1. トップ
  2. 30代女性が『セカンドハーフガールズ』を読んでみた。推しが八つ股不倫→40代独身女性3人は、人生の後半戦をどう生きていく?【書評】

30代女性が『セカンドハーフガールズ』を読んでみた。推しが八つ股不倫→40代独身女性3人は、人生の後半戦をどう生きていく?【書評】

  • 2026.5.25
セカンドハーフガールズ 稚野鳥子/講談社
セカンドハーフガールズ 稚野鳥子/講談社

【漫画】本編を読む

人生100年時代、と聞けば長く感じるが、その中で自分がどれだけ健康に、自由に、人生を謳歌できるのかと考えると、もうこの先そんなに長くはないんじゃないかと感じ始めている30代半ば。健康寿命、女性は75.45歳と考えると、もうそろそろ折り返しというところだ。……そう考えると、なんだか急に「やり残したことないかな」なんて焦るような気持ちが湧いてくる。

そんな人生折り返しを迎えたアラフォー3人の“人生後半戦”を描いたコメディ漫画『セカンドハーフガールズ』(稚野鳥子/講談社)の第1巻が発売された。

物語は、40歳独身の小山田寧々と五十嵐樹百合、同じく独身で36歳の広橋由宇のアラフォー3人に突如訪れた“悲報”から始まる。ある日、彼女たちが熱心に推していた男性アイドル「RENJI」にスキャンダルが発覚し、彼が失踪したのだ。「芸能界引退か」というニュース記事とともに、彼女たちの推しは突然目の前からいなくなってしまった。

今までの幸せだった日々が一転、黒歴史になってしまった彼女たち。一時は絶望に陥るものの、前向きに「新しいこと」を始めようとする由宇と、行きつけの店の店長から放たれた「もう人生の後半戦が始まっていますよ」という発言により、寧々と樹百合は一念発起。自分たちを「セカンドハーフ(後半戦)ガールズ」と称し、RENJIを忘れるために新たな一歩を踏み出すことを決意したのだった。

初めてのマッチングアプリ、同窓会で再会した元カレ、いつもと違う美容院で出会ったイケメン美容師……40歳を過ぎてから訪れる新たなトキメキに、彼女たちは浮つく。新たな出会いに振り回される彼女たちは、それはそれで楽しそうだ。もう若くはないし、転んだらケガの治りも遅いけど、人生後半戦、こんな面白い展開が待っているなら歳をとるのも悪くない。年齢で勝手に色々と諦めていたけど、私も何か新しいことを始めてみようか。読んでいるとなんだか自分まで生き生きとしてくる漫画だ。

文=園田もなか

元記事で読む
の記事をもっとみる