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「薄いわね、息子が可哀想」嫁の料理の味を勝手に変える義母。だが、夫の優しい一言で義母の顔色が変わった

  • 2026.5.29
「薄いわね、息子が可哀想」嫁の料理の味を勝手に変える義母。だが、夫の優しい一言で義母の顔色が変わった

義母のひと言が積み重なっていた3年間

結婚して3年、義実家に顔を出すたびに義母の言葉が引っかかっていた。

「共働きで忙しいのは分かるけど、食事の手は抜かないでね」

「息子はもっと濃いのが好きなはずよ」

会うたびに料理への注文が飛んできて、そのたびにやんわり流してきた。

夫の健康診断で数値が出てから、私なりに塩分を控えめにしていた。それを説明したこともあったが、義母には届かなかった。

ある週末、義実家に家族が集まることになり、私も台所に入ってカレーを作った。

野菜を大きめに切り、じっくり煮込んだ一品だった。仕上げの味加減には自信があって、皆に食べてもらうのを楽しみにしていた。

食卓に並べ、皆が席に着いた。やっと食べてもらえると思った、その瞬間だった。

鍋にルーを入れる義母の手

義母がスプーンで一口、味を確かめた。

眉をひそめて、すぐに立ち上がった。

台所から醤油を持ち、断る間もなく鍋の中に入れ始めた。

「薄いわね、息子が可哀想」

グルグルとかき回しながらそう言った。整えた味が崩れていくのが分かった。

悔しいより先に、情けない気持ちが喉のあたりに詰まった。何か言い返すべきか迷っているうちに、鍋は義母の手で仕上げ直されていた。

その時、夫が静かに箸を置いた。穏やかな声のままだったが、はっきりとしていた。

「僕は妻の味付けが一番好きなんだ。健康に気をつけなきゃいけないから、妻が塩分を気にしてくれている。正直、母さんの料理は塩分が強すぎて体がきつい。出してもらったものをそのまま食べてほしい」

夫があそこまで言葉にしてくれるとは思っていなかった。義母は顔を真っ赤にしたまま、何も言い返せなかった。

食卓に静かな空気が流れ、しばらく誰も話さなかった。私は黙って俯いていたけれど、胸の中でひっそりと、何かがほどけた気がした。

それ以来、料理への口出しはなくなった

その日を境に変わった。義実家に行っても、私の料理に義母がコメントすることはなくなった。手を加えようとすることも、一切なくなった。以前のようにチクリとした言葉が飛んでくることも、なくなった。

帰り道で「ありがとう」と伝えると、夫は「当たり前だよ」と短く返してきた。その短さが、かえって胸に沁みた。

3年分のモヤモヤが、あの一言でまとめて晴れた気がした。

義母との関係が一夜で変わったわけではないけれど、夫が味方でいてくれることをあの週末に確かめられた。それだけで、ずいぶんと楽になれた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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