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ジムの高齢男性に「私が教えてあげなきゃ」と思った直後「すいませんが」→ 私が大恥をかいたワケ

  • 2026.6.9

これは筆者がジムで体験した出来事です。マシンの前で戸惑う高齢男性の様子が気になっていたのですが、思いがけない形で声をかけられ、自分の先入観に気づくことになりました。

画像: ジムの高齢男性に「私が教えてあげなきゃ」と思った直後「すいませんが」→ 私が大恥をかいたワケ

なんとなく目に留まった人

ジムに行ったときのことです。
腹筋マシンの前で、70代くらいの男性が説明を読みながら周囲を見渡していたのです。

(使い方、分からないのかな……)

つい気になって、目で追ってしまいます。 余計なお世話だと思いつつも、どこか心配に感じていたのです。

今振り返ると、その時点で私は「自分の方が慣れている」という目線になっていました。

のんびり使ったマッサージチェア

筋トレを終えたあと、私はお気に入りのマッサージチェアへ向かいました。これが楽しみで通っていると言ってもいいくらいで、空いているのを見つけると迷わず座ります。

この日も運よく使うことができ、リクライニングを倒して、ぼんやりと目を閉じていました。

(そろそろ終わるかな)そんなふうに思いながら、ほぼ脱力状態です。

声をかけられて分かった“まさかの事実”

普段あまり使われていないこともあり、この日も何も気にせず使っていたのですが──。

右側に人の気配を感じました。

「すいません……」
声をかけられて目を開けると、先ほどの高齢男性が立っています。

(あ! やっぱり、マシンの使い方かな?)そう思って体を起こし、「はい、どうしましたか?」と聞くと、驚きの一言が返ってきたのです。

「すいません。11時から、このマッサージチェア予約してるんですけど」

(え? 予約?)

一瞬、 頭が追いつきません。

さらに男性は、落ち着いた様子で続けます。
「これ、アプリで予約するんですよ」

慌てて周りを見ると、壁の注意書きの中に「予約制」の文字がありました。

──まったく気づいていなかったのです。

自分の思い込みに気づいた瞬間

「あ! 予約が必要なんですね! すみませんでした!」慌てて立ち上がり、席を空けます。

すると男性は、アプリの画面を見せながら「ここから予約するんですよ」と、丁寧に操作方法まで教えてくれたのです。

「えー! そんな画面あったんですね!」
驚きのあまり、思わず声が大きくなりました。

それにしても──。

人のことを気にしている場合ではありませんでした。

システムを理解しないまま 、のんびり座っていたのは私のほうだったのです。しかもそのあと、予約方法まで丁寧に教えてもらうことに。

なんとも言えない恥ずかしさに、顔が熱くなりました。

それ以来、マッサージチェアは事前に予約してから利用するようになりました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※本記事内の画像はイメージです。実在の人物・製品・ブランドとは関係ありません。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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