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【イジメ不登校】「家庭に問題があるのでは?」被害者を叩いた加害者ママ。数年後『残酷な現実』が

  • 2026.5.26

2025年の文部科学省の調査によると、小・中学校の不登校児童生徒数は12年連続で増加し、現在は約35万人ほどにのぼるそうです。筆者の友人・M華の娘も小学校時代のイジメが原因で不登校に。これは親として戦ったM華のお話です。

画像: 【イジメ不登校】「家庭に問題があるのでは?」被害者を叩いた加害者ママ。数年後『残酷な現実』が

イジメによる不登校

私の娘は現在中学3年生。
小学3年生のクラス内でイジメがあり、4年生からは完全な不登校状態になりました。

私は学校の先生やスクールカウンセラー、児童精神科の先生など、さまざまな方面へ相談を行ったのですが、娘の不登校は改善できず。
そんなある日、学校からの提案で、直接イジメの加害者児童の保護者と話し合いをすることになったのです。

加害者との話し合い

話し合いに参加したのはイジメの加害者児童の保護者、校長、担任の先生、私の7人。
不登校の原因となったイジメの経緯を話すと「証拠もないのに」「うちの子がそんなことはしない」「被害妄想なんじゃないか」など、受け入れがたい発言ばかりが飛び出しました。

特にイジメ主犯格の保護者・Yさんは「不登校不登校って騒いでるけど、それって家庭に問題があるんじゃないの?」と言い放ったのです。
娘がどれだけ傷ついているかへの理解が得られない現場に、私は深い悲しみを覚えるとともに、ここでは何も解決しないと思い、話し合いの席を後にしました。

大会での出来事

その後、私は娘と話し合い、元の学校へ戻ることだけが正解ではないと判断しました。復学はせずにフリースクールへ通うことにしました。
中学校は別学区の中学へ進学。
部活動はテニス部に入部し、不登校だった小学校時代が嘘のように頑張っていました。

娘が2年生になって市の大会が開催されたときのこと。
私が応援に行くと、小学校の時の同級生の保護者・Tさんと会いました。
Tさんは楽しそうに試合をする娘を見て「学校変えたんだね。でも正解だと思う」と言い出したのです。

それぞれの選択の先に

娘の小学校の同級生たちが行った中学校は、他の2つの小学校と一緒になります。
しかし、Tさん曰くすでに学級崩壊を起こしているとか。
当時、娘に対して心ない行動をとっていた子たちも、今はそれぞれ新しい人間関係の中で手痛い洗礼を受け、当時の娘と同じように悩んでいると聞きました。

その事実に、複雑な感情が湧かなかったと言えば嘘になります。
あのときYさんから言われた言葉が胸をよぎり、「誰もが、自分が蒔いた種と向き合うときが来るのかもしれない」と、静かに思いました。
加害者たちに今更謝罪してほしいとは思いませんが、イジメや言葉の暴力が、どれほど人の心を深く傷つけるものなのかを、大人も子どもも本当の意味で理解してくれる日が来ることを願っています。

【体験者:40代女性・パート、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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