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「もしかして、誰か部屋に呼んでる?」半同棲している彼の家で減り続けた化粧水。だが、意外な犯人に別れを決意

  • 2026.6.14
「もしかして、誰か部屋に呼んでる?」半同棲している彼の家で減り続けた化粧水。だが、意外な犯人に別れを決意

化粧水が、やけに早く減る

専門学生だった頃、彼の部屋に半分住み着くような暮らしをしていた。

洗面台には、私の化粧水や乳液がいくつも並べてあった。

その化粧水の減りが、どう考えても早い。買ったばかりのボトルが、数日で半分になっている。

「ねえ、これ使ってる?」

「俺、化粧品なんか使わないって」

彼はそう言って笑ったけれど、目だけが妙に泳いでいた。

気のせいだと思いたかった。

「じゃあなんで、こんなに減るの」

「知らないよ。蒸発でもしたんじゃない」

男の一人暮らしの部屋で、化粧水が蒸発するわけがない。

胸の奥が、ざわりとした。

それからも、私が泊まりに来るたびに、ボトルの中身は確実に減っていた。

乳液も、いつのまにか口の位置が変わっている。誰かが、私のいない部屋で使っている。

「もしかして、誰か部屋に呼んでる?」

「呼んでないって。疑いすぎだよ」

そう言う彼の声は、いつもより少しだけ早口だった。

張り合ってくる同級生

その頃、学校に妙な同級生がいた。

何かにつけて私に張り合い、マウントを取ってくる女だ。

「その服、どこの?私のほうが高いやつ持ってる」

「彼氏いるんでしょ?どうせ長く続かないよ」

そんな言葉を、にやにやしながら投げてくる。

気に留めないようにしていた。

ある日、その同級生が私の前で、見覚えのある香りをさせていた。彼の部屋で私が使っているのと、同じ化粧水の匂い。

点と点が、線でつながった瞬間だった。

「ねえ、その匂い。私のと同じだね」

そう言うと、彼女の余裕の表情が、ほんの一瞬だけ固まった。

突きつけた朝

後日、彼を問い詰めると、観念したように白状した。

私が学校に行っている間、あの同級生を部屋に上げ、私の化粧品まで使わせていたのだ。

「向こうから連絡してきて、断れなくて」

「断れなくて、私のものまで使わせたんだ」

彼はもう、何も言い返さなかった。あんなに親しげだった同級生が、裏でこの部屋に出入りしていた。

その事実が、じわじわと胸を締めつけた。

翌週、私は同級生を呼び止めた。

減ったボトルの写真と、彼から聞き出した日付のメモを、机の上に並べた。

「これ、全部あんたが来てた日だよね」

彼女の頬が、さっと引きつった。

「べ、別に、ちょっと借りてただけで」

「人の彼氏も、化粧品も、勝手に借りるんだ」

言い返そうと口を開いた彼女は、言葉が出てこないまま、視線をそらした。

いつものマウントは、どこかへ消えていた。

「もういいよ。あんな男も、あんたにあげる」

私が背を向けると、彼女は廊下に立ち尽くしたままだった。

あれだけ張り合ってきた相手が、もう一度も目を合わせてこなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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