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ノルウェー王太子妃の病状悪化で家族が緊急帰国へ 訪日中の王太子が日程短縮、王女も留学先から急行

  • 2026.6.2
Per Ole Hagen / Getty Images

公式訪問で日本に滞在しているノルウェーのホーコン王太子が、予定を切り上げて急遽帰国することが明らかになった。妻メッテ=マリット王太子妃の健康状態の悪化を受け、日本滞在日程を一部短縮する。訪日に先立ち、ノルウェー王室は5月29日(現地時間)、6月4日に予定されていた八戸への訪問を取りやめる一方、6月1日から3日までの東京での公式日程は計画通りに行うと発表した。

今回の決定について、東京での公式日程が始まった6月1日に王太子自身が記者会見を行い、詳細を明かした。ノルウェーの放送局NRKによると、ホーコン王太子は「家から遠く離れていると感じる。帰国してメッテのそばにいることが重要だ。彼女は現在、容態が優れないためこの決断をした」と述べた。さらに王太子は「王太子妃は重篤な状態にあり、最近容態が少し悪化しているように思う。私は彼女の健康状態を心配している」と現在の心境を語った。

Per Ole Hagen / Getty Images

メッテ=マリット王太子妃は慢性肺線維症という不治の肺疾患を抱えており、ここ数ヶ月で容態が急速に悪化している。実際に、4月から5月にかけては鼻に酸素チューブを装着して公務に出席する姿が目撃されていた。王太子によると、現在は毎日酸素吸入を行っているものの、完全に満足できる解決策ではないという。また、王太子の父であるハーラル国王も5月28日(現地時間)、ノルウェー西部での公務中に同様の懸念を示しており、「彼女は重篤な状態にある。残念ながら、その点に疑いの余地はない」と王太子妃の病状について説明している。

Rune Hellestad - Corbis / Getty Images

さらに、この事態を受けて、夫妻の長女であるイングリッド・アレクサンドラ王女も、留学先のオーストラリアから急遽ノルウェーへ一時帰国することが決定した。王女はシドニー大学に在籍し、国際関係論と政治経済学を学んでいる。ホーコン王太子は、王女について「彼女は家に帰りたがっている。それは私たちの家族の状況のためであり、彼女は母親のそばにいたいと考えている」と前述の記者団に対して語った。王女のノルウェーへの滞在期間がどれほどになるかは、現時点では未定である。

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