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「すっぽんぽんになりたい」ピエール瀧が“直談判”…世界中で話題を呼んだ『ネトフリ』大ヒット作品の“撮影のウラ側”

  • 2026.7.20
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(C)Netflix

『ポッドフリックス -秘密の発信局-』はNetflixの世界をゆるりと深掘りするポッドキャスト番組。お笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実さんなどがパーソナリティを務め、毎回素敵なゲストを招いて、本音トークを繰り広げます。

2026年4月30日配信回のゲストは、ミュージシャンで俳優のピエール瀧さん。テクノバンド『電気グルーヴ』のメンバーとして活躍する一方、約30年前から俳優としても歩み、「全裸監督」「地面師たち」などNetflix作品の常連となってきた方です。

今回は、その意外すぎる俳優デビューの経緯から、独自の役作り論まで、じっくり語ってくれました。

俳優デビューの動機は「撮影現場に行きたかった」から!

ピエール瀧さんが俳優の仕事を始めたのは30歳になる少し前のこと。つまり約30年前のことです。『電気グルーヴ』のメンバーとしてすでに有名になっていた頃でした。

実は瀧さん、ミュージシャンになる前に、制作会社で1年ほど裏方のアルバイトをしていたのだとか。だからこそ、撮影現場の楽しさを知っていたのですね。「不思議な機材をいじったり…」と、現場そのものに惹かれていたと語ります。

そんな瀧さんにとって、俳優のオファーは大好きな撮影現場へ行く切符でした。「俳優の仕事を引き受ければ、現場行けんじゃん!」と気づき、演技の仕事にチャレンジすることにしたのだそうです。

初めて映画に出演した際は、俳優陣よりもカメラやクレーンを前に「すげえな!」と興奮していたというのですから、ちょっぴり可笑しいですね。

「和食屋なのにナポリタンを出しても…」瀧さん流・役作りの極意

ピエール瀧さんといえば、絶妙な力の抜け加減や独特の存在感で「唯一無二」と言われることの多い俳優さんです。ご自身としては特別なつもりはないようで、「あっち側の人(制作スタッフ)が上手に撮ってくれるから…」と謙遜していましたが、その演技プランは気になるところ。

ピエール瀧さんは、今まで出会ってきた人たちの仕草や行動、雰囲気などを思い出し、それを「ごった煮」にしているのだそうです。たとえば、「全裸監督」でレンタルビデオチェーンの社長を演じた際は、「インディーズバンド時代に見た“ちょっと悪めの大人”からこの部分をもらって…」というようにやっていたのだとか。つまり、今までの出会いがすべて演技の糧になっているというわけですね。

また、自分の考えた演技プランにこだわることも少ないと語ります。現場の雰囲気や要求されたことに合わせて、臨機応変に演じ方を変えているのだそう。「和食屋さんなのにナポリタンを出しても、『いやいや…』となるじゃないですか」と独特のたとえを出して笑います。あくまで現場第一で考え、上手に演技を調整しているようです。

台本に記号をびっしり!「地面師たち」関西弁の猛特訓

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Netflixシリーズ「地面師たち」独占配信中 ©新庄耕/集英社

話題は「地面師たち」で演じた強烈な関西弁キャラクター・後藤へ。静岡出身の瀧さんにとって、「関西弁を使うこと」は大きな関門でした。

関西弁指導の音声データを直前まで何百回も聴き込み、台本に「ここが上がる、ここは平坦」と自分だけにわかる記号をびっしり書き込んだそう。それでも「正解がわからないままトレースする」難しさがあったと明かします。

徳井さんは、関西出身の立場から「100パーセント完璧な関西弁ではない」と前置きしつつも、「ピエールさんはおもろすぎて。ちょっと間違ってるぐらいの関西弁が心地よい」と、その絶妙な味わいを絶賛しました。特訓の成果がキャラクターづくりにしっかり役立ったようですね。

全裸になった「忍びの家」インティマシー・コーディネーターが大活躍!

印象深かったNetflix作品の役柄について尋ねられると、ピエール瀧さんは「忍びの家 House of Ninjas」の尾身善助役を挙げました。この作品には、全裸になるシーンがあり、それが思い出深かったのだそう。

全裸にならない選択肢も提示されたものの「すっぽんぽんになりたい」「そっちの方が面白いじゃないですか」と自ら頼んだというのですから気合いが入っています。

そんな際どいシーンを支えるのが「インティマシー・コーディネーター」の存在。「インティマシー・コーディネーター」とは、性的な場面を出演者が安心して演じることができるよう環境づくりのサポートをしてくれる方です。

基本は女優さんを守るイメージですが、男性であるピエール瀧さんにも分け隔てなく真摯に対応してくれたとのことで、「ちゃんとしてるな」と感心しきり。胸元やお尻の見え方なども細かく調整してくれたそうです。「いい時代になった」と徳井さんとしみじみ語り合っていました。

飄々として、実は誰よりも考えている人

現場が見たくて潜り込んだら、いつのまにか唯一無二と呼ばれる役者になっていたピエール瀧さん。

その言葉の端々からは、力を抜いているようで、実は誰よりも役と現場を考えていることが伝わってきます。飄々とした佇まいの奥にある真剣さこそ、あの強烈なキャラクターを生む源なのかもしれませんね。


ポッドフリックス -秘密の発信局-
ピエール瀧(MC:徳井義実)

[配信日時]2026年4月30日
[出演者]ピエール瀧、徳井義実
[番組URL]https://www.youtube.com/watch?v=HV8YApgMM2Q

 

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