「AZUMA FARM Koiwai(アズマ ファーム コイワイ)」は、ホテル好きなら間違いなくその名を耳にしたことがあるであろう、そのゼッカ氏が率いるAzumi JapanとJR東日本がタッグを組んだ新ブランド「AZUMA FARM」の最初のホテルだ。かつて火山灰に覆われ草木さえ育たなかった荒野を、130年以上かけて豊かな森へと再生させてきた小岩井農場。その小岩井農場の森の中の、約8ヘクタールの牧草地に、2026年4月23日に開業した。

2時間貸切で利用できるプライベートサウナ。 Hearst Owned

わずか24棟のヴィラとレストラン・ラウンジ棟、薪ストーブを備えたプライベートサウナ3棟が、木立に沿うように点在する。コンセプトは“大地を感じるファームステイ”。薪火のサウナで汗を流し、暖炉前のチェアからぼんやりと森を眺めれば、その言葉の意味は、頭よりカラダのほうが先に理解してくれそうだ。

客室は写真のフォレストヴィラとガーデンヴィラの2タイプ。 Hearst Owned

建築を手がけたのは、京都・六角屋の三浦史朗氏。農場で育った木々を自ら選び、伐採するところから設計をはじめ、客室には赤松や檜など小岩井育ちの天然素材を使用。この地を故郷とする宮沢賢治の静かな神秘性も随所に織り込まれている。

宿泊料金に含まれるディナーは前菜のワゴンサービスからスタート。 Hearst Owned
アクティビティとして用意されている、小岩井農場近くの相の沢牧野での乗馬体験。 Hearst Owned

朝夕食、盛岡駅からの無料送迎、館内アクティビティまで、すべて宿泊料金に含まれる。食事は、小岩井周辺の山の幸に三陸沖の海の幸を合わせた東北の力強い恵みが主役だ。乗馬や南部鉄器の名入れ制作、八幡平ネイチャーツアーなど12のアクティビティのほか、二戸の酒蔵・南部美人の見学や浄法寺漆の蒔絵体験といった、岩手各地の文化とつなぐリージョナルツアーも展開予定。東京から盛岡までは新幹線で約2時間強と、思いのほか近い。

森が130年かけて育んだ時間に、特別に仲間に入れてもらう。そんな避暑が叶うのは、きっとここだけ。涼やかな風が木陰を渡る小岩井の森で、忘れられないひと夏を。

AZUMA FARM Koiwai(アズマ ファーム コイワイ)
岩手県岩手郡雫石町丸谷地68-77
料金/1室1泊¥235,400〜(税・サ込み、2名1室利用時、朝夕食・送迎・館内アクティビティ含むオールインクルーシブ)
公式サイト

3.礼文島【北海道】

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礼文観光ホテル 咲涼(さりょう)

天然クーラーが効く、日本最北の“花の浮島”へ

日本の多くの場所が猛暑にうだる盛夏、日本最北の有人離島・礼文島は真夏でも平均気温20℃前後。天然のクーラーがほどよく効いている。標高2,000メートル級の山でしか出合えないはずの花々が、この島では海辺の散歩道で涼しい顔をして揺れている。避暑地としての説得力は申し分ない。海抜0メートルから咲き誇る高山植物は約300種。これが“花の浮島”と呼ばれる所以だ。

利尻富士を望む「礼文観光ホテル 咲涼」のオーシャンビュー和室(8畳)。 Hearst Owned

その島の玄関口・香深港から徒歩約10分。目の前に礼文の海と、海越しにそびえる名峰・利尻富士を望むのが「礼文観光ホテル 咲涼(さりょう)」だ。ホテルプロデュースで知られる温故知新が2025年にリブランドした、5月から10月までしか開かないシーズンホテルで、今年は10月31日までの営業となる。

新設されたオーシャンビュープレミアムツインの客室(23㎡)。 Hearst Owned

今季は利尻富士を正面に迎えるオーシャンビュープレミアムツインの客室を増室。島を知り尽くしたガイドと連携するコンシェルジュデスクを新設し、花のトレッキングなどホテルを起点に島へ一歩踏み出す“つながる滞在”が叶う。

