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隣人「あなた、夜中にうるさいのよ!」身に覚えのない騒音クレーム。だが、管理会社の調査で犯人が明らかに

  • 2026.6.11

身に覚えのない深夜の騒音クレーム

最初に管理会社から電話が来たのは、ある平日の昼休みだった。

「深夜に大きな音を立てている、というご相談が入っていまして」

言われた日付を確認して、私は思わず聞き返した。

その日は仕事で帰宅が深夜0時近く、シャワーを浴びて寝るだけ。物音を立てる時間も体力も残っていなかった。

「すみません、その時間はもう寝ているので、本当に心当たりがないんです」

担当者も「念のためのご連絡です」と言ってくれたので、その日は何かの間違いだろうと思っていた。

ところが苦情は一度では終わらなかった。翌週も、その翌週も、同じ内容のクレームが管理会社を通して届く。

やがて指摘は具体的になっていった。

生活音まで細かく責められた半年

ある夜、帰宅すると、玄関の前で隣の住人が待ち構えていた。

私の顔を見るなり、語気を強めてこう言い放った。

「あなた、夜中にうるさいのよ!」

「えっ、私、その時間は寝ているだけで……」

「言い訳しないで。この階で夜中に動いてるの、あなたしかいないんだから」

そこからは、何を言っても聞いてもらえなかった。

洗濯機を回した、ドアの閉め方が雑、足音が響く。

実際にはやっていない生活音まで、まるで見てきたかのように並べ立てられる。

「夜中の2時に掃除機かけてたでしょ。非常識にもほどがある」

私は深夜2時には熟睡している。

それでも「あなたしかいない」と決めつけられると、反論する言葉がうまく出てこなかった。

本当に自分が無意識にやっているのではないか、とまで思い始めて、夜中にふと目を覚ますたび時計を確認する半年が続いた。

管理会社の調査で立場が一変した朝

事態が動いたのは、私が管理会社に正式な調査を依頼してからだった。

後日、担当者から電話があった。

「音の発生源が分かりました。お隣ではなく、斜め上の別のお部屋でした」

深夜に在宅で作業をしている住人がいて、その振動が配管を伝って下の階に響いていたという。

私の部屋はそもそも関係がなかった。担当者立ち会いのもと、隣の住人にもその結果が伝えられた。

あれだけ私を犯人だと言い切っていた人は、報告を聞くと顔色を変えて黙り込んだ。

「…てっきり、あなただと思ってたから」

絞り出すように出てきたのは、その一言だけだった。

謝罪らしい謝罪もないまま、その人はそそくさと自分の部屋へ戻っていく。

私はその背中を見送りながら、ようやく長く詰めていた息を吐いた。

事実確認もしないまま半年も人を疑える神経のほうがよほど怖い。その夜から私は、時計を確認することなく朝まで眠れるようになった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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