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土日出勤が増え…妊娠中に夫の不倫が発覚 39歳妻がAIに相談してつかんだ“残酷な証拠”

  • 2026.6.7
妻の妊娠中に夫が不倫する原因とは?(画像はイメージ)
妻の妊娠中に夫が不倫する原因とは?(画像はイメージ)

「妊娠中に夫の浮気が増える」というケースは決して珍しくありません。離婚問題の情報メディア「ツナグ離婚弁護士」を運営するClamppyが2024年6月、自分か配偶者が妊娠を経験したことがある男女408人を対象にした調査では、「妻の妊娠中に浮気した男性は27%」と紹介されています。さらに男性側の浮気の理由として、「性欲を消化する術(すべ)が減った」(36.3%)、「配偶者とのコミュニケーションが減った」(21.3%)などが挙げられています。

また、コンドームメーカーの相模ゴム工業が2025年12月、セックス経験がある20~60代男女を対象に行った「ニッポンのセックス2026年版」では、既婚者のうち“現在の相手以外にもセックス相手がいる”という割合が14.0%と示されています。

ここでも「家庭の外に異性を求める人はいる」という現実が見えます。一般女性だけでなく、仕事として営業している風俗店へ行く人も含めると、その割合はさらに高くなるのではないでしょうか。

妊娠中に不倫する夫に多い「3つの特徴」

妊娠中の不倫を、「妻とできないから仕方なく」で片付けてはいけません。私が運営する夫婦仲相談所の現場で多いのは、次の3つの組み合わせです。

(1)“父親になる不安”を言語化できず、逃げる「子どもが生まれたらもっと仕事を頑張らないと」という責任、「自分のお金を使えなくなるな」という生活変化への不安を、妻に相談できない。代わりに刺激に逃げるというパターンです。

(2)コミュニケーションが苦手で自己中心性が強い妊娠中は妻の体調が最優先。そこで「自分が家事を多くこなさないといけない」「妻を気遣わなければならない」「愚痴も言えない」と感じて約10カ月にわたり、少しずつすねていきます。

(3)仕事(出勤・出張)を“隠れみの”にできる環境土日出勤、飲み会、イベント…「説明しにくい予定」が多いほど、隠し方も多様になります。妊娠中は妻も体力が落ち、疑いにくくなります。世間の多くの人も「まさかこんな時期に浮気などありえない」と感じており、ここに付け込む男性もいます。

事例:探偵に依頼して発覚した夫の不倫

相談者のナナミさん(39歳・仮名)は第一子を妊娠中、夫の修一さん(38歳・仮名)に浮気されました。

修一さんはゲーム会社勤務。結婚して3年、子どもを授かってからは「これから家族3人だね、うちのゲーム、3人でやりたいな」と笑っていたそうです。

ところが妊娠後期に入った頃、修一さんの“土日出勤”が増えました。

「新作のローンチ前でさ。急に仕様が変わって」

最初はナナミさんも信じました。眠気やだるさなど、体調の波が激しく、疑う余力がなかったのです。妊婦健診に行くのがやっとの体調でした。

ある日、ナナミさんは違和感を覚えます。土日に出勤する際、新しいカラフルな私服を着て出掛けることがあったからです。また美容院に行く頻度が増えたり、帰宅後はすぐにシャワーを浴びたりするようになりました。それまでは湯船にゆっくりつかるのが好きだったのにシャワーだけで済ませるようになったのです。

さらに、スマホの扱い方にも変化がありました。以前はスマホをテーブルに置いたまま、寝室に行ったり、ベランダに出たりしていたのに、常に肌身離さず持ち歩くようになったのです。

ナナミさんは悩んだ末、AIに相談し、探偵に浮気調査を依頼しました。ここがポイントです。妊娠中は心が揺れて「スマホを勝手に見る」「感情で詰める」などをやりがちですが、もめたときに“証拠にならない”ことが多いので探偵を使う方法があるとAIが教えてくれたのです。

ナナミさんはAIに相談しながら評判がいい探偵事務所を探しました。その後、この事務所でいいのかを私のもとに確認に訪れたのです。

その後、調査結果は残酷でした。

土曜の昼、修一さんは都内のおしゃれな飲食店へ行き、昼から飲酒。髪の長い女性が一緒でした。その後、シティホテルへ移動します。翌週の土曜も同じ流れで、探偵報告書には、ホテルへの出入りの瞬間を収めた写真と時間、同伴者が記載されていました。ナナミさんはかなり動揺しましたが、生まれてくる子どものために決着をつけなければと、夫を問いただしました。

すると夫は開口一番「仕事の付き合いだよ」と告げました。

そこで、ナナミさんが、すぐに報告書と写真を見せると、夫は長い沈黙に陥りました。

次に夫から出た言葉は、「ナナミが妊娠してから、どう接していいかよく分からないし、夜も誘えなくなったし、仕事でピリピリしているから気晴らしに…」

ここでナナミさんの怒りは爆発します。

「私が命がけで妊娠しているのに、どういう神経しているの?」

ナナミさんが怒るのは当然です。

私は、ナナミさんの相談時に、こう伝えました。

「今は怒りでいっぱいだとは思いますが、一旦収まったら、弁護士に依頼してじっくり考えましょう。“あなたと赤ちゃんが有利に生き残る人生”をです」

すぐ離婚すべきか?判断の目安は「3つの分岐」

「妊娠中の不倫=即離婚」が唯一の正解ではありません。ただし、「夫婦関係を継続すると地獄になるケース」もあります。私は次の3点で判断軸を作るよう勧めています。

(1)不倫がこの先も進行するか、完全に切れるか・連絡を断てない・仕事を理由に会い続ける・夫が逆ギレしたり、開き直ったりする

これらに該当する場合、浮気の再発率が高く、産後はもっと苦しくなります。

(2)夫が不倫を「妻のせい」にしていないか「妊娠してから女の魅力がなくなった」「家ではいつも子どもの話ばかりで居心地が悪い」「2人きりで大人の関係を築いてきたのに、いきなりファミリー感が出てきて、戸惑っている」などと主張する場合、これは反省ではなく言い訳であり、妻に対する攻撃です。今後も問題が起きたとき、同じロジックであなたを責める可能性があります。

(3)妻と子どもの安全が守られるか妊娠中、産後はメンタルも体調も揺れます。「家事に協力しない」「経済的に締め上げる」「モラハラ、暴言がある」「感染症リスクへの配慮がない」といった状況であれば、別居を含めて距離を取る方が安全です。

今すぐすべき「現実的リカバリー」5ステップ

妊娠中に夫に浮気をされたという前提で、最優先の手順を紹介します。

(1)まずは自分の体を守る(メンタル面・睡眠・食事)ショックで眠れなくなったり、食欲が減ったりした場合、産婦人科に相談してください。母親が倒れたら終わりです。

(2)証拠は“感情”ではなく“記録”で確保すでに探偵事務所に浮気調査を依頼して、報告書がある場合は有利です。可能であれば夫のスマホの履歴や、口紅が付いた衣類の写真なども保存しておきましょう。

(3)弁護士に一度だけ“将来予測”を描いてもらい、イメージをつかむ離婚や別居、慰謝料、養育費、財産分与など、浮気された側の選択肢を可視化します。

(4)夫に求めるのは謝罪より“具体的な行動”「相手と完全に別れる」「再発防止(スマホ・行動の透明化)」「産前産後の支援計画」などが夫から出ない場合、夫婦関係の継続は危険です。

(5)結論は“期限付き”で決める「出産まで」「産後3カ月まで」など、期限を切って観察しましょう。妊娠中に結論を急がなくても問題ありません。ただし、ずるずると結論を先延ばしにしないようにしてください。

妊娠中の不倫は、妻の心を壊しやすい裏切りです。だからこそ、妻が悪者にならない形で、カードをそろえて、自分と子どもの未来を守ってください。「許す/許さない」を考えるよりも、「守る/守られる」を意識することが大切です。

「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美

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