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「姉ちゃんより教育費少なかった」「差額分を結婚資金にくれ!」タカろうとした弟夫婦が返り討ちにあったワケ

  • 2026.6.15

きょうだいは平等であるべきでしょうか、またその平等はいったい誰から見ての平等なのでしょうか。筆者の知人Aさんは、結婚の決まった弟がきょうだい間の不平等を親に訴え金銭を要求していることを知ります。弟の言う不平等とは、そして親の対応とはどのようなものだったのでしょうか。

画像: 「姉ちゃんより教育費少なかった」「差額分を結婚資金にくれ!」タカろうとした弟夫婦が返り討ちにあったワケ

平等じゃない! 弟の訴え

Aさんは30代の既婚女性。4つ下の弟と2人きょうだいで育ちました。その弟が30歳になった頃、結婚が決まり、Aさんや両親は祝福。

「これでようやく弟も家庭を持つんだな」と思っていたAさんでしたが、結婚を機に弟が少しナイーブなことを言うようになったのです。

弟は両親に対し「俺たちきょうだいは不平等だった! その分のお金を俺はもらえるはずだ!」と言い出しました。どうやら奥さんに入れ知恵されて、弟は両親に対してお金を請求しているようです。

話し合いの席に同席、弟の要求は?

困った両親からの相談を受けたAさんは、弟夫婦と両親の話し合いの席に同席することになりました。

弟夫婦は両親から聞いた通り、金銭を要求してきます。

「姉ちゃんはピアノを習わせてもらって、大学にも行かせてもらった。俺がどちらもしていないのは不平等だ。だから、その分を結婚の援助として払ってほしい。母さんと父さんが払わないのなら、姉ちゃんが払ってくれてもいい」

「ずるい」と感じてしまう弟の気持ちも分からなくはありません。しかし、Aさんには、弟が忘れてしまっている「ある事実」を伝える準備がありました。

本当に不平等? Aさんの主張

Aさんはこれまで両親がAさんきょうだいにかけてくれたお金についてまとめていました。そして、その用紙を弟夫婦に提示したのです。

確かに弟の言う通り、Aさんだけがピアノを習わせてもらい、大学にも行きました。

しかし、弟は大学受験に失敗した翌年、予備校に通わせてもらったのに大学には進学せずに専門学校へ。

そして、専門学校在籍中に免許を取得し、車まで購入してもらっています。

Aさんと弟それぞれにかかったお金をまとめると、奨学金を利用しながら大学へ行ったAさんよりも、弟の方がお金をかけてもらっているのです。

食い下がる弟嫁

「ねえ、あなたの方がお金かけてもらってるから、私はあなたたちからお金もらえるってことよね?」

そう言うと弟は黙り、弟嫁は悔しそうに言いました。

「でも、弟君はこの家の跡取りなんだから、お金をもらえるはず!」

不平等ではないことが理解できてもまだお金をもらおうとする弟嫁に対し、Aさんはさらに言いました。

「跡取りってことは、両親の介護もお願いできるってこと?」

そんなことまで覚悟していなかった弟夫婦は黙り込み、弟は「すみませんでした」と小さく謝りました。

「もう結婚するんだから2人で頑張りなさい」と両親に言われて帰っていった弟夫婦。これから2人が成長し、ちゃんと寄り添い協力し合って生きていくことを姉としてAさんも願うのでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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