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女の子とわかると、義母「跡継げないじゃん」→ 態度がコロッ!「思わず吹いた」嫁の味方になったワケ

  • 2026.6.5

気を遣う相手の言葉はより緊張するもの。とくに義母の一言は悪気があってもなくても記憶に残ることでしょう。それがましてや妊娠中の精神的にも肉体的にも大変な時期ならなおのことで……今回は私のお客様の、義母とのエピソードをご紹介します。

待望の妊娠、しかし……

夫は四人姉弟の末っ子で、義両親にとって待望の男の子として大切に育てられてきました。年の離れた姉三人が嫁ぎ、私が懐妊すると、義両親は跡継ぎが生まれると大喜び。

しかし性別が女の子だと伝えた途端、義母の態度は一変。「跡継げないじゃない」と冷たい言葉を浴びせられ、夫も残念そうな表情を隠そうともしません。

私は「健康なら性別は関係ない」と前向きに過ごそうとしましたが、心の奥には小さな棘が残りました。

辛いつわり

妊娠中の私はつわりがかなりひどく、入院することに。安定期に入り、退院はできたものの症状は収まらず、寝ている時間が長くなりました。

そんな私に義母は「怠け者」「大袈裟だ」と言い、夫も家事を手伝わず飲み会ばかり。心身ともに疲弊し、孤独感に押しつぶされそうな毎日でした。

突然の破水

ある夜、突然破水。夫に何度も連絡しましたが応答はなく、一人でタクシーを呼び病院へ向かいました。車内で両親と義両親のグループLINEに『破水して今病院に向かっている』と連絡しましたが、夜遅いこともあり既読はひとつだけ。恐らく夜更かしな母が既読を付け、今頃父と慌てているんだろうな、と予想していたのです。

しかし到着するとそこには義母の姿。「よく頑張った! もう大丈夫!」と声をかけてくれたのです。その一言で緊張がほどけ、私は涙が止まりませんでした。ほどなくして酒に酔った夫が到着すると、義母は「バカもん!」と叱りつけます。

陣痛中、助産師さんが私に「陣痛が止んでる間は寝て体力を温存してくださいね」と告げるや否や、眠り出す夫に義母はすかさず「お前は寝るな!」と一喝。また、スマホゲームをやり出す夫に対しても、助産師さんも驚くほどの迫力で叱り、義母は完全に私の味方になっていました。

新しい絆

無事に出産を終えた後も、義母はすっかり私の味方のまま。後日「なぜ急に優しくなったのですか」と尋ねると、「破水して運ばれる姿を見て、嫁いびりしている場合じゃないと気づいたの。今は孫がかわいくて仕方ないの」と。続けて「今までなんであんな息子を世界一かわいいと思っていたかわからないくらい!」と笑いながら答えました。

今では義母と私、娘の三人でカラオケに行き、声が枯れるほど歌い続ける仲に。かつての嫌味や冷たい言葉は、すっかり過去のものとなりました。

日々の何気ない一言が支えにも刃にもなり得る。だからこそ、言葉の重みを忘れず、相手に寄り添う姿勢を持ち続けたい、と改めて感じたエピソードです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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