1. トップ
  2. エピソード
  3. 「せめて、ちゃんと終わりにしてよ!」毎日連絡してきた男が突然音信不通→SNSで別の女との同棲が発覚した結果

「せめて、ちゃんと終わりにしてよ!」毎日連絡してきた男が突然音信不通→SNSで別の女との同棲が発覚した結果

  • 2026.6.13
「せめて、ちゃんと終わりにしてよ!」毎日連絡してきた男が突然音信不通→SNSで別の女との同棲が発覚した結果

毎日続いた連絡

アプリで初めてマッチした人だった。

何度か会ううちに、いい感じになっていった。

住む市は違ったけれど、毎日メッセージを送り合い、夜には電話もした。会いに行く回数も自然と増えていく。

「おはよう。今日も一日がんばろうね」

朝はいつも、彼からの一言で始まった。このまま、ずっと続いていくのだと信じて疑わなかった。

ところがある日、ぱたりと連絡が途絶えた。既読すらつかない。電話も鳴らすだけで、出ない。

「何かあった?体調でも崩した?」

心配で送ったメッセージも、宙に浮いたまま返ってこなかった。

SNSで見た光景

連絡が取れないまま数日が過ぎた。胸騒ぎを抱えたまま、交換していたSNSを何の気なしに開く。投稿された一枚の写真で、息が止まった。

彼が、知らない女性と並んでいる。

生活感のある部屋。二人で暮らし始めたことが、誰の目にも分かる一枚だった。

投稿の日付を見て、もう一度息が詰まる。

私とまだ連絡を取り合っていた頃と、重なっていた。

「どういうこと?」

震える指で、彼に直接送った。けれど、やっぱり返事はない。

毎日おはようを送ってきた人が、私には一言の説明もなく、別の誰かと暮らし始めていた。

「せめて、ちゃんと終わりにしてよ!」

そう打ち込んでから、送信ボタンの上で指が止まった。

返事の来ない相手に言葉を重ねたところで、惨めになるだけだ。私はその一通を、下書きのまま消した。

裏切られた、という言葉だけが胸に刺さった。

それでも私は、追いすがるメッセージを連投したりはしなかった。送った一通だけを残して、彼の連絡先をそっと閉じた。

数ヶ月後の着信

季節が変わった頃、見覚えのある名前がスマホに浮かんだ。

あの彼だった。

聞けば、同棲していた女性とも別れたらしい。

「久しぶり。実はさ、また会えないかなって」

悪びれない声に、思わず笑いそうになった。

都合のいいときだけ戻ってくる、その身勝手さがあまりに分かりやすくて。

「私への説明、結局一度もなかったよね」

「いや、それは…ちょっと事情があって」

「事情があるのは、いつもそっちだけだね」

電話の向こうが黙り込んだ。

言葉に詰まり、何か言いかけては飲み込む。

「もう、私の時間を返してくれなくていいから。さようなら」

そう告げて、通話を切った。今度はこちらから連絡先を消す番だった。あの日、必死に追いかけずに引いた自分を、心からほめてあげたい。すがられても揺るがない私のほうが、ずっと上にいた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる