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「安すぎ。それじゃ稼ぎにならないよ!」せっかく紹介した仕事にケチをつけるママ友→馬鹿にされた私が塾講師を始めたワケ

  • 2026.6.16

よかれと思って紹介したのに

子どもが同じ学年で、送り迎えのたびに立ち話をするママ友がいました。

ある日、その人から相談を持ちかけられたのです。

「短時間でいいの。安くてもいいから、どこかパート紹介してくれない?」

ちょうど私が当時働いていたクリーニング店で人を募集していたので、軽い気持ちで声をかけました。子育ての合間に働けて、私自身も続けていた職場です。

「うちのお店、月に3万くらいだけど、いつでも紹介できるよ」

するとその人は、ほんの一瞬で表情を変えました。

「安すぎ。それじゃ稼ぎにならないよ!」

続けて、こうも言われたのです。

「そんな少ない金のために働くって、よく続けられるね」

確かに高い時給ではなかったかもしれません。それでも、自分が長く続けてきた仕事を鼻で笑われて、頬がかっと熱くなりました。

「そう…まあ、無理にとは言わないけど」

「うん、もっといいとこ探すわ。ありがと」

その軽い口ぶりが、かえって胸に刺さりました。

この人にだけは、収入で見下されたくない。家に帰っても、その一言が頭から離れませんでした。

眠っていた資格が動いた

翌日から、私はもう一つ働ける場所を本気で探しはじめました。

鍵になったのは、若い頃に取って引き出しにしまったままだった教員免許です。

子育てに追われるうちに、自分にそんな資格があったことすら忘れかけていました。

だめでもともとと、近くの学習塾に問い合わせてみたのです。

「教員免許をお持ちで、お子さんも見てこられた。それなら即戦力です」

面接で資格証を見せると、担当の方が前のめりになりました。

「ぜひお願いします。来週からでも入っていただけますか」

そうして始めた塾講師の仕事で、私の月収はそれまでより5万円近く増えました。

50を過ぎて、自分の経歴がまだ通用すると分かったのは、何より自信になったのです。

半年ほど経った頃、買い物先であのママ友とばったり会いました。

向こうから「最近どう?」と笑顔で聞いてきます。

「実は塾で教えはじめてね。お給料、前よりだいぶ上がったの」

そう答えた瞬間、相手の顔から笑みが消えました。

「……へえ、そうなんだ」

言葉を探すように視線が泳ぎ、最後は会釈だけして足早に去っていきます。それきり、あの人から声をかけられることはなくなりました。

あの一言がなければ、私は資格を眠らせたままだったかもしれません。

見下された悔しさが、自分を動かしてくれたのだと思っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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