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「一歩間違えれば大惨事…」プール開き目前に起きた“破裂トラブル”→元教師が目撃した光景に絶句…

  • 2026.7.5
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

こんにちは。
元教員ライターのkntです。

学校生活の夏の風物詩の一つといえば「プール」

プールを開くために体育教師は4月から奔走しますが、今回はいざプール開き!という時に起きたまさかの出来事です。

わくわくのプール準備

私が赴任していた学校では、プール準備を全学年の体育の授業内で行います。

私もメリハリをつけて、生徒の一つの思い出としてこの時間が残ってくれればと思い、積極的に掃除し、積極的に水遊びもしていました。

そんな掃除を約1ヶ月続け、諸々の許可が降りたらいざ注水作業に入ることができます。

注水作業は、水をただ入れるわけではなく近隣の水道の出力に影響が出てしまうことがあるので量やスピードなど細心の注意を払い3日間かけて行います。

また、注水が完了したらろ過装置を回し、薬品をプールに循環させて一定数値を超えることで初めてプールの授業が行えます。

生徒の協力もあり、スムーズに清掃や注水作業を行えてあとはろ過器で薬品を循環させるだけ、というところまできました。

後にも先にもこの一回。水浸し事件

体育主任であった私は全ての準備が整い、薬品を注入するためのろ過器の試運転も問題なかったのでろ過装置を回しました。

回してから2〜3日で薬品の数値が基準を上回ります。

ようやくプールに入れると生徒も、私もワクワクしていました。

ろ過器が順調に回っていた二日目、事件は起きました。

毎日、朝、昼、放課後とプールの様子や薬品の濃度数値を測るためにプールに足を運びますが、放課後にプールの様子を見に行こうとしたら、多くの生徒が私に急足で声をかけてきました。

「先生!プールの周りが水浸しです!!」

「???」

ハテナしか浮かばない説明でしたが、百聞は一見にしかず。急いでプールへ行きました。

読んで字の如く。ろ過室から信じられない量の水が溢れ出ていました。

プールの横に6畳ほどの広さの倉庫にろ過器があります。

その近くには、部室があったり特別室やさらには学校の裏門などがあり、そちらまで水が流れてしまっていました。

完全に緊急事態でした。

まず塞ぐべきは裏門。門の外まで水浸しになってしまうと近隣にもご迷惑をおかけしてしまいます。

先生たちと協力して土嚢を運び、門から水が流れるのを防ぐことにまず成功しました。

そして問題はろ過室です。元を閉じないとこの水浸しは終わらない。

ドラマのような水浸しのろ過室、腰あたりまで水が溜まっていて、ろ過器まで進むのも精一杯。

すぐさま教頭先生と業者を呼び対応をしてもらいました。原因はろ過器の破裂でした。

一歩間違えれば大惨事になりかねない事態に、安全管理の難しさと責任の重さを痛感しました。業者の方の迅速な対応により事なきを得ましたが、この経験は今でも教訓として心に刻まれています。

無事ろ過器の修理も終わり、本当に命懸けだったプール開きは1週間遅れでスタートしました。

ただ、プールに入っている生徒の笑顔をみるとそういった苦労もなかったかのようになるんです。

これが教員のやりがいなんだなと思える素敵な笑顔でした。


ライター:knt
中部の公立中学校で10年、生徒たちと向き合ってきました。
離れて気づいた教員の大変さであったり、現場の先生方への尊敬。現状などをみなさんにお届けします。


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