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「遊園地に何時集合にする?」が既読スルー。当日に届いた一通で私はグループを抜けました

  • 2026.6.14
ハウコレ

スマートフォンの画面には、グループチャットに送ったメッセージへの「既読」だけが並んでいました。一緒に行くはずだった遊園地の予定について、誰ひとり返事をくれません。ただの行き違いだと思っていたその沈黙には、私の知らない理由が隠れていました。

既読だけがついていく

グループチャットに「遊園地に何時集合にする?」と送ったのは、出かける前日のことでした。四人で行こうと盛り上がっていた予定です。ところが、私のメッセージにはすぐ既読がつくのに、返事はひとつも来ません。もう一度、集合場所だけでも決めようと送り直しました。やはり既読がつくだけでした。みんな忙しいのかなと自分に言い聞かせながら、私はスマートフォンを置きました。

当日に届いた一通

出かける支度をしても、グループチャットは沈黙したままでした。どこへ何時に向かえばいいのかもわからず、私は何度もスマートフォンの画面を確認していました。そこへ、グループの中で一番おとなしい友人から、個別のメッセージが届いたのです。「ごめん、黙ってるのが苦しくて」。続く文面を、私は何度も読み返しました。私を抜いた別のチャットが作られていて、そこで予定が進んでいた。きっかけは、ひとりの「あの子がいると気をつかうよね」という一言だったといいます。

私が選んだひとこと

仲間外れにされたとわかって、惨めな気持ちがなかったといえば嘘になります。けれど不思議と、引き止めたいとは思いませんでした。気をつかわせていたのなら、その関係はもう私の居場所ではないのだと、すっと腑に落ちたのです。私はグループチャットを開き、「今までありがとう。私、このグループ抜けるね」とだけ送って、退出しました。

そして...

苦しいと打ち明けてくれた友人が、「私も抜けた。二人で行かない?」と誘ってくれました。結局その日、私たちは予定していた遊園地へ二人で出かけたのです。観覧車から見えた景色は、四人で来るはずだったときに想像していたものより、ずっと晴れやかでした。手元に残ったのは、本当のことを言ってくれるひとりの友人。手放したものよりも、ずっと大切なものがそばにあると思えました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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