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頻繁に幼馴染と連絡を取る彼氏に「やめてほしい」→「妹みたいなもんだから」と振り切られてしまう話

  • 2026.6.13
ハウコレ

スマホの画面に、また通知が灯りました。差出人は、彼が幼なじみと呼ぶ女性です。隣で笑いながら返信を打つ彼を見て、私はその指を止めてほしいと願いましたが、口に出すまでにはずいぶん時間がかかりました。

鳴りやまない通知

私と彼は、付き合って二年になります。彼には幼なじみがいて、二人はほとんど毎日のようにメッセージのやりとりを続けていました。ソファで隣に座っているときも、彼のチャット画面には次々と通知が届きます。「今日もおつかれ!また連絡するね」そんな一言に、彼は迷う様子もなく「おう、いつでも」と返していました。二人のやりとりには、私の知らない昔話がいくつも混ざっていて、そこに私の入る隙間はないように思えたのです。

いつも飲み込んできた言葉

本当は、これまでにも何度か伝えようとしたことがありました。けれど、そのたびに彼は軽く笑って、妹みたいなものだから、と取り合ってくれません。妹みたいなもの。その言葉を出されると、私はいつも返事の続きを飲み込んで、別の話題に変えてしまうのでした。これ以上踏み込めば、心の狭い女になってしまう気がしたからです。仲がいいだけ。そう思おうとするほど、通知が鳴るたびに、自分のなかの何かがすり減っていくようでした。

ひと息に告げた終わり

いつもなら飲み込んでいた言葉が、もう抑えられなくなったのは、ほんの些細なきっかけからです。その日は彼が私の部屋に遊びに来ていたのですが、彼は一瞬もスマホを手放さず、その事に対して私が不機嫌になってしまいそのまま解散したのでした。

その夜、私は彼に「毎日毎日幼なじみの女の子とやりとりを続けるの、やめてほしい」と送りました。返ってきたのは、やはりあの言葉でした。「妹みたいなもんだから」その文字が画面に並んだ瞬間、私はためらわずに次の言葉を打ち込んでいました。「妹みたいなもんだから、って言葉、もう聞きたくない。私は、その『妹みたいなもん』にすらなれなかったんだね。別れよう」。送信したあと、私はそれまでのやりとりを一度だけ読み返して、そっと画面を閉じたのです。彼を責めたいわけではありません。ただ、これ以上やりとりを続けることに、心から疲れてしまっていました。

そして...

彼と別れてから、しばらく経ったころのことです。もう連絡など来ないと思っていた私のスマホに、彼の名前が表示されました。「幼なじみと距離を置くことにした」というメッセージと共に。何を今更、と思った私は、その一文を最後まで読んでから、彼を着信拒否とメッセージのブロックに設定したのです。別れる前に、その言葉を聞けていたら。いいえ、聞けていたとしても、もう同じだったのかもしれません。あのメッセージにどういう意図があったのか、続きで何を送ろうとしていたのか、もう彼自身にしか分かりません。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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