利尻富士を眺めながら湯浴みを堪能できる大浴場。 Hearst Owned
北海道の恵みをたっぷり味わえる夕食は和洋ブッフェスタイルで。ビジター利用も可能(¥11,000)。 Hearst Owned

大浴場は、肌にやさしいやわらかな湯が評判の礼文温泉。夕食には、濃厚なウニを使った料理(提供は季節による)をはじめ、海から届く北の幸が並ぶ。湯上がりに窓辺へ腰かけて、刻々と表情を変える夕暮れの利尻富士を眺めていると、時間の流れまで島仕様にゆるんでしまいそう。

飛行機と船を乗り継ぐ道程はちょっとした旅だが、たどり着く過程もかけがえのない時間になる。今年の避暑は少し気合いを入れて、日本の最北端にある“花の浮島”に出かけてみては?

礼文観光ホテル 咲涼(さりょう)
北海道礼文郡礼文町香深トンナイ277
Tel. 0163-86-1717
2026年営業期間/5月20日(水)〜10月31日(土)
宿泊料金/1名1泊2食付き¥18,000〜(税・サ込み、2名1室利用時)
公式サイト

4.尾瀬【群馬】

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LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート

山小屋ならぬ“山ホテル”で叶える快適ハイク

避暑地の説得力は標高で決まる――。そう信じている人に、ぜひ知ってほしいのが、「LUCY尾瀬鳩待」だ。同ホテルが建つのは、本州最大の高層湿原・尾瀬ヶ原へと続く玄関口・鳩待峠。標高は1,591メートル、真夏でも朝晩は長袖の防寒着が欲しくなるほどで、下界の熱帯夜がもはや遠い国の話のように思えてくる。

コンセプトは“最高の尾瀬ハイクが始まるホテル”。 Hearst Owned

「LUCY尾瀬鳩待」は星野リゾートが初めて手がけた“山ホテル”ブランドの第1号ホテルとして2025年9月に開業。初年度の宿泊予約はわずか2週間で完売した。なぜそこまで人を魅きつけるのか。その理由は峠に泊まれる唯一の宿泊施設という立地に加え、山小屋の常識をやさしくくつがえす“6つのプロミス”にある。

プライベートな寝室、いつもの温水洗浄トイレ、シャワー&パウダールーム、肉・魚・玉子の贅沢ごはん、ホテル内のラストコンビニ、そして充電・Wi-Fi無制限。山の上にも関わらず、我慢の必要がない。チェックインして、一晩ぐっすり眠れば、翌朝は心身ともに万端の状態で、朝いちばんの湿原に繰り出せる。

家族連れやグループ旅行にぴったりの4名定員フォースルーム(13㎡)。 Hearst Owned
夕食は施設隣接の「はとまちベース Cafe & Shop」内ダイニングスペースで“LUCY豚汁ご膳”を。 Hearst Owned

2026年は4月29日から全館営業を開始し、新アクティビティも登場した。チェックイン後のテラスで山を眺めながらオリジナルコーヒーとお菓子を味わう“はとまち珈琲時間”、澄んだ山の空で星や月を眺め、スマホで撮った1枚をその場で印刷して持ち帰れる“夜のはとまち星めぐり”、オリジナルドリンクと行動食を詰めた初心者にうれしいレンタルリュック“LUCYハイクセット”。夕日も星空も朝もやの湿原も、峠に泊まる人だけの特権だ。

宿泊者専用テラスで尾瀬の広大な景色のなかコーヒーを楽しめる“はとまち珈琲時間”1セット2名4杯分¥2,500。 Hearst Owned

チェックアウト日の14時までシャワーが利用できるので、下山後も汗を流して身支度を整えてから帰路につける。ハイキングは未経験だけど、自然を感じながら涼しい場所でカラダを動かしたい――。そんなささやかな野望は、ここでの“山デビュー”がきっと叶えてくれる。

LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート
群馬県利根郡片品村大字戸倉中原山898番14
Tel. 050-3134-8099(LUCY予約センター)
営業期間/2026年4月29日(水)〜10月24日(土)
宿泊料金/1名1泊夕食付き¥14,050〜(税・サ込み、ツインルーム2名1室利用時)
公式サイト

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