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医師「避けるべき」→実は『認知症』リスクを上げる原因に…脳を老化させる“注意すべき5つの食習慣”とは?

  • 2026.7.4
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「脳の健康のためには脳トレなどで脳を鍛えることが大切」と考える人は多いかもしれません。しかし、『名医がやっている 脳が老けない最強の腸活 今日からできる腸もれ対策で「脳の毒出し」』(Gakken)では、脳の健康を守るためには腸内環境を整えることが重要だと紹介されています。

本書は、消化器内視鏡専門医である平島徹朗氏と秋山祖久氏が、腸と脳の密接な関係に着目し、脳の老化を防ぎ認知症予防につながる「最強の腸活」について解説した一冊です。

今回は、認知症のリスクを高める「腸もれ」対策の観点から、糖質の摂りすぎが脳や腸に与える影響について見ていきましょう。

【本記事は、平島徹朗・秋山祖久(著)『名医がやっている 脳が老けない最強の腸活 今日からできる腸もれ対策で「脳の毒出し」』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

腸もれ対策は「もれない腸」を目指すことから

「腸もれ」とは、腸内環境が悪化して、腸壁の粘膜の細胞同士の結合がゆるくなった状態です。腸もれになると、本来は腸壁でブロックし、体外へ排出される毒素やウイルス、細菌などの有害物質が体内に侵入してしまいます。

ですから、認知症予防はもちろん、健康のためには、腸もれの対策が必要なのです。

腸もれ対策は、ただ腸によい食べ物を積極的に摂るだけではいけません。

腸によいものを効率よく吸収するためにも、まずは「もれない腸」をつくることが大切です。

そのためには、以下の「5つの腸もれ食材」を減らすことが大切です。

  • 小麦粉(小麦グルテン)
  • 乳製品(乳糖・カゼイン)
  • 白砂糖
  • 合成添加物
  • トランス脂肪酸

そして、上記の5つ以外にも、適量を超えると腸もれを誘発してしまう、「避けるべき食事と習慣」があることを知っておきましょう。具体的には、

  • 糖質の摂りすぎ
  • 精製塩の摂りすぎ
  • お酒の飲みすぎ
  • 便秘薬の長期服用
  • 胃酸を抑える薬の常用

の5つです。

これらは腸粘膜にダメージを与えるだけでなく、脳の老化や認知症リスクにも関わります。

糖質の摂りすぎは腸もれのリスクが高まる

5つの中で、糖質の摂りすぎには特に注意が必要です。

糖質を過剰に摂取すると高血糖状態が続きます。高血糖になると血管に負担がかかり、炎症が起こりやすくなるのです。その状態が続けば、炎症によって腸がダメージを受け、腸もれにつながる可能性があります。

さらに、高血糖の影響は腸だけにとどまりません。高血糖は糖尿病につながるだけではなく、脳の健康にも深く関わります。そのため、アルツハイマー型認知症は「3型糖尿病=脳の糖尿病」とも呼ばれます。高血糖(糖尿病)を避けることは認知症対策にも有効なのです。

日本人の5人に1人が高血糖状態

高血糖は決して特別な問題ではなく、誰にでも起こり得る問題です。

厚生労働省の調査では、2023年時点で糖尿病の治療を受けている人は552万2000人、2024年時点で糖尿病の診断は受けていないものの糖尿病が強く疑われる人は1100万人いるとされています。

さらに、糖尿病の可能性を否定できない人まで含めると、その数は2350万人以上にのぼります。

つまり、日本人の5人に1人が高血糖状態にあると言えるのです。

高血糖によってアミロイドβが蓄積する

アルツハイマー型認知症の原因となる物質が「アミロイドβ」です。

通常、アミロイドβは、「IDE(インスリン分解酵素)」などが分解・排出するため、脳内に蓄積しないようになっています。 

しかし、IDEはその名のとおりインスリン分解酵素なので、高血糖になるとIDEは血糖の処理を優先するようになります。その結果、アミロイドβの分解にまで手が回らなくなり、脳内に蓄積しやすくなってしまうのです。

つまり、高血糖の状態が続くことでアミロイドβは徐々に蓄積し、認知症リスクの上昇につながるのです。

糖質の摂りすぎは認知症リスクにつながる

今回は、腸もれ対策の観点から糖質の摂りすぎが脳や腸に与える影響についてまとめました。

高血糖は腸粘膜にダメージを与えるだけでなく、認知症リスクにも深く関わっています。 

白砂糖を使ったスイーツ、小麦を使ったパン・麺類、そして白米などを食べすぎていないか、日頃の食習慣を振り返りながら、まずは糖質の摂り方を見直してみてはいかがでしょうか。


【本記事は、平島徹朗・秋山祖久(著)『名医がやっている 脳が老けない最強の腸活 今日からできる腸もれ対策で「脳の毒出し」』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

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