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5代目『スーパーガール』は“完璧じゃない” Z世代ヒロイン!? 時代と共に進化する、不屈の歴代を振り返り

  • 2026.5.23
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映画『スーパーガール』日本版ポスタービジュアル (C)& TM DC (C)2026 WBEI

新生DCユニバース最新作『スーパーガール』が、6月26日に日米同時公開される。本作でミリー・オールコックが演じるのは、実写作品では5代目となるスーパーガール/カーラ・ゾー=エル。時代ごとに異なる姿で描かれてきた不屈のヒロインの歩みを振り返りながら、新たなスーパーガール像に迫る。

【写真】ミリー・オールコックが5代目スーパーガールに

スーパーガールことカーラ・ゾー=エルは、1959年発行のDCコミックスにスーパーマンの従妹として初登場したキャラクターだ。1980年代以降、映画やテレビシリーズなどさまざまなメディアで実写化され、その時代ごとの“スーパーガール像”が描かれてきた。これまで映像作品では4人の俳優がカーラを演じており、今回ミリー・オールコックが演じる彼女は、“5代目スーパーガール”にあたる。

1. ヘレン・スレイター:『スーパーガール』(1984)

『スーパーマン』シリーズの流れをくむ作品として製作され、ファンタジー色の強い世界観の中で、クリプトン星の生き残りたちが住むアルゴ・シティから地球にやってきたカーラの成長が描かれた。明るく健康的な魅力で、“スーパーガール=希望のヒロイン”というイメージの礎を築いた。

2. ローラ・ヴァンダーヴォート:『SMALLVILLE/ヤング・スーパーマン』(2001~2011)

若き日のクラーク・ケントを描いたテレビシリーズに登場。シーズン7からカーラ役として出演し、クールでミステリアスなスーパーガール像を披露した。スーパーマン誕生前夜の世界観の中で、クラークとの“いとこ関係”にも焦点が当てられている。

3. メリッサ・ブノワ:『SUPERGIRL/スーパーガール』(2015~2021)

テレビシリーズとして6シーズンにわたり放送され、スーパーガール人気を世界的に押し上げた。大手メディアに勤めるヒーローとして活躍するカーラの姿を描き、明るさと力強さを備えた人物像で多くのファンを魅了。クロスオーバー作品を通じ、アローバース(※DCコミックス原作のテレビシリーズが共有しているユニバース/世界観)の中心的人物としても存在感を放った。

4. サッシャ・カジェ:『ザ・フラッシュ』(2023)

『ザ・フラッシュ』に登場したスーパーガール。DC映画史上初となるラテン系スーパーガールとして大きな注目を集めた。囚われの身として登場し、荒廃した世界の中で希望を背負う存在として描かれるなど、これまでとは異なるワイルドかつ孤高のスーパーガール像を体現した。

そして、その5代目スーパーガールを演じるのが、オーストラリア・シドニー出身で、彼女自身も“Z世代”のミリー・オールコック。次世代を担う若手俳優として注目を集める彼女が、新生DCユニバースの次なる主役=スーパーガール/カーラ・ゾー=エルに新たな息吹を吹き込む。

スーパーマン/クラーク・ケント(デヴィッド・コレンスウェット)のいとこである彼女は、故郷クリプトン星の崩壊ですべてを失い、帰る場所もなくしたまま、孤独の中を唯一の心の拠り所である愛犬クリプトと生きてきた。しかし、その日々も突如現れたクレム(マティアス・スーナールツ)によって一変する。クリプトがクレムによって毒に侵されたのだ。残された時間はわずか3日。解毒剤を求めるカーラは、同じくクレムに家族を奪われ復讐を誓ったルーシー(イヴ・リドリー)とともに、宇宙をまたにかける壮大かつ危険な戦いへと身を投じていく。

ティザービジュアルで見せた、どこか脱力感のあるチルな姿。予告編で映し出された、酒に酔い、やさぐれ、踊り明かす姿。そして、スーパーガールのコスチュームをまとい、圧倒的な力で強敵をなぎ倒す瞬間──。ギレスピー監督が描き出すのは、これまでの“完璧なヒーロー像”とは異なる、どこか人間くさく親しみやすいキャラクター像だ。

“完璧じゃない”からこそ目が離せない。新世代スーパーヒロイン、スーパーガール/カーラ・ゾー=エルの成長と勇姿を、ぜひ劇場で見届けてほしい。ミリー・オールコックが演じる5代目スーパーガールが、先人たちが築き上げてきたレガシーを受け継ぎ、新たな伝説を刻む――。

映画『スーパーガール』は、6月26日より日米同時公開。

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