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「今シーズンの新作ですよね!」セレブ妻の高級そうなバッグ。だが、旦那さんが明かした事実に絶句

  • 2026.6.16

毎回違うブランドバッグ

園の送り迎えで、たまに言葉を交わすママ友がいました。

会うたびに違うブランドバッグを腕にかけていて、いつもどこか余裕のある雰囲気の人です。

「それ、今シーズンの新作ですよね!素敵」

私が褒めると、彼女は決まって嬉しそうに笑いました。

「ありがとう。これ、ちょっとお高かったんだけどね」

いったい何個持っているんだろう、きっと裕福な家庭なんだろうな。そんなふうに、私は素直に羨ましく思っていました。

うちは家計のやりくりにいつも頭を悩ませていたので、何の屈託もなくバッグを買い替えられる暮らしが、ただ眩しく見えていたのです。

ある日のお迎えに、彼女が珍しく旦那さんと二人で来ていました。物腰のやわらかい、感じのいい男性です。少しだけ三人で立ち話をする流れになりました。

私はそこで、本心から思っていたことを口にしたのです。

「奥様、いつも素敵なバッグを持っていて。たくさんプレゼントされて、本当に羨ましいです」

嫌味のつもりなど、これっぽっちもありませんでした。ただ純粋に、いいなと思っていただけなのです。

旦那さんの一言で空気が変わる

すると旦那さんは、不思議そうに首をかしげました。

「へ?」

きょとんとした顔のまま、彼はあっけらかんと言ったのです。

「あぁあれ、レンタルだよ」

そして、こう続けました。

「うち普通のサラリーマン家庭だもん。あんなのポンポン買えないって」

その瞬間、隣に立つママ友の顔がみるみる強張っていきました。

さっきまでの余裕のある笑みは、どこかへ消えています。

「……ちょっと、あなた」

何か言いかけて、彼女は続きを飲み込みました。口を開けたまま、言葉が出てこない様子です。

そのやりとりを聞いていた近くのママが、何気なくつぶやきました。

「レンタルなんだ。それなら毎回違うの持てて、賢いやり方だよね」

悪気のない感想だったはずですが、彼女の頬はますます赤くなっていきます。そして無理に笑顔を作ると、旦那さんの腕をぐっと引っ張りました。

「もう行きましょ、子どもが待ってるから」

「え、まだ話の途中だろ」

戸惑う旦那さんを半ば引きずるようにして、彼女は早足で園の門を出ていきました。私は手を振りそびれ、二人の背中を見送るしかありません。

正直に言えば、必要なときだけ借りるというのは賢い選択だと思います。

それでも、見栄を張らずにいられたらもっと楽だったろうに、とも感じました。

あれ以来、彼女とバッグの話題になることは一度もありません。送り迎えで会えば軽く会釈はしてくれますが、前のように腕の品を見せてくることは、ぱったりとなくなりました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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