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タイ国王の長女、健康状態が「悪化し続けている」と王室が発表 4年前から昏睡状態が続く

  • 2026.5.23
パッチャラキッティヤパー王女(Princess Bajrakitiyabha) NurPhoto / Getty Images

タイのラーマ10世国王の長女で、オーストリア駐在大使も務めたことのあるパッチャラキッティヤパー王女。約4年前から昏睡状態が続いているが、ここ数か月で容態が悪化していることが明らかになった。

王女は2022年12月、愛犬の訓練中に意識を失い病院に搬送された。王室によると原因はマイコプラズマの感染による心臓疾患。医師たちが治療に当たったが王女の意識は戻らず、今も昏睡状態が続いている。王室の発表によると「医療チームは引き続き王女に万全の治療を施し、注意深く経過を観察している」とコメント。王女が患っている感染症は「制御不能で複数の臓器に影響を及ぼしている」と説明、そのせいで「低血圧、不整脈、血栓を引き起こしている」としている。王室は「王女には薬が投与され、肺と腎臓をサポートするための医療機器も使われているが、容態は悪化し続けている」と述べている。通信社「ロイター」が報じている。

2017年の式典で。パッチャラキッティヤパー王女(Princess Bajrakitiyabha) Pacific Press / Getty Images

現在王女は最初搬送された病院ではなく、チュラロンコーン国王記念病院で治療を受けている。トップクラスの医師たちが担当していると報じられているが、王女の回復は見込まれていない。

ラーマ10世国王(King Rama X of Thailand)、スティダー王妃(Queen Suthida of Thailand) Gisela Schober / Getty Images

タイ王室では、現国王が後継者を指名するルール。王女はコーネル大学を法学の博士号を取得している才女であり、父のラーマ10世国王からの信頼も篤い。2012年には国王の護衛で重要な役割を担う王室警護司令部の参謀長にも任命されていた。そのことも手伝い、次の国王の第一候補と囁かれていた。その王女が倒れてしまい、国王の後継者は決まっていないという。王女が、そしてタイ王室がどんな運命を辿るのか、ロイヤルウォッチャーの注目が集まっている。

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