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低学年からのおうち学習で、親が気をつけたい「落とし穴」

  • 2026.6.12

「あと1枚だけ頑張ろう」「ここはさっき教えたでしょ?」お子さんとおうち学習に取り組んでいると、もっとできるようになってほしい!という親心から、こんな言葉が出てしまったことはないですか。こんにちは。小学生を12年間教えていた元教員で、3歳の娘を知育でIQ130まで伸ばしたまーやです。「これは青だよ。さっき教えたでしょ?」私は娘が一才のころ、色当てゲームをしていた時にこの言葉を言ってしまったことがあります。娘の困った表情を見て、ハッとしました。教えられたからといって1回で理解するとは限らないし、分からないから間違うのに。なんて自分勝手な言葉を言ってしまったんだろうと思いました。そんなことを何度も繰り返しては反省し、いろいろ試行錯誤した結果、今では娘は遊びの延長のように2時間のおうち学習を楽しんでいます。今回は私が実践している、おうち学習を楽しく取り組める具体的で簡単な工夫をご紹介します。

娘が夢中になった、わが家の「小さな工夫」

教員時代の知識をフル稼働し、娘がおうち学習に取り組めるようになった秘訣をご紹介します。まず、娘がしばらくはまったのが、「シール・スタンプ作戦」でした。一緒に百均で選んだシールを1枚プリントが終わるごとに貼るというものです。好きなキャラクターのスタンプも効果的でした。担任していた子どもたちも、低学年から高学年までシール作戦が好きでした。プリントが1枚終わるごとにシールをあげていたらすぐになくなってしまうので、「このプリントまで終わったらシール1枚ゲット」などルールを変えていましたが。実際にわが家に導入する時には、正直「1枚終わるごとにシール1枚貼るなんてもったいないかも」と思っていたものの、実際に取り組んでみると、シールを貼るのが楽しくてプリントを気づけば10枚も20枚も頑張っていた娘。「このシールを次は貼りたいから、もう1枚やる!」と小さなご褒美のために、自分で目標を立てて頑張る力は、大人でも普通にやっていますよね。自分で楽しみを見つけて取り組む力が身についたなと、見ていて思います。ちなみに、花丸を書く作戦もとても喜んでいました。次に、私がずっと意識しているのは「ほめほめ作戦」です。「文字を大きく書いていて、見やすいね」「今日はえんぴつの持ち方、バッチリだよ」「え、もうできたの?」などなど、さりげなく褒めて、本人のテンションを上げていきます。これは教員時代もずっと心がけていたことでした。私のクラスの子どもたちは、始業式から1年後、いろんな先生方や保護者の方から「子どもの字が本当にきれいになりました」と毎年言われてきました。「大きく、ゆっくり、丁寧に書くんだよ」と最初に指導はもちろんしますが、あとは意識している子を褒めていきます。毎日のように言われ続けるものですから(笑)、周りの子達も意識するようになる。そしてすかさずそれを私が褒める。というのを繰り返してきました。これをそのままおうち学習にも取り込んだのです。初めての問題でも解けたら「え、もう解けたの?もしかしてこの問題楽しい?」と褒める言葉と、楽しいから次もやってみようかなって思ってもらえる言葉をさりげなく言うと、キラキラ笑顔になって次のページをめくる娘。「すごいね!」「上手だね!」でも悪くはありませんが、具体的に褒めるとより良いので、ぜひ試してみてくださいね。

<おうち学習で避けたい落とし穴>

お子さんと向き合うおうち学習の時間。親心としては「もっと伸ばしてあげたい」と願うものですが、実は私たちの何気ない振る舞いが、お子さんの大切な「集中の芽」を摘んでしまっていることがあります。知らず知らずのうちに陥りがちな、落とし穴を紐解いてみましょう。よく言いがちなのが「あと◯枚」「あと◯分」と言う量や時間のしばりです。集中力が切れているのに量や時間だけを守らせようとすると、時に「早く終わらせること」だけを目的にさせてしまいます。実は我が家も、夫が集中力の切れた娘に「あと5枚やろう!」と言い、渋々やらせているのを見て、止めたことがあります。少しでも多くやってほしいという親心も十分わかるのですが、お子さんの立場に立ったとき、「解けて楽しい」よりも「勉強は無理やりやらなくてはいけないつまらないもの」とマイナスなイメージを植え付けてしまうことに。たとえば、大げさかもしれませんが1時間の中で、たった一つの迷路をじっくり楽しんだとしても、その試行錯誤こそが非認知能力を育む豊かな時間になると思っています。また、お子さんが机に向かっている横で、ついスマートフォンを触ってしまうということも避けてください。集中しているつもりでも、子どもは親の視線の先を敏感に感じ取ります。「自分だけがやらされている」という孤独感は、集中力を低下させるきっかけに。プリントの解き方を一緒に考えたり、横で本を読んだり、手帳を書いたり。同じ空間で何かを学ぶ親の姿は、お子さんにとって何よりの安心感と刺激になります。

<今日、この瞬間からできること>

私たちはつい、周りの子と比べて焦ったり、理想の教育を追い求めてしまいます。でも、子どもにとっては、大好きなママが隣でニコニコ笑って「見ていてくれること」が何より幸せなんだろうなと娘を見ていて思います。教員を経験しても、自分の子育ては毎日が試行錯誤の連続です。どうしてもできてないところに目が行きがちですが、ぜひお子さんの隣に座って、髪をなでながら、こう伝えてみてください。「楽しそうに頑張っている姿、ママ大好きだよ」ママが自分のことを見てくれているというその一言が、机に向かう原動力を大きく伸ばしてくれるはずです。家庭学習は、苦しい修行ではなく、親子で「へぇ〜!」「すごいね!」を分かち合う、かけがえのないスキンシップの時間を目指していきたいですね。できないところよりも、できたところに目を向けてどんどん伝えていく、親子で笑顔あふれる時間にしていきましょう!

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

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