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あどけない顔して実は短気!?鯖江市西山動物園のニンジン絶対食べないレッサーパンダの「モッチー」と飼育員の知恵比べ

  • 2026.6.2
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国内有数のレッサーパンダ飼育数を誇る、福井県の鯖江市西山動物園。先日、レジェンドで知られたミンファが亡くなり、悲しみはまだ癒えませんが、ここにはほかにも魅力的なレッサーパンダがたくさんいます。今回は2024年の「推しパン総選挙」で見事1位に輝いた大人気レッサーパンダ、「モッチー」の面白すぎる個性について、飼育員の中嶋公志さんに伺いました。

ベビーフェイスだけど、実は立派なお父さん

来園者から絶大な人気を誇るモッチー。その人気の秘密は、なんと言ってもそのかわいいルックスにあります。

中嶋さん:「名前の通り〝モチっ〟とした体型で、あどけない顔をしているんですよね。だから若く見られがちなんですが、実はすでに父親でもあります。ベビーフェイスなんですけれどね」

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レッサーパンダのモッチー=鯖江市西山動物園公式Xより

かわいい見た目で、実は立派なお父さん。そんなギャップを持つモッチーですが、モッチーにはほかのレッサーパンダにはない変わった特徴がたくさんあるそうです。

レッサーパンダなのに濡れるのが好き?生粋の「雨男」

レッサーパンダといえば、一般的には雨に濡れるのを嫌がる動物です。しかし、モッチーは違います。

中嶋さん:「レッサーパンダは普通、雨に濡れるのを嫌がるんですが、モッチーは真逆なんです。雨が降るとテンションが上がって、運動場を走り回っていることが多いですね。ずぶ濡れになっても平気でいるので、私たちは『雨男』などと言っています」

雨の日にしか見られない、テンションMAXでずぶ濡れのモッチー。雨の日の動物園は客足が鈍りがちですが、モッチーファンにとってはむしろ狙い目かもしれませんね。

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レッサーパンダのモッチー=鯖江市西山動物園公式Xより

頭は良いけど頑固!「ニンジン絶対食べないマン」

さらに、食事の面でもモッチーの個性が爆発しています。

中嶋さん:「給餌器(フィーダー)の中にリンゴを入れておくと、一番上手に取り出すのがモッチーです。頭が良いんでしょうね。ただ、頑固なところもあって…『ニンジンは絶対に食べない』んです。西山動物園で唯一、ニンジンを食べないのがモッチーですね」

リンゴよりもニンジンが好きというレッサーパンダもいる中、モッチーだけは断固としてニンジン拒否!

さらに性格面でも、小さいころは怖がりだったのが、いまはすっかり気が強くなり「ケンカっぱやい」一面もあるのだとか。機嫌が悪いと、飼育員に対しても「ガーッ!」と怒るのだそうです。あどけない顔からのギャップが凄まじいですね。

飼育員の作戦勝ち!秘密兵器の「お粥」

そんな「ニンジン絶対食べない&短気」なモッチーですが、飼育員たちも黙ってはいません。西山動物園ならではの「ある工夫」で、モッチーにしっかり栄養を摂らせているそうです。

中嶋さん:「うちでは夕方の餌に『お粥』と呼んでいる、果物や野菜をミキサーでペースト状にしたものを与えています。生のニンジンは絶対に食べてくれないモッチーも、お粥に混ぜてしまえば分からないみたいで、ちゃんと食べてくれるんですよ。獣医さんから指示された薬をあげるときにも、このお粥が役立っていますね」

頭の良いモッチーですが、お粥に隠されたニンジンの存在には気づいていない様子!飼育員の愛情たっぷりの頭脳戦に、さすがのモッチーも勝てなかったようです。

ライターコメント

「推しパン総選挙1位」に輝いたベビーフェイス・モッチーくん。かわいい顔をしているのに、「雨の日はずぶ濡れで大はしゃぎ」「機嫌が悪いと飼育員さんにブチギレる」「ニンジンは絶対食べない」と、クセの強すぎるエピソードと見た目とのギャップがまた魅力です。飼育員さん特製の「ペースト状のお粥」で、こっそりニンジンを食べさせられているところもたまりません。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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