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「私とは遊びだったのね!」遠距離の彼の家に泊まった夜。翌朝、彼のスマホを真っ二つに折ったワケ

  • 2026.6.14
「私とは遊びだったのね!」遠距離の彼の家に泊まった夜。翌朝、彼のスマホを真っ二つに折ったワケ

鳴り止まない通知音

遠距離だった彼の家に、久しぶりに泊まった夜のこと。

久々に会えた嬉しさからか、なんだか目が冴えて、私は深夜3時近くまで眠れずにいた。

暗く静まり返った部屋に、テーブルに置かれた彼のスマホの通知音が響いた。

一度きりではない。短い間隔で、何度も何度も鳴り続ける。

それでも彼は、規則正しい寝息を立てたままだった。

(こんな時間に、急用だったらどうしよう)

隣で眠る彼を起こすか迷って、私は画面に目をやった。

そこに表示されていたのは、知らない女性の名前だった。

これまで一度も、彼のスマホを覗いたことなんてなかった。

それでも、その夜だけは指が止まらなかった。やり取りを開いて、私は息をのんだ。

悲しみが怒りに

こんなことをする人ではないと、信じきっていた。

遠距離でも、彼だけは大丈夫だと疑わなかった。

だからこそ、ショックは大きかった。

履歴をさかのぼるほど、言い訳のしようがない言葉が並んでいた。私が知らない夜の約束、私には見せない顔、甘い言葉。

私が会いに来られない週末を狙うような連絡も、いくつもあった。涙が出て、しばらく動けなかった。

(私が信じてたのは、何だったんだろう)

けれど、暗い天井を見つめているうちに、悲しみは少しずつ別の熱に変わっていった。

明け方には、涙は乾いていた。代わりに残ったのは、ひんやりと澄んだ決意だけだった。

朝、目を覚ました彼が、私の様子に気づく。

「どうした、眠れなかった?」

「これ、誰からのメール?」

私が枕元のスマホを差し出すと、彼の顔がさっと強張った。

真っ二つに折った朝

「いや、それは…ただの同僚で」

「夜中に、何度も連絡してくる同僚なんだ」

「違うんだ、誤解だって」

「私が来られない週末ばっかり会ってたのも、誤解なの?」

言葉を重ねるほど、彼の声は小さくなっていった。

私が履歴の中身を一つずつ口にすると、もう何も言い返せず、口を開けたまま固まった。

「私とは遊びだったのね!」

私は彼のスマホを両手で握り、力を込めた。

鈍い音とともに、画面が真っ二つに折れた。

「あっ…」

折れたスマホを見て、彼が絶句する。

さっきまで言い訳を探していた人が、今は声も出ない。

「さよなら」

私はまとめた荷物を手に取り、迷わず玄関を出た。

背中で、何か言いかける気配がしたけれど、一度も振り返らなかった。ドアを閉めた瞬間、長く続いた遠距離の日々が、すとんと終わったのを感じた。

泣いて縋るのでも、別れ話を引き延ばすのでもなく、その場できっぱり断ち切れたこと。あの一晩で、悲しみを怒りに、そして決断に変えられた自分を、今でも少しだけ誇りに思っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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