1. トップ
  2. エピソード
  3. 「なんで私が全部面倒を見る前提なのよ!」母との大喧嘩のあと誤って最悪のメッセージを送信。直後に返ってきた予想外の言葉

「なんで私が全部面倒を見る前提なのよ!」母との大喧嘩のあと誤って最悪のメッセージを送信。直後に返ってきた予想外の言葉

  • 2026.6.9
「なんで私が全部面倒を見る前提なのよ!」母との大喧嘩のあと誤って最悪のメッセージを送信。直後に返ってきた予想外の言葉

怒りに任せた最悪の誤送信

「なんで私が全部面倒を見る前提なのよ!」

実家の居間で母と交わした、些細だけれど決定的な口論。

売り言葉に買い言葉で、お互いにすっかりヒートアップしてしまいました。

発端は、母がこぼした老後の話。冗談まじりだったのかもしれませんが、一方的にこちらへ依存するような言い回しに、どうしてもカチンときてしまったのです。

「自分のことは自分でなんとかしてよ!」

そう吐き捨てて実家を飛び出したものの、帰り道でもイライラは一向に収まりません。

誰かに聞いてほしくて、手元のスマートフォンを取り出し、いつもの親友のトーク画面を開いた…つもりでした。

怒りに任せて、画面を叩き割るような勢いで文字を打ち込みます。

『まじでうざい!母親の面倒なんかみないよ!』

親友に愚痴るつもりで、思い切り送信ボタンをタップ。

しかし、直後に画面の上に表示された大きな文字を見て、全身の血の気がサーッと引いていくのを感じました。

予想外の返信と押し寄せる後悔

私がひどいメッセージを送った相手。それは親友のアカウントではなく、なんと先ほど大喧嘩したばかりの「母」本人だったのです。

「うそっ、やってしまった……!」

怒りで完全に視界が狭くなり、トーク画面の宛先を全く確認していませんでした。

慌てて送信取り消しをしようと震える指を伸ばした瞬間。画面に「既読」の文字がつき、ピロン、と無情な通知音が夜の道に鳴り響きました。

もう、取り返しがつかない。激怒するだろうか、それとも泣かせてしまっただろうか。恐る恐る画面に目を落とすと、そこには母からの短い返信が届いていました。

『いいよーだ!』

画面に浮かんだのは、怒りでも説教でもなく、まるで子どものような強がりの言葉。

その少しふざけたような五文字を見た瞬間、私の胸を強烈な罪悪感がギリギリと締め付けました。

あんな冷たい言葉を実の娘から直接ぶつけられて、母が傷つかないはずがありません。

きっとショックだったはずなのに、あえて明るく強がって見せた母の不器用な返信。それに比べて、自分はなんて子どもで残酷なんだろうと、ただただ情けなくなりました。

「本当にごめんね、母ちゃん…」

画面越しにぽつりと呟いた謝罪の言葉。次に実家へ帰るときは、私の大好きなケーキでも買って、素直に謝ろう。

そう固く心に誓った、苦くて切ない夜の出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

元記事で読む
の記事をもっとみる