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夫をかわいい女の子に変換してみるとイラつく言動が許せてしまう? 今すぐ試せる、夫婦や人間関係のストレス解消法【書評】

  • 2026.5.25

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ちょっとだけ物事の見方を変えてみたら、あなたが今持っているストレスや悩みが軽減されるかもしれない。SNSで話題になり書籍化された『夫をかわいい女の子にしてみたら』(もぐ/KADOKAWA)は、そんな面白い試みを夫に対して行った妻によるノンフィクションコミックだ。

家事も育児も満足に手伝ってくれない夫にモヤモヤしていた妻が、意外とかわいいものや甘いものが好きな面を持つ彼に対し、「もし夫がかわいい女の子だったら意外と馴染むのでは?」というふとした思いつきから生まれた漫画だ。なので本作主人公の美少女「夫ちゃん」は、妻の脳内で見た目がかわいい女の子になった、就職氷河期世代の中間管理職のアラフォーで、話す言葉もそのままおじさんの夫だ。だが見た目が違うとこうも印象が変わるのかと驚くだろう。

普通だったら文句を言ったり怒りをぶつけたりしたくなる場面でも、かわいい女の子として見るだけでそのイラつきがかなり軽減されるから不思議だ。また、深夜にゲームセンターに行ったのにそこにいた怖そうな人たちを恐れてすぐ帰ってきたり、激辛カップ焼きそばに挑戦して涙を流したりする姿は、なんともいえない愛おしさを感じてしまう。また、高校生の息子の進路相談に真剣に向き合う姿などは、夫としての頼もしさを感じながらも、ただ女の子が強がって知ったかぶりをしているように見えるのも面白いのである。

家族や同僚、友人などにモヤついたら、本書を開き、そんな困った人たちを「かわいくて愛おしい存在」に脳内変換してみることをおすすめしたい。ちょっとだけ心が軽くなってはいないだろうか。そして、これまでとは違う角度で世の中を見てみたらどうなるか? という発想も生まれる、目からウロコの作品だ。

文=つぼ子

